介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

母 退院[その2]

2012-05-16 12:39:20 | 日記
一昨日の続きです。

話は5/11(金)の午後に機械設置が終了した時点から始まりますが、チョット頭にきたことがおきたので、今回はそのことだけに限定して書きます。

機械の操作説明で「精製水」は自分達で用意する様にと言われたので、なじみの薬局へ。
ボルタレンがあまり効いていないので、行った序に薬剤師でも薬局のある奥さん[以降、『薬剤師』と書きます]にシップ薬の可否を聞こうと思い、病院で渡された薬一式を持参。
痛みが治まらないので、当初は自転車を漕げるのかが心配だったけれど、何事も無く到着。

精製水は在庫切れだったので発注して2本取り寄せる事にして、母の入院の経緯や私のことを薬剤師と話していると、薬局のすぐ近所に住んでいる男性(何度か顔は見ています)が来店。
近づくなり、話している私の後ろから、手に持っていた週刊誌をカウンターに投げつけてぶつくさ言い始めました。
私に対して薬剤師が「ボルタレンが強い鎮痛剤であり、これが効かないのであればモルヒネになる」とか、「適当に購入した湿布薬では、薬の相乗効果で悪影響がある。薬剤面が黄色(黄土色)になっている湿布薬(薬剤師が具体的な商品を複数提示)を使いなさい」などと説明をしていたので、男性は無視された状態だった。
そのような状態であった事がそもそもいけなかったのか、男性が「おい、こら。お前」と何度も呼びかけてくる。
私は痛みから急に振り返る事も出来ない状態もあり、薬剤師が「何なの?今、お客さんに薬の説明中だから待っていて」と返事をすると、男性は「お前だよ!返事しろ」と怒鳴り始める。
再び薬剤師が「だから今、返事したでしょう」と答えると、男性は「あんたじゃないよ、そこに立っているみすぼらしい人。聞こえないのかよ」と挑発行為。
仕方なく、ゆっくりと「回れ左」をして男性の方を見て、『すいませんね。体が痛いからすぐにはそちらを向くことができないんですよ』と謝ると、男性は「お前生活保護者だな。親子して生活保護を受けて自堕落な生活をしている」と訳の判らない事をしゃべる。
『私、働いていますよ。正社員(一応、管理職なんだけどな~)』と、やんわりと返答。
「だったらどこで働いているんだ!」と聞き返してきたので、『何で、彼方に教えなければいけないんですか』と拒絶回答。
「やっぱり答えられない。金曜の昼間にブラブラしているのに何が働いているだと?生活保護者が!」「おれは顔をみれば生活保護者を見分けられるんだぞ。謝れよ!」と、頭に乗った事を言うので、薬剤師が「この人、ご両親の面倒を見ながら働いている立派な人よ。あなた、商売の邪魔をするなら出て行って」と援護してくれる。
これで男性の不満が増したのか、「うそを言ったって調べれば判るんだからな。俺は○○警察署に知り合いが居るから覚悟しておけ」と脅し文句。
私の従兄弟の中で2名は警察官(1名は退官)だし、義理のオジは複数の刑務所所長を歴任して退官しているので、つい『あぁ~そうなの。調べたければ調べたら。従兄弟の一人は県警に勤めていたから、警察関係者だったらすぐにウチのことはわかるよ』と挑発した上に、『オジが刑務官だったからね。(根拠も無い疑いでその警察の知り合いと言う方に私達を調べると、その知り合いの方が署内で)色々と大変な事になりますよ』【注1】と余計事を言ってしまう。
すると男性は何を聞き違えたのか「お、俺の同級生が○○刑務所ではたらいているんだぞ。お前の一族がヤクザだからって怖くないからな!」「ヤクザ者が俺を脅していると言って警察に電話するぞ」と絡んでくる。
薬剤師と二人して無視していたが、声を荒げて邪魔をするので、とうとう、薬剤師が「それじゃ~電話してあげるから、あんたがお世話【注2】になっている警察の番号を教えなさいよ」といって、男性が所持する携帯電話に載っていた警察署の電話番号をコール。
警察に電話がつながり、薬剤師が1分程度状況を話した後に、男性に受話器を渡して話をさせる。
その間に、薬の再説明。
それが終わると、薬剤師が男性から受話器を取り返して、電話先の警察官に「大丈夫です。お手数をお掛け致しました」と言って電話を切る。
薬剤師は「無視していなさいよ」と言うけれど、まだ騒ぎ続けている男性に私が捨て鉢に『ごめんなさいね。何が気に食わないのか知れないけれど、彼方の気に触る何かを言った様だから、その点は謝りますよ』というと、「けっ!最初から素直に謝ればいいんだよ。ヤクザをチラつかせて脅したって無駄だと言うのが判っただろう」と言って多少は落ち着いた感じとなる。
男性が落ち着いたので薬剤師が店から追い出したら・・・運悪く車で来店して来た女性客に対して絡み始めて、女性は車から降りられない状態。
これに怒った薬剤師が「邪魔をしないで帰りなさいよ」と言いながら男性が乗って来た自転車を移動させてと、数回の文句を垂れて男性は自転車を押して道路を歩いていく。
ひと段落着いたので私も薬局を後にする事にして、道路を渡ろうと店の前でしばらく車が切れるのを待っていると、先ほどの男性が又戻ってきた。
再び文句を言われるのは面倒なので、数歩だけ店の方に後ずさりして通り過ぎるのを待っていると、「通れないだろう!」と文句。更に後ずさりして『どうぞお通り下さい』と促すと、「邪魔するな」と怒りながら、押していた自転車ごと店の中に入っていく。ここで私が再び店の中に入ると騒動が大きくなる懸念もあったので、薬剤師に『大丈夫?』と尋ねると、「心配無いから。お母さんによろしくね」と返事。そのまま店の前で車が途切れて渡れるようになるのを待っていると、男性が出てきて、「何愚図愚図しているんだよ!」と文句を言いながら、先ほどとは別の方向に消えていきました。

翌日、母を連れて薬局に行くと男性の使用している自転車が止まっているので、向かいにあるスーパーでの買い物を先に行う。
買い物を済ませて再び薬局の方を見ると自転車が消えていたので、薬局に顔を出す。
薬剤師によると
 「行政の方から男性に対して施設への入所斡旋が有ったけれど断り、色々と言われてムシャクシャしていた。そんな状態の時に読んだ週刊誌の記事(橋本大阪市長の顔写真が載っていた)に生活保護者に対する悪口が載っていたので、頭に来た箇所に赤線を引っ張っていつものように愚痴を垂れようと訪れたら」
 「あのあとも、誰彼かまわず『お前、生活保護をうけているだろう』『お前みたいなのが生活保護を受けるから、受給が減るんだ」』とイチャモンを付けていた」
との事。


【注1】
私の従兄弟(障害者)が中学生の時に、自宅近くのコンビニ(当時は酒屋兼食料品店)へ行くために道を歩いていたら、ある事件の容疑者に似ていると言う事で数名の警察官が声を掛ける。
それにびっくりした従兄弟はパニックになって、まともに返事が出来ず、走って家に戻る。
その行為で嫌疑を深めた警察官は追跡した上で、パトカーまで呼び寄せる。
家に居た叔母は息子が走って家に戻ってきた上に、玄関や窓を施錠すると言う奇行に驚いていると、玄関を荒く叩く音がする。玄関を開けると、そこに立っている警官が息子を連行すると言うので・・・これを聞いた後に叔母がとった行動が、件の刑務所所長へ電話。
偶々、その警察署の所長と刑務所所長であるオジとは幹部交流等で知っている間柄だったから、即撤収命令。
後日、警察署長を始めとする責任者約5名が、刑務所長の上京日にあわせて叔母宅を訪れ、土下座の平謝り。
その後、警察官をしている従兄弟達にもこの話が伝わり、それぞれの上司や同期を通じて再度の牽制。

【注2】
噂によると・・・この男性、薬局の斜め後ろに立っているアパート団地に住んでいる町内でも有名な迷惑人物であり、団地内の居住者による通報で警察署に連れて行かれること数知れず。警察署のほうも担当する警察官がホボ固定化しており、顔なじみ状態。
尚、どのような経緯でそうなったのか知りませんが、(当時は労働省の外部団体が管理していた)団地に入居した時には既に生活保護を受けており、入居から何年経過しているのかは知りませんが、入居してから正業に就いた事は一度も無いとの事。別れた妻子は居るが、先方は交流を拒絶。


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