十勝千年の森

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気になる実 ~コウライテンナンショウ~

2006-09-19 14:49:20 | 
写真の木の実・・・なんでしょう?今時期、千年の森を歩くとひときは目立つ赤い実が目につきます。この実、コウライテンナンショウという長い名前の草の実です。

この植物、春の芽出し、花、そして実までかなり個性的な植物なのです。春は地面から蛇のような芽がでて、鎌首のような緑の花を咲かせ、そして秋には真っ赤に熟します。通称「ヘビのタイマツ」とも言います。

このコウライテンナンショウが森に増えれば・・・と企んで、素手で潰して森に種を播いていると、棘に刺されるような、どんどん手が痛くなってきます。不思議に思って調べてみると、根や実に毒があるではないですか。一日で痛みは引きましたが、「コウライテンナンショウ」なかなかくせものです。アイヌの人はこの植物を食べたり、薬として扱っていたというのだからびっくりです。(森のガイドネタ話)