古道具屋人生において初めて、心惹かれる印花布に出会いました。
先月訪れた北京にて、店にうず高く積み上がった50枚程のお布団皮の山から、麻地はたった1枚だけ
木綿地は地白で心惹かれる図柄のものを２枚だけ見付けましたがそれは未だどのようにご紹介すべきか思案中
今日は一先ずこのままでインテリアにお使い頂けそうな麻地の１枚をご紹介
それは地白で牡丹・笹竹・梅などの吉祥文が藍染めされた麻地の布
３幅が継がれて丁度お布団サイズ
画像ではお伝え出来ないのですが水を何度もくぐって柔らかく育った麻
夏の掛け布団で作られ使われたのでしょうか。
調べてみると６００年も前から中国には型染めが有り
中国西南部や台湾などの地域で染め出されて来たのだとか
沖縄の藍型（えーがた）のルーツにもなったと言われる藍(らん)印花布
そう言われてみれば図案や技法に共通項が見受けられます。
当店でも昨日からついに扇風機に活躍してもらい始めたのですが
風で揺れる様と壁に映し出される麻地ならではの影が
目にも涼やかな夏に愛でていたい古布。
20c初頭～中頃
麻
W128 L160 cm
＊ご売約済みとなりました、有難うございます。
影までも涼しげです。
FUCHISO (フウチソウ)
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