● ちくちくのなべつかみ

面白い

いたいけな

でも思いを感じる

なべつかみ　のようなものを露店で見つけた。

10組あったのですが

持ち帰って洗濯し、アイロンをあて乍ら なべつかみらしきもの と向き合ってみたところ

あくまでも個人的見解ですが、染みがひどいのはなべつかみとしてはどうなのだろう。。。というわけで

5組だけ、紹介画像を撮りました。




ポイントは、あくまでも雑巾をなべつかみに作り替えた訳では無く

始めからこの人は、なべつかみを縫いたかったのね　と、縫い目を見ていて発見してしまった時の気持ちの伝わりと

おそらく使わない時は掛けておけるように、の紐。よくわかる。


誰かにあげる為だったのか、それともよほど沢山鍋をお持ちだったのか。


明治～昭和初期の木綿地（ものにより時代はまちまち）を昭和初期に刺し子したものかと思います。

作られた当時で既に古布を使用したものです、多少の染みやヤケが有るものも有りますので

お店にいらしたら状態を確認して見て下さい。






5枚有るうち

一番小さい藍無地が 幅8.5 長さ12（紐の長さ30）cm

一番大きい麻の葉の型染めが 幅11 長さ17（紐の長さ36）cm　


☆ 完売となりました、ありがとうございます。


↓ いずれも、4～6枚位の古布を重ねてちくちく刺してあります。大変なこってす。




こういう暮らしの中のとある民の工夫の品 が残っていてくれて、嬉しい。

こういうのが台所に、欲しかった方へ。


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