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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

茂木(もてぎ)のいちごジャム

2006-04-17 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
4/14(金)那須にある父のセカンドハウスに棚をつくりに行くことにした。
でも私の本当の目的はいちごジャム作り。

途中に道の駅「茂木(もてぎ)」があって、ここはいちごが名産なのだ。
金曜日のせいかまだ沢山残っていたので小粒で安いものを大量に買い込んだ。
(果糖、レモン汁、ガラス瓶など必要なものは持っていった)

180円袋入り×7=1260
130円パック×4= 520
150円パック×1= 150  計1930円

いちごを買ったあとはいちごジェラートを食べてみた。
ラジオで、この直売所では生のいちごを練り込んだジェラートがあって行列ができるほどの人気と聞いて食べてみようと思って。ふだんはなるべくアイスクリームは食べないようにしているのだけれど、今回は特別に自分に許可をしたのだ。

値段は300円。
ミルクジェラートを一人前取り分けて、生のいちごと一緒に冷凍庫の金属ケースの中でへらでねりねりしてコーンに盛り上げてくれた。

行列が出来る理由がわかった。
いちごとアイスを練るのにかなり時間がかかるのだ。

味は?まあおいしい。でも使ういちごはたったの4個。これはラジオでは言っていなかった。もっと沢山まぜてくれるのかと思ったなあ。
ふつうのジェラートはシングルが250円だから、いちご4個+労力が50円に相当する訳だな。


茂木を出発して、更に別の店で200円のものを1パック購入。
合計2130円分のいちご(重さをはかっておけばよかった)。ゆたかな気分。(この先労働が待ってるんだけどね)

那須の家には私がプレゼントした(置いておいてもらっているともいう)ジャム作り用の大きなおなべがある。父に手伝ってもらってヘタを取ってこの鍋に入れていった。
いちごジャム作りで一番時間がかかるのはこのヘタ取り。
別に苦ではないのだけれど、時間短縮しにくい作業なのだ。一人手伝ってくれる人がいると、かかる時間が全然違って本当にありがたい。
約2000円分のいちごは鍋にちょうど満杯。

果糖とレモン汁を振りかけてしばらくおく。
今回グラニュー糖は使わず果糖のみでやってみた。製菓雑誌に、果糖を使うと赤いフルーツは赤味がより濃く発色する、というのを読んだので。

夕食後しばらくしてから煮始め、大量の果汁があがったところで果汁だけおたまですくって別鍋で煮詰めていった。ここで私の中途半端だったところは、煮詰めるのだから水面の面積が広いほど速く煮詰まるだろうなあ、とは思いつつも小鍋ひとつでやっていたこと。
煮詰めた汁をいちごと混ぜ、再度おたまでくみ出して煮詰めているときに父に指摘された。「煮詰めるんだったら大きい鍋の方がいいんじゃないの?」
やっぱりそう思う・・・?。大きい鍋はアルミ製だし、フライパンは油っぽいし・・・、小さなステンレス鍋を煮詰め用に投入した。もっと前からこうしていればよかったよ・・・。

(2つめの鍋を導入するのが遅れたせいで)煮詰めるのに意外と時間がかかり、あと瓶詰めにも意外と手間取りできあがったのは真夜中近くになっていました。
(ジャム用漏斗、本気で買う気になってきた)

できあがりは(大きめのびんで)8個半。1個あたり270円弱かな(いちごのみで)。
茂木で売っていたジャムはこれよりずっと小さいびんで1個500円もしました。
つくった甲斐があったかな?

果糖に変えて何が違ったか。
まず苺から水分がしみ出す速度が速かったような気がする。雑誌にそう書いてあったからそんな気がしただけかもしれないけれど。
あと、仕上がりの色もたいへん綺麗な赤色。
でもこれは茂木のいちごのせいかも。ここで売っているいちご(とちおとめ)はヘタをめくってもまっかっか。よそのいちごはここまで全体が赤くはありません。
収穫期のもののみ厳選しているということもあるだろうけれど、ヘタの下まで赤くなるなんて、何か特別な栽培方法があるのだろうか。
レモン果汁をふんだんにつかったことも色と関係するかもしれない。
果糖でのジャム作り研究続行の予定。


右:2006/4/14作成 いちごジャム
(主に茂木産いちご、果糖、レモン果汁)
左:2006/4/17作成 真壁産いちごのジャム



いちご自体の赤さは茂木の方が赤かったけれどジャムにするとどうかな?
右のおおきいびんは冷蔵庫から出して写真をとったので、表面に結露してちょっと発色がよくないけれど、実物は同じくらい。
いちごぎっしりで豪華~。

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コメント (6)
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