フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

歩けない足で、スパニッシュダンスを教える彼女に感動しました。

2007-11-21 11:16:10 | 洋裁(リホーム・小物作り・その他)
11月21日 晴れ

今日も朝から空気が冷たい日でした。
洋裁の日です。
先生が9時に御出になります。

なんとか年内にピンクのスーツを仕上げたいと思って頑張っていますが、
初めて裏を付け、芯も張って本格的な物を作っているのですし、
更に布地が25年か30年前に戴いた厚地の布なので縫いにくいのです。

スカートのベルト芯の始末をするだけでアプアプしています。
出かける前に宿題はしておきましたので、先に進めました。
次回はボタンを付けたりそろそろ大詰めにかかれるはず、と思っているのですが。

夕方から高田馬場から西部新宿線に乗り換えて野方まで、
フラメンコを見に行ってきました。
横浜からは遠いですね。でも行って良かった、感動しました。

踊り指導は中学時代からの友人です。
わたしからはあこがれの彼女でした。
残念なことに膠原病を患い、今は股関節が駄目で歩行も困難です。

踊りの曲はレコードではありません。
ギターの演奏と彼女の歌です。
メゾソプラノでしたが、ビックリするような低い声、つぶしたような声で歌います。
すばらしかったですね。

歌いながら彼女の目は踊り手の足もと、手もとをしっかり見て
まさしく厳しい先生の眼でした。
スペイン語で、暗譜で、心の底から絞り出すような声が出ていました。

途中とっても辛そうでした。
あそこまでしっかり歌い続ける、彼女の根性に敬服しました。
涙が出て困りました。

彼女も踊りたいのでしょうに・・・。
ステージの最後に全員で踊るときの歌は、ホッとした喜びか、充実感でしょうか
とっても良いお顔で歌っておられましたね。

わたしは今何をしたいのか解らずウロウロしています。
それなのに、彼女は歩けない足でダンスを教えている。
恥ずかしい気持ちになりました。

彼女の足が少しでも少しでも良くなりますように。
欲張らず、良くならなくてもこれ以上悪くならない事を祈ります。
コメント
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