沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

ボゴールパイン

2007-06-16 | 料理
今日は、朝から一日疲れました(ーー;)
「まあ、こういう日もあるさ。」と、帰りに、道の駅許田によると、ボゴールパインが甘い香りで並んでいました。
試食すると露地ものでも甘い。
宮里藍さん故郷の東村産で、値段は160円。買いだね(^o^)丿

包丁で、上部と下部を切り落とします。

縦に4等分して、芯を削ります。

このパイナップルの特徴は、「手でちぎって食べれる」ことです。
去年まではスナックパインとも呼ばれていたのですが、今年からはボゴールパインに統一するようです。

確かに、手でちぎって食べれますが、その代わり、パイナップルの甘い汁がそこらじゅう散らかります。
アリさんの餌食になります。
さっき使った包丁で、引き続きカットした方が良さそうです。

甘くて、ちょっと酸味があって、缶詰とは全く異なる美味しさです。
沖縄に来たら、是非、食べてみてくださいね(^o^)丿

ホットドック(コーレーグース味)

2007-04-01 | 料理
最近、朝食のお気に入りです。
フライパンで、あらびきウインナーを温めます。
次に、キャベツを炒めます。
味付けは、以前作ったコーレーグースを一回し。
これが美味しいんですよ。 コーレーグースが出来た

ホットドック用のパンにキャベツとウインナーを盛り付けて、アルミラップに包んでトースターで焼いて、完成。
キャベツに唐辛子の辛味が十分加わって、ウインナーにマスタードは不要です。

野菜スープとタンカンヨーグルトも添えて、完成です。
美味しいので食べすぎに注意です。


ヘチマ(その2)

2007-03-22 | 料理
ヘチマはスーパーで売っています。
美らパックと書いてあります。

「本格的なナーベラー・ンプシーは、だし汁を一切使わずに三枚肉でヘチマを炒める。」と地元の人からいわれたので、挑戦です。
三枚肉って初めて買いましたが、ラードの固まりだなぁ……。

ヘチマの皮を剥いて輪切りにして、三枚肉で炒めます。

ツナ缶を加えて10分くらい煮込みます。
味噌を溶かして、もう完成です。

味は、深みがあって、実にまろやか。
なるほどこういう味にもなるんだなあと、料理の奥深さを感じました。

それと、三枚肉は食べれませんでした。
これを食べると、そのまま自分のわき腹の一部になる気がしました。

デザートは、ヨーグルトにタンカンです。
タンカンは、甘くて美味しいです。

ナーベラー

2007-03-14 | 料理
スーパーにヘチマが並んでいたので、久しぶりにナーベラー・ンプシーを作ってみました。2本で198円です。
なかなか調理をする時間を取れないのですが、ナーベラー・ンプシーはお手軽で簡単にできる料理なので助かります。

ヘチマの皮を剥いて、輪切りにし、だし汁50ccを入れた鍋に加え、蓋をして中火で加熱します。蓋をしないと煮詰まってしまうのでご注意です。

10分位煮たら、ツナ缶とポークランチョンミートを加え、少し火を弱くしてさらに煮込みます。

20分煮て、味噌を加えて、さらに少し煮て出来上がり。

ヘチマは、甘くてとても美味しいです。味噌がヘチマのにおいを消してくれます。
ツナ缶とランチョンミートを加えることで、歯ごたえと食感が変化して食欲を誘います。
イッペーマサム!満足なり。

地元の人から、だし汁を一切使わずに、三枚肉の油でヘチマを炒めて煮込み、ツナ缶を加えるのが本格的な方法だと教えていただきました。料理は奥深いですね。

風邪対策とヒル酒

2007-02-23 | 料理
日曜日に38度の熱が出て以来、喉、咳、気管支が苦しい。
5日分の投薬も、今日で切れてしまう。
いつもは、3日もあれば治るのに、今年の風邪には要注意です。

風邪対策として、いい方法はないかなあ。

水納島の青首大根おろしの醤油掛け。
からくて、食べ切れなかった(ーー;)

それで、これ。

小浜養蜂場 生ローヤルゼリー入ハチミツ を掛けると、全部いただけます。栄養つきそう。
瓶に詰めて4,5日置き、熱湯掛けていただくと、喉にいいらしい。

食欲ないときに、簡単に体を温めるなら、これ。

野菜炒めチキンラーメン。
味付けはコーレーグースとオイスターソース。
海苔は、浜名湖の混ぜ海苔。
視覚、味覚、嗅覚、舌覚、歯ごたえがよくて、ぽかぽかきます。

極め付けが、これ。
なかなか治らない病状を心配した地元の方が、自家製のヒル酒を差し入れてくれました。

泡盛に、ニンニクと氷砂糖を漬け込み熟成させたものです。
作り方は、ここに書いてありました。 薬酒 ヒル酒


グラスに注ぐと、ニンニク特有の刺激臭が漂います。
飲む前から、頭がクラクラ。
忘れないように、会話を書き留めます。

「自家製のヒル酒ですが、寝る前に1cm飲んでください。」
「これ、ご自宅で家族の方も飲んでいるんですか。」
「家では、カミサンも、子供もいただいています。」
「子供さんは、飲むのを嫌がりませんか。」
「嫌がるけど、風邪を治すためなので、無理やり飲ませます。」
「貴重なものをありがとうございました。」

そうなんだ、無理やりでも飲ますほど、効果があるものらしい。

口に含むと、最初は甘くて、次にニンニクがツーンと来て、そいで泡盛30度が来るという、三段攻撃なのだ。
地元の人の話のように、おなかがカッカして、体がポカポカになってきたら、五段攻撃の展開になるのだろうか。
うーん全部飲みきらないうちに、なんか来たよ…。
お先に、おやすみなさい。

とん汁

2007-02-17 | 料理
今日は久しぶりの休日。
Tシャツにサンダルで、自転車に乗って買出しに出かけました。
もはや冬ではなく、というか、沖縄には冬はやって来なかった。

掃除・洗濯・料理と、なんだかしばらくやっていなかったなあ。
バケットを買いにイオンまで出かけたら、入り口の目立つところに巨大な大根があるじゃない!

水納産の青首大根だよ。 水納島に行ったとき
買うっきゃないね。198円。
内地の大根には、大きさでは負けてないね。葉っぱもしっかりついてるし。

でも大きいなあ。太いし長さも60センチだよ。
サンゴの砂地だから、育つのかなあ。

一人で食べ切るのは大変だけど、大根好きだし。
久しぶりにとん汁を作ろう。 以前作ったとん汁

だし汁に、豚肉、大根、ごぼう、里芋、ニンジン、こんにゃくをいれ、味噌と醤油で完成です。

野菜は、様々な堅さと色合いがあるね。
一つ一つ味わいながら食べていくのが、美味しいね。

あら煮

2007-01-13 | 料理
道の駅「許田」に魚屋さんがあります。
魚のあらを売っていたので、買って調理してみました。
名前を聞かなかったけど、鯛に似ているので、鯛だろうと。
結構たくさん入っていて400円なり。

沸騰した湯に、魚を順番に入れて、すぐに取り出し、氷水で血などを洗います。
ゴム手袋で行ないます。

鍋に水3カップ、酒3カップを沸騰させ、あらを重ねながら入れます。
沸騰したら、砂糖大さじ3を加え、落し蓋をして20分煮ます。

落し蓋を外し、醤油で味付けします。
大根やごぼうなどの野菜がないので、「はやとうり隼人瓜」を加えてみました。
中火で30分煮ます。

完成です。
美味しくできました。
はやと瓜は、煮ても、いけます。

鍋にまだたくさんあるので、明日もあら煮です。

コーレーグースが出来た

2007-01-10 | 料理
2ヶ月前に記事にした コーレーグースのつくり方ですが、すっかり出来ていました。
なかなか、深い味わいです。

それで唐辛子ですが、東村の共同売店で100円で売っていたので、また2袋買ってしまいました。
右側が、それでつくった新しいコーレーグースです。
前回の残りの泡盛に唐辛子を加えました。

左側は、量が減って黄色くなっていますが、2ヶ月前につくったものを、一番左が調理用の小瓶に移し変えたものです(下の写真)。
唐辛子により、泡盛の色が黄色くなっているのが分かりますか。

チキンラーメン

2007-01-09 | 料理
自宅の庭に建てた小屋の中でチキンラーメンを開発し、日清食品(株)を一代で作り上げた苦労人 安藤百福 (あんどう ももふくさん)が、2007年1月5日に亡くなった。
数えで97歳。沖縄では9月7日に「かじまやー」の長寿のお祝いをする年齢だ。

このBLOGでチキンラーメンの登場は5回目です。
BLOGのチキンラーメン記事一覧

小鍋に卵を入れ、沸騰させてから冷まして、ゆで玉子を作ります。
野菜を炒めます。今日は、キャベツとニンジンとジャガイモです。
味付けは、中華だしとコーレーグースを使います。

どんぶりの中にチキンラーメンを入れ、沸かしたお湯を注ぎます。
直ちに野菜炒め、ゆで卵、のり、冷凍刻みネギを加えて完成です。
ヨーグルトにミカンも添えてあります。

いただきます。
おいしーぃ(^^♪

この麺は、カップヌードルと同じだね。
カップヌードルは、家庭にどんぶりのない外国向けとして、コップにチキンラーメンを二つ折りにして食べている店員をみて、思いついたそうです。
「てるてる家族」に出ていた発明おじさんの発想の原点だね。

お焼香は出来ないけど、自作チキンラーメンで、安藤百福さんの冥福を祈ります。

はやとうり(隼人瓜)

2007-01-08 | 料理
東村の慶佐次の共同売店で、見慣れない野菜を見つけた。
2つで100円。(もう一つは、さらに大きい)
名前を聞いたけど、方言なのか調べても見つからなかった。
しかも店員さんから「買うんですか?」みたいな顔をされた。

写真だとピーマンのようですが、包丁と比べると大きさが分かります。
表面には、ロウのようなツヤがあります。
瓜の仲間をネットで調べると、はやとうり(隼人瓜)に良く似ている。
隼人は、薩摩隼人の意味で、鹿児島で栽培されたらしい。それかな。
よって、隼人瓜と決め付けて、レシピを探して料理してみました。

縦に切ると、中はこんな感じです。
白いのはタネです。

皮を剥いて、タネを取ります。
表面の凹凸に合わせて皮をむくと、こうなります。
硬いメロンを剥いている感じです。

薄く切って、塩もみして、水洗い。
カットわかめと和えます。
シークヮーサー・ポン酢をかけていただきます。

これは、美味しーい(^^♪

島らっきょうの浅漬け

2006-12-19 | 料理
道の駅許田で、島らっきょうを350円で売っていたので、2束ゲットです。
美味しくできるかな。

ヒゲ根と青い部分を包丁で切り取ります。
薄皮を取って、水できれいに洗います。
フツーのらっきょう作りより、ずーと簡単です(^^♪

島マースをかけて、一晩置きます。
マースとは、方言で「塩」です。
黒潮のぶつかる沖縄県粟国島の、カルシウムミネラルたっぷりの塩です。
これも、道の駅許田で仕入れました。

水で塩を洗い流して、完成です。

おいしいーっ(^^♪

ゴーヤーカレー

2006-12-03 | 料理
「ゴーヤーカレーって食べたことあります?」と地元の人に聞くと、「ゴーヤーとカレーは別々に食べる。」と返事が返ってきました。
ならば、作らねば。

タマネギとニンジンとゴーヤーをよく炒めます。
それ以外の材料を加えると、ゴーヤーの味が分かりにくくなると思って、これのみです。
水を加え煮て、ルーを溶いて半日置いて出来上がりです。

食べてみました。
「にがっ!」
ゴーヤー(にがうり)の苦さが、そのまんまカレーに溶け出して、実に苦いカレーです。
それで、道の駅許田で買った、「与論島のおにのソース」を加えてみました。
与論島の唐辛子は、鬼も裸足で逃げ出す、と書いてあります。

「からにがっ!」
ネットで調べると、ゴーヤーカレーは酢を混ぜるといいと書いてあります。
カレーに酢とは思いつきませんでした。確かにまろやかになります。
料理は冒険だぁ。

パパイヤ・カレー

2006-11-19 | 料理
冷蔵庫の奥に、青パパイヤがあった。
青パパイヤは、千切りにして炒めて食べるのが定番ですが、結構硬いので、千切りには力が必要で大変です。
それで、そろそろ食べたかった、カレーの具にしてみました。

中はこんな感じです。タネはまだ成長していません。
このまま熟したら果物になるのかなあ。でもそんな気配ないし。

青パパイヤ自体は、味があまり無いことを思い出しました。
それで、ニンニク、唐辛子輪切りを油で熱して香り付けした後に、タマネギと一口大に切った青パパイヤを加えて炒めました。

ここで、ルーを作ればいいのですが、それには材料が無いので、ここから市販のカレー粉を使った普通のカレーになりました。
ジャガイモのように見えるのが青パパイヤです。シーチキンも加えました。
もう少し煮込むと、ジャガイモのように柔らかくなるのかなあ。
それをパパイヤに求めるのは無理かな。
適度な歯ごたえがあり、野菜カレーとしてよかったです。さらに追求しよ。

サラダとか、スープもついていますよ。
デザートは、ヨーグルトにミカンとスターフルーツです。

コーレーグースのつくり方

2006-11-04 | 料理

コーレーグース。沖縄料理には欠かせないです。
唐辛子を泡盛に漬け込んだもので、辛さが美味しい。
最初は沖縄ソバにかけるだけでしたが、ゴーヤーの和え物に振ったり、実に多用途なのがわかりました。
お店で買ったコーレーグースの残りが少なくなってきたので、自分で作ってみることにしました。

唐辛子の乾燥したもの。東村慶佐次の共同売店で100円。
半分飲んだ泡盛。度数は30度以上のものがよいそうな。

ビンの中に入れていきます。
ヘタも取らなくてよいみたいです。
作業はこれだけです。特に難しくありません。

完成です。
3分の1くらいの分量が適量だそうです。
1-2ヶ月で出来上がりだそうです。
唐辛子が赤いうちは、泡盛を継ぎ足せるそうです。

水に唐辛子を入れると、薬を使わない害虫よけになるそうです。
知恵があるね。


沖縄料理三昧

2006-10-22 | 料理
久しぶりの休日で、冷蔵庫の材料で沖縄料理を作ったよ。
1)ナーベラー・ンプシー(ヘチマとランチョンミートの味噌煮)
 ナーベラーが甘くて美味しいです。
2)冬瓜の薄煮のしょうが添え
 冬瓜のあっさり味に片栗粉とおろししょうがが合います。
3)ゴーヤーのツナ・鰹節和え(ラー油、醤油、コーレーグース)
 ゴーヤーの歯ごたえと、ラー油とコーレーグースの辛さがたまりません。
コーレーグースは唐辛子を泡盛に漬け込んだもの。コーレーの語源は高麗、グースは泡盛か胡椒か。
泡盛はタイ米だから、タイと朝鮮の食材を融合させた琉球文化だね。使い方は、タバスコ感覚です。

そして、デザートは、共同売店で3日前に購入した島バナナ(上の写真)。
皮は、青から黄色に変化。触ると少し柔らかい。食べ頃のサインかな。
もうちょっと熟した方がいいとは思うけど、食べ損なうのも悲しいし…。
パンパンに張っているので、一つもぎ取ったよ。

ヨーグルトに島バナナ。
ヨーグルトの柔かさと酸っぱさに、島バナナのほどよい堅さと甘さがミックス。
美味しいよ。