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シドニイ・シェルダンが53歳の時(1970年)に執筆した最初の小説です。
作家としてのデビューは遅いですが、それまでは劇作家、脚本家として活動していました。
ーー精神分析医のJudd Stevensは、人生最大の危機に直面していた。
殺人犯の心理を分析できないと、自分が殺人犯として逮捕されるか、それとも殺人犯に殺されるかー
彼のもとに訪れる様々な症状を抱えた患者の中に犯人がいるのか。
登場人物の個性と、話の展開のテンポの良さが読みやすさにつながっています。
自分が疑われた反論として、犯行手口から犯人像をプロファイリングをすることや、女性患者が精神科医に恋をしてしまうこと(陽性転移)など、精神科の世界も描かれています。
題名のNaked Face (素顔)は、犯人の持つ素顔を見つけ出すと意味なのでしょうか。
犯罪者プロファイリングの最先端を行くFBIがプロファイリングの専門組織を設けたのが1972年なので、ベストセラーになった本書が犯罪捜査に精神分析や行動科学を取り入れることに影響を与えたと思われます。
犯人は誰なのか、どんな結末になるのか、この本のおかげで、通勤電車に退屈することはありませんでした。
プロファイリングは活躍してる分野ですしね~(日本も)
かなり楽しめそうな本goodです^^♪
古い本だけど、新しいですよ。
読者を裏切らないように、ちゃんと考えて楽しめるようにしているところが、シェルダンのいいところだと思います。
内容を書いてくださいましたので、引き込まれそうです。
原語の本を読むことが出来たら・・・と思いました。
通勤電車は退屈なので、本を読んでいます。
英語は、高校生くらいから進歩していないので、読むのに時間がかかっています。
平易な文章を書く作家を選んでいます。