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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

バジルペースト・・・今度こそ最後か

2008-12-09 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

たった1本のバジルの鉢、今年は何回バジルペーストを作ったことか・・・・。
10月18日に丸裸にしてほっとしていたのもつかの間、11月下旬に、またもやこんもり茂って参りました。

昨年までずっと、葉っぱを一枚ずつ湿らせたキッチンペーパーで拭いていたのだけれど、前回は枝ごと切ってざぶざぶ洗い、、生け花のように活けて水分を蒸発させました。楽子さんから教えて頂いた、この「生け花方式」の簡単さには目から鱗でした。

そして今回はもっと簡単。
鉢植えのまま、シャワーノズルのついたホースで、上から下から、シャワシャワとよく洗います。そして(鉢を地面に打ち付けて、おおまかな水滴を振るい落としておき)それを放置。
名付けて「シャワー方式」。

朝にシャワーを浴びさせておけば、午後にはすっかり乾いています。
部分的に、くるん、と丸まった葉っぱの裏側に水が溜まっていたりしますが、それは摘むとき拭き取ります。

ニンニク、塩、松の実、オリーブオイルをスティックミキサーでピュレ状にしておき、葉っぱを摘んで、オイルを足して更に粉砕して出来上がり。
あっという間です。
なのでびんの準備は全ての作業に先立ってしておく必要があります。


もう何回目か、数えられなくなってきたけど、バジルペーストが出来ました。
多分これが、今シーズン最後。のはず。

2008/11/21作
2008/11/21作 バジルペースト


瓶詰めしたあと、冷凍庫にしまってあります。
冷凍庫中にバジルペーストの瓶がゴロゴロしています。すごく邪魔です。
(これから干し柿もしまいたいのに)
誰か貰って・・・。
コメント (10)
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御所柿

2008-12-09 | +フルーツ

もひとつ、こちらもmiyakoさんから頂いた柿です。
miyakoさんのご実家にある木で、「御所柿」というそうです。

明らかに見慣れない形の柿です。


2008/11/26
2008/11/26 ころりんとした御所柿


御所柿というのは初めて聞く名前です。

鳥取には花御所柿という晩生(収穫期11月中旬~12月上旬)のゴマの入らない甘柿があります(写真は、たとえばこちらをご覧下さい)。

JAとっとりのHPによると・・・)
今から約210年ほど前の天明年間に、郡家町「花」の農民・野田五郎助という人が大和の国(現在の奈良県)から「御所柿」の枝を持ち帰って、渋柿に接木したのが始まりで、当時は「五郎助柿」とよばれていた。
1908年(明治41年)に米子で開催された山陰鉄道の開通記念博覧会で一等賞を得て有名になり、その後植えた土地の「花」+原種名「御所」で、「花御所柿」と命名された。
肉質がとても緻密で果汁が多く、糖度が20度以上でとても甘い品種です。ただし、熟していない時はまだ渋く、11月になって霜がおりるようになると葉が落ちはじめ、実も赤くなって甘くなります。収穫期が11月中旬から12月上旬と他の品種に比べ遅いので贈答用に使われる。


奈良の御所柿は、地名の御所(ごせ)から来ているので、読み方は「ごせがき」かもしれません。
「御所柿」で検索すると、岐阜にも天神御所柿というものがある(あった)そうです。
こちらの断面図を見るとやはりハート形なので、奈良の御所柿と近縁なのかもしれませんね。

以前花御所柿は買ったことがあります。
(ブログの記事にしなかったのが悔やまれるわ・・・)
こちらにあるように、ヘタが窪んでおり、ヘタを下に置くと、おしり側が綺麗な四角錐で盛り上がっています。切ってみると縦断面はハート形、横断面は丸みを帯びた四角形です。


ところがmiyako家の御所柿、花御所柿とは違う系統のようです。

上から見ると、まん丸。

2008/11/26
2008/11/26
2008/11/26 miyako家の御所柿


そしてどの柿とも違っていると思ったのが、横から見た形。
ヘタ付近が盛り上がって、ころんころんのまん丸です。

  か、かわいい・・・・・☆

果肉にはゴマがないタイプです。
そして味は、非常に濃厚な甘さ!!
干し柿より甘いかも、と思うほどです。

これは絶品。
鳥取の花御所柿は、糖度20度を誇るそうだけれど、これはもっと行くのでは。
何しろおいしい柿でした。

miyakoさん、ありがとうございます!
コメント (2)
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