トラ応援と観光記

トラキチ『キリジイ』のブログ
観光 他なんでもあり記

東大阪石切,辻子谷の水車

2006-03-11 16:36:37 | Weblog
今朝の産経新聞朝刊13面の『消えた日本人、再発見の旅』の記事の中に石切辻子谷の水車が取り上げられていた。
それによると生駒西麓では江戸、寛永年間から水車産業が発達、『日本一の水車郷』とよばれたらしい。5mから7mの巨大水車が昭和18年にはまだ117輌もが廻り、内44が辻子谷に集中していたとある。54年には最後の水車も止まりすべて電力に移行した。

主に水車動力を使って生薬(和漢方薬)を石臼で打つ粉末作業に使われ、近代には釘の材料になる伸線業にも利用された。今でも石切には伸線業と製薬会社が多い。

地元の『昭楠会』の人々の努力で、昭和30年代の原風景を取り戻そうとされている。
それが今回の直径6mの水車製作の動機と記事にあった。

自宅から歩いて20分ほどの所にあり早速写真を撮ってきた。


辻子谷(ずしだに)の新しく製作された水車