【オロロンライン】
道の駅おびら鰊番屋で、タコ専門店の美味しそうなおつまみを購入。
袋の裏に、良く分かる地図があった。オロロンラインは、鳥の名前が由来。
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小樽から稚内までの海沿いを走るオロロンラインは距離が長く、一日ではたどり着けない。
小平町のやや北に位置する羽幌(はぼろ)温泉を目指す。
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【羽幌】
名は、アイヌ語のハポロペッが由来らしい。
羽幌は、かっては国内屈指の炭鉱の街だった。
今では、甘えびの水揚量が日本一らしい(羽幌町HP)。
【はぼろ温泉サンセットプラザ】
源泉掛け流し温泉がある。温泉は、道具持参で地元の方も利用してた。
夕食がいいね。ビールを少しと熱燗だね。
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はぼろは、炭鉱の街だった。山の中に遺跡があるらしいので出かけてみた。
【羽幌炭鉱】
1874年、石炭鉱脈が見つかるが輸送手段がなく、各社による小規模な採掘。
1941年、羽幌炭鉱鉄道が、炭鉱と鉄道を一緒に行い、国鉄羽幌線の羽幌と結び地域の足となった。
良質石炭を年間100万トン産出する一方で、ジャンプ台建設やスポーツ振興など地域発展に貢献したが、断層にぶつかったこと、石炭鉱業再建整備臨時措置法の期限等を理由に、1970年閉山を決定。
3000万トン以上の資源と7500人の関係住民を残して、30年で鉄道も廃止(バス転換)された。
この巨大な建物は、採掘した石炭を貯蔵する貯炭場。
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こちらは50年前の住宅の跡だね。
人はいなくとも、家の周りには残された草花が美しく咲いていた。
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羽幌炭鉱鉄道病院の跡。
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大倉山ジャンプ台と同じ大きさのジャンプ台があり、羽幌炭鉱スキー部には笠谷昌生(札幌五輪ジャンプメダル独占時のコーチ。金メダルは弟)が所属していた。
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炭鉱アパートは、「幸せの黄色いハンカチ(1977年)」のロケ地になった。
1969年に完成。水洗トイレ完備。家賃、光熱水費は会社負担。住民の入居は1年だった。
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羽幌町へ戻る。
羽幌鉱山鉄道(廃止)の線路の橋脚が残されていた。
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【羽幌町郷土資料館】
羽幌炭鉱や鉄道の歴史が良く分かる。
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開坑と鉄道建設
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写真に、当時の人々の暮しがあった。
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【オロロンライン】
羽幌から稚内を目指して、海沿いの道を走る。
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牛がいた。のどかで、健康そうだ。
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国鉄羽幌線(廃止)の線路の橋脚が残されていた。
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【天塩町サラキシの漁港】
アイヌ語で葦のたくさんあるところの意。
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【オトンルイ風力発電所】
オトンルイは、アイヌ語で「浜にある道」という意味がある。
幌延(ほろのべ)町の風力発電プロジェクトに基づき、3セクで設置。後にJFEに売却。
高さ99メートルの風車が28機、長さ3キロにわたり並ぶ。西風を受けてヒュンヒュン回る。
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【幌延深地層研究センター(日本原子力研究開発機構)】
高レベルの放射性廃棄物(いわゆる核のゴミ)の最終処分には地層処分技術の開発が必要で、ここは堆積岩のモデルとして期限を決め調査研究だけを実施していた。
人工バリア(ガラス固化体、オーバーパック、緩衝材)で1000年以上外部と遮断する技術。
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人工バリアの実物模型。
国内では堆積岩と結晶質岩の2箇所で調査研究しているが、両者の結果に違いがあるのだろうか。
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