介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

母 あることでプンプン

2012-09-03 13:24:38 | 日記

毎度同じ始まり文ですいません。
先週も父のところへは行きませんでした。

日付前後して書きます。

9/2(日)
 昨夜から断続的な大雨が続いていたので、出かけることは出来ませんでした。
 1日中、昨日の件でぶつくさ文句を言い通し。

9/1(土)
 私の仕事を軽減させるために雇い入れる予定の人との顔合わせのために出社。本当はお昼前に会社に着けばよかったのだけど、毎月1日(基幹系サーバーの第一稼働日)には処理できる作業があるので定時出社。
 この雇い入れに関しては、当社の元社長が大反対だったので、増員すると言う行為自体が認められるまでに約3年掛かり、且つ、正社員にしてしまうと解雇が難しいからという理由なのかは定かではありませんが、フルタイムのパート扱いと言う形で決着【注】。先方には正社員として雇用と話をしていた為、それを含めて当人に確認するための顔合わせとなりました。
 で、顔合わせと昼食会(社長、私、来て貰う予定の方の計3名)等を済ませて、15時にはお開きとなりましたので、電車が休日ダイヤであることを考えると家には17時ごろに到着予定。
 最寄り駅から自宅に電話すると誰も出ません。丁度、バスが出発する時間だったので、急いで家に向かうと・・・下車する停留所から100m強手前で、反対車線[仮に「上り車線」と呼びましょう]を手押し車(シルバーカート)を押している老人がいることに気づきました。最初は何処の誰かは判らず『車に引かれたらあぶないよな~』と思っていたのですが、近づくにつれて『手押し車が買ってあげたのと同じ花柄模様』『着ている服が・・・』ということで、すれ違う時にチラッと横顔を見ると母です。
 バスを降りてすぐに上り車線へ渡ろうとしたけれど、下り車線の車がなかなか切れずに渡ることが適いません。何とか上り車線に渡り、母に追いつくことが出来ましたが、その時点で母をよけたくても下り車線から来る車両が途切れないので渋滞を生じさせております(路線バスが真後ろ)。バスの運転手に手と目で合図してチョット止まって貰い、歩道を兼ねている下水溝に母と手押し車を押し上げて、上り車線の渋滞はどうにか解消。
 最後の難関は、母に道路を横切らせること。横断する場所はS字カーブの端である上に、建築業者が資材置き場として使うために鋼鈑による高い塀を立てているので、誰かが先に下り車線側に渡って於かないと車を確認することが出来ません。私が下り車線に渡り様子を見ていると、上り車線の車は手前で止まり、「わたりなさい」とパッシングしてくれたのですが、下り側は私が手をあげても止まってくれません。痺れを切らしたのか、母が勝手に道路を横断し始めてしまい、あわや下り車線の車に引っ掛けられてしまうところでした。いゃ~ビックリしました。散々母を叱ったのですが、「死んでしまったほうが楽でしょう」と嘯くだけ。
 そして、家に着いたのが17:30頃。私の方から『今から買い物に行こう』と声を掛けて、そのまま何時ものスーパーへ。その途中でなじみの薬局へ寄った時に母がオカンムリとなる出来事が発生いたしました[大分引っ張ってしまいました]。
 私達が薬局には入った時には、薬剤師の女先生と見知らぬ女性の2名だけが居たのですが、私たちの姿を見て薬剤師の方が「この人も住友(毎回使っている仮称)さんなのよ。知っている?」と私達に尋ねます。相手の女性も私たちの顔だけは知っていたようですが、何処の誰かは知らなかったので、双方が頭の上に「?」を浮べる事に。薬剤師が母を指して「○○さんの家族よ」というと、相手の女性が「ウチ、油屋(屋号です)。そうなの、○○さんの奥さんとお子さんだったの。ウチのお婆ちゃんもあそこの施設に入っていて・・・・」と一方的に話し始めます。母は余り相手にしたくなかったのか?黙っているので、私が話に相槌を打ったりしていると、母にとっての禁句が・・・母のことを「○○さんの所のお婆ちゃん」と、何度も呼んでしまったのです。そりゃ~既に喜寿を過ぎた後期高齢者ですから「お婆ちゃん」と呼ぶのは強ち間違いではありません。でも、「○○さんの所」とは、父のことですから、母は「奥さん」が妥当。そして、母が「お婆ちゃん」と呼ばれる謂れがないと理由が「孫が生まれていないのだから」。
 このあと家に帰ると文句の言い通しで、晩御飯を食べるのも、お風呂に入るのも遅くなるし、日曜日の晩御飯は炊飯器のスイッチを入れ忘れて更にヒートアップ。

【注】
 当社の社長だった時、母が15時ごろに会社に「胸が締め付けられて苦しいから、出来るだけ早く帰ってきて」と電話を入れきたので、症状を甘く考えていた私が理由を言って定時で帰ろうとしたら「胸が苦しかったら、電話をかけてくることは無い。どうせ嘘だろう」と嫌味を言ったり、翌日出社すると「それ見たことか大丈夫だっただろう」というから、「狭心症で死に掛けておりました。今、集中治療室です。これが病院へ出す書類です」と突きつけると、バツが悪かったのか最後には「親の葬式は近所の人に任せて仕事に出て来い」といった人間です。ナニが評価されたのか、これまで当社へ出向して来た方は勇退なのに、この方は親会社に戻り、現在は親会社の代表取締役副社長。
 当社に来る前は親会社の人事部長を務めており、ご自身は労働問題や法律に強いと自負しておりました。でもね~この方の喋る労働法令の運用方法って、幾つかのやり取りで判ってしまいましたが「ご自身が入社した昭和40年代+ご自身の都合のいい解釈」なんですよね。「有期契約によるフルタイムのパート労働者」に対して何度も契約更新したら、法律上は好き勝手な時に「あなた今日で契約終了ね」とは出来ないのを知っているのかな~。私にすれば『問題なければ10年以上雇用する予定だし、正社員と待遇が変わる点もないので、「有期雇用契約」に拘っても意味無いよね~』
 因みにこの方、↓サイトのメルマガで大好きでしたよ。
[このサイト運営者様の書いていることは間違っておりません]
  http://www.tamagoya.ne.jp/roudou/183.htm