蕎麦彷徨

ひとりの素人が蕎麦について考えてきたことを書きしるすブログ

つゆ (2)

2006-07-10 | つゆ 薬味 他
次に、返しとだしについて考えていきたい。まずだしから始めたい。なお、私は、野崎さんのだしのとり方から出発したが全く同じではない。

私は、だしは前日にとる。当日では、だしの香りが強すぎる。使用するのは、昆布と薄削りの鰹節だけである。2つしか使はないのは、それだけでいいだしが得られるからであり、他のだしの材料の匂いが、私は好みではないからである。

昆布は良質のものを使い、1リットルの水につき約15cmのこんぶを使う。昆布は使いすぎるとぬめりが感じられるので、これで最大限とする。水に浸す時間は5,6時間で長くしない。火を入れる時には、昆布は引き上げてしまう。この短時間であることも、火にかけないこともぬめりをださないのが狙いであり、雑味を防ぐためである。

次回は、鰹節のだしについて述べたい。

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