17世紀初頭、東インド会社により海を渡った日本の磁器は
当時のヨーロッパで大流行し輸入の品だけでは人気に追いつかず
またその完成度の高さを目指すべくヨーロッパ各窯で模倣(写し)し焼成されたのだとか。
色鍋島 と 柿右衛門様式 を取り込み解釈されて
18c中頃~末にデルフトで表現された ジャポニズム という見解です。
裏の窯印ですが、2通りに見えてしまい答えに辿り着けずじまい
P A K → デルフトの ド・グリクシュ・アー工房 陶工P.A.コックス(伊万里様式写しの名工と言われる絵付け師)
A R → マイセンのARマーク(これもヨーロッパ各地の窯で模倣して使用されている)
ご存知の方ご教示下さいますと幸いと存じます。
縁の釉剥げは見られますが、ニュウやホツは有りません。
φ23 × H3 cm
* おかげさまでご売薬済みとなりました、ありがとうございます。
写し にも色々有りますが
異国の文化に触れた時の人間の高揚を
本来の物に近づける(模倣)というタイプではなく
このデフォルメされた表現でユニークさを持って物が伝えてくれているような、魅力。
_____________________________________________________________________________________________
FUCHISO
〒150-0001 渋谷区神宮前3-7-4和泉ビル201
電話 03-5474-7107
● OPEN 12:00-18:00頃 仕入れ・骨董市出店等により 不定休 での営業とさせて頂いております ↓
◎ 1月の営業予定はこちらです→ ★
お手数をお掛け致しますがご確認の上、お出掛け頂けましたなら幸いと存じます。