次に、返しとだしについて考えていきたい。まずだしから始めたい。なお、私は、野崎さんのだしのとり方から出発したが全く同じではない。
私は、だしは前日にとる。当日では、だしの香りが強すぎる。使用するのは、昆布と薄削りの鰹節だけである。2つしか使はないのは、それだけでいいだしが得られるからであり、他のだしの材料の匂いが、私は好みではないからである。
昆布は良質のものを使い、1リットルの水につき約15cmのこんぶを使う。昆布は使いすぎるとぬめりが感じられるので、これで最大限とする。水に浸す時間は5,6時間で長くしない。火を入れる時には、昆布は引き上げてしまう。この短時間であることも、火にかけないこともぬめりをださないのが狙いであり、雑味を防ぐためである。
次回は、鰹節のだしについて述べたい。
私は、だしは前日にとる。当日では、だしの香りが強すぎる。使用するのは、昆布と薄削りの鰹節だけである。2つしか使はないのは、それだけでいいだしが得られるからであり、他のだしの材料の匂いが、私は好みではないからである。
昆布は良質のものを使い、1リットルの水につき約15cmのこんぶを使う。昆布は使いすぎるとぬめりが感じられるので、これで最大限とする。水に浸す時間は5,6時間で長くしない。火を入れる時には、昆布は引き上げてしまう。この短時間であることも、火にかけないこともぬめりをださないのが狙いであり、雑味を防ぐためである。
次回は、鰹節のだしについて述べたい。