一年に一回、長女夫婦の車で両親のお墓参りに連れて行って頂いてます。
以前は自分で運転をして富士宮に行き、母の助っ人をしていましたが、
母が亡くなって間もなく、脈が速く心臓に何らかの異常があると言われ、
”運転している時、交差点でこうなったらどうしますか?”と主治医。
答えられませんでした。
もうすぐ95歳になる母が生存していますと、車は必須でしたが、
わたし一人でしたら、車が無くても生活できると、思っていました。
母が亡くなって数か月過ぎていましたので、迷いなく運転を辞めました。
富士宮の家を片付けながらお墓参りをしながら富士宮へ行っていました。
母が居ない家を一人で片付けるのは、なんとも寂しく嫌な仕事でした。
一部分の物を除いて、ほとんど不用品ばかりでした。
家の主が好んで集めた小物や飾り物も、主不在になりますと不用品が大半。
母が居なくなった家は、建て坪65坪位で、敷地は800坪でした。
そのほかに母の家庭菜園のために、400坪買っていました。
両親が居なくなれば富士宮の家に維持は難しくなりますが、両親は無視。
お墓まで富士山の見えるところが良いと言い、準備していました。
住人不在になって間もなく、二度も雨水が下の座敷に落ち大事に。
2階のポーチに溜まった雨水が2階に入り、それが梁を伝わって一階に…。
間もなく、相続した弟が手放しました。
お墓はそのままです。以前は霊園までバスで行かれたのですが今はバス無し。
霊園までタクシーで行っても、帰りの為のタクシーを呼ぶか、
タクシーに待って頂くかです。結果、娘夫婦のお世話に。
生前お世話になっていましたお隣にご挨拶をしてから、墓地へ向かいます。
久し振りの富士宮行。空は台風の影響でしょうか、雲が多かったです。
行きの車中から富士山は見えましたが、近づく頃には白いモクモクした雲が
富士山を覆い、残念なことに裾野しか見えませんでした。
でも、お天気が良かったので嬉しかったです。
久しぶりの娘夫婦とのドライブは新鮮でした。
運転する婿殿は疲れたと思います。申し訳ないと思いながら感謝してます。