今日は神戸市立博物館で開催されている「トリノ・エジプト展」に行ってきました。
”世界屈指の古代エジプトコレクション、日本初公開!!”との事で、大型彫刻像、ミイラの木管、ステラ(石碑)、ミイラなどがきていましたが、見るべきものは「ツタンカーメン像」ぐらいでしょうか。その他のものは王墓から出てきた物はないようで、高級官僚の墓からのものばかりで、現地の美術館では見ずに素通りするものばかりだと思います。
トリノ・エジプト博物館はイタリア北西部の都市トリノにあり、ロンドンの大英博物館やパリのルーヴル美術館、カイロのエジプト博物館などと肩を並べる、世界屈指の古代エジプトコレクションを誇っています。今回はイビの石製人型棺の蓋やセクメト女神像をはじめとする2メートル級の大型彫像、ミイラ、彩色木棺、パピルス文書など約120点が展示されています。
【神戸市立博物館 トリノ・エジプト展】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/85/8ff5c8e309349f781783f2ee1cf06bae.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/34/25853d76a09de55107e0a8037cbb44db.jpg)
博物館の玄関
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/bb/6143f713b9b02dadf9ebff919620f51c.jpg)
館内の写真コーナー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/25/49487e58ed6a28c5450b973ba0511afc.jpg)
【主な展示物】
<アメン神とツタンカーメン王の像>
新王国時代、第18王朝、ツタンカーメン王~ホルエムヘブ王治世(前1333~前1292年頃)
アメン神(左)に忠誠心を示すツタンカーメン(右)の像
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/2b/ef91c6176d5c173f0236b707b4872135.jpg)
<トトメス3世のシリア遠征パピルス>
新王国時代、第20王朝(前1186~前1070年頃)のパピルス
トトメス3世のシリアでの戦いを神話的に描写したもの。
今から3千年以上前のパピルスがよく残っていたものと感心させられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b5/6db06909ccb6e8083bc8ba3ef7673d66.jpg)
<イビの石製人型棺の蓋>
末期王朝時代、第26王朝、プサメティク1世治世(前664~前610年頃)
カルナック大神殿の財宝を監督していた役人イビの人型棺の蓋。王でない者としては非常に立派な墓をテーベ西岸に築いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/14/81205e4575205285afecf35fb7f2f496.jpg)
<アメン・ラー神に牡羊の頭部を捧げるペンシェナブの像>
新王国時代、第19王朝(前1292~前1186年頃)
ペンシェナブがアメン・ラー神に対して、ひざまずいて牡羊の頭を載せた祭壇を捧げている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/f8/22ed9b9577d4a4b96f7171d958cd7e63.jpg)
<タバクエンコンスの人型棺>
第3中間期、第21王朝(前990~前970年頃)
被葬者はアメン・ラー神の歌い手の称号を持つ女性、タバクエンコンスである。
木棺の表面には、隙間なく祭礼や神々の図像が描かれている。第3中間期の第21王朝に特徴的な彩色木棺である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/87/03df51ca308fa2974dc933fe9580f71e.jpg)
<ハヤブサ、トキ、ジャッカルの小像>
プトレマイオス時代後期(前2~前1世紀)
プトレマイオス時代後期の彩色された動物神の木製小像である。ハヤブサはホルス神、トキはトト神、ジャッカルはアヌビス神となっています。これらは古代から身近にいて、神として敬われていたのでしょう。
ハヤブサやトキは今もエジプトには沢山いるようです。
”世界屈指の古代エジプトコレクション、日本初公開!!”との事で、大型彫刻像、ミイラの木管、ステラ(石碑)、ミイラなどがきていましたが、見るべきものは「ツタンカーメン像」ぐらいでしょうか。その他のものは王墓から出てきた物はないようで、高級官僚の墓からのものばかりで、現地の美術館では見ずに素通りするものばかりだと思います。
トリノ・エジプト博物館はイタリア北西部の都市トリノにあり、ロンドンの大英博物館やパリのルーヴル美術館、カイロのエジプト博物館などと肩を並べる、世界屈指の古代エジプトコレクションを誇っています。今回はイビの石製人型棺の蓋やセクメト女神像をはじめとする2メートル級の大型彫像、ミイラ、彩色木棺、パピルス文書など約120点が展示されています。
【神戸市立博物館 トリノ・エジプト展】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/85/8ff5c8e309349f781783f2ee1cf06bae.jpg)
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博物館の玄関
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/bb/6143f713b9b02dadf9ebff919620f51c.jpg)
館内の写真コーナー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/25/49487e58ed6a28c5450b973ba0511afc.jpg)
【主な展示物】
<アメン神とツタンカーメン王の像>
新王国時代、第18王朝、ツタンカーメン王~ホルエムヘブ王治世(前1333~前1292年頃)
アメン神(左)に忠誠心を示すツタンカーメン(右)の像
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/2b/ef91c6176d5c173f0236b707b4872135.jpg)
<トトメス3世のシリア遠征パピルス>
新王国時代、第20王朝(前1186~前1070年頃)のパピルス
トトメス3世のシリアでの戦いを神話的に描写したもの。
今から3千年以上前のパピルスがよく残っていたものと感心させられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b5/6db06909ccb6e8083bc8ba3ef7673d66.jpg)
<イビの石製人型棺の蓋>
末期王朝時代、第26王朝、プサメティク1世治世(前664~前610年頃)
カルナック大神殿の財宝を監督していた役人イビの人型棺の蓋。王でない者としては非常に立派な墓をテーベ西岸に築いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/14/81205e4575205285afecf35fb7f2f496.jpg)
<アメン・ラー神に牡羊の頭部を捧げるペンシェナブの像>
新王国時代、第19王朝(前1292~前1186年頃)
ペンシェナブがアメン・ラー神に対して、ひざまずいて牡羊の頭を載せた祭壇を捧げている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/f8/22ed9b9577d4a4b96f7171d958cd7e63.jpg)
<タバクエンコンスの人型棺>
第3中間期、第21王朝(前990~前970年頃)
被葬者はアメン・ラー神の歌い手の称号を持つ女性、タバクエンコンスである。
木棺の表面には、隙間なく祭礼や神々の図像が描かれている。第3中間期の第21王朝に特徴的な彩色木棺である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/87/03df51ca308fa2974dc933fe9580f71e.jpg)
<ハヤブサ、トキ、ジャッカルの小像>
プトレマイオス時代後期(前2~前1世紀)
プトレマイオス時代後期の彩色された動物神の木製小像である。ハヤブサはホルス神、トキはトト神、ジャッカルはアヌビス神となっています。これらは古代から身近にいて、神として敬われていたのでしょう。
ハヤブサやトキは今もエジプトには沢山いるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/e1/20d9dc4e37f09aedeb95f57e4e934deb.jpg)