介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

介護していません

2011-07-17 11:56:20 | 日記
昨日、いつもの様に父の所へ行ってきました。今回は15分でしたので、短いですね。

平日であれば朝の4時に起きて炊事や洗濯をしている私たちですが、土曜日や日曜日はどうしても起きるのが遅くなります。
ご多分にもれず、昨日も7時少し前に起きました。家を出たのが9時30分過ぎ。
前回、熱中症気味になったので、母には帽子を被らせました。

施設に着くと今回も先客が居り、入り口には男性向けのスニーカー(多分27cmは有ったと思う)が1足置いてあります。別に他の家族の方が居られようと構わないのですが、今まではこの時間帯に複数の家族が面会に来る事が少なかったので、どちらの入所者の関係者なのかな~と思っているだけです。以前だったら、ノートに「誰のところに」「どなたが」「何時から来て何時に帰った」が書いてあったのですが、色々と有った様で現在は単票による面会票をホルダーに入れて持ち歩くだけです。同じ介護生活とは言いませんが、他の入所者のご家族とも偶にはお話しをして、情報交換もしてみたいものです。[現在の施設が一番頻繁ですが、これまでに入所した3つの施設では家族同伴でのイベントが行なわれるので、機会が無い訳では有りません。ですが、何故に平日が多いのか??]

さて、話しが1F玄関内から一向に進まないので・・・2階に上がりましょう。
2階に上がると、日光を遮る為に全てのカーテンが閉じられておりました。全体に以前より薄暗いです。そうそう、施設の入り口にA4横で『当施設での節電方針』見たいなのが1枚貼ってありました。しげしげとは読んで言いませんが、そのせいかもしれません。
前回は2Fエントランスで父に出会ったので、偶然を期待してのですが居りません。節電を謳っているのに、エントランスに於いてあるテレビは誰も見ていないのに「ぶらり途中下車の旅」が流れています。
エントランスに居ないのであればとりあえず部屋に居るかどうかを確かめようと、私が先に部屋の様子を見に行くと、父が横になっています。私が「お母さんは直ぐ来るからね」と言うと、父は寝惚けているのか「来なくてもいい。帰せ」との返事。「それじゃ~本当に帰してしまうよ」と言って、部屋を出て廊下を歩いてくる母に向かって「お母さんにはもう合いたく無いから帰れって」と冗談で言うと、父は「かかあには会いたい」と急に頭の回線が繋がりました。
お茶の時間まで10分程度あったので、『起きろ』『起きない』『お茶はまだ入っていない』『お茶はまだ熱いかもしれないね』の軽い遣り取りをしている最中、急に父は「家に帰って好きにして居たいけれど、トタンで屋根を作ったから暑くって住んでいられないな~」と言い始めました。そこで、私が『今年は特に暑いから、叔父さんが死んだんだよ』と、先週書いた親戚の死亡を言うと、「誰が死んだんだ」と、先週の事をスッカリ忘れています。再び、隣の小父さんが91歳で死亡して、父の妹の旦那が80歳で死んだ事を伝えました。

お茶の時間になってもベットに横になったままで起き様としないので、『用がなければ帰るよ』と言うと、何か言いたそう。『夕方までここに居ればいいのだろうけど、ここで昼食は食べられないし、早く買い物に行かないと、暑くって倒れちゃうから帰るよ』と諭すように言うと、納得したのか「それじゃ~早く帰れ」と言ってくれたので、施設を後にしました。