フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

恩師 増永弘昭 26

2006年10月28日 | 恩師 増永弘昭先生
時代背景はどうなっているんですか?
作曲家はその時代にどういう影響を受けて
その曲を書いたと思いますか?
「音楽の背景にどういう精神があるのか
解らなければ演奏できません。」

お師匠様の一言は私に膨大な勉強課題を与えます。
おかげさまで歴史における宗教と宗教音楽の役割やら、
西洋史やら、美術史やら、もちろん実用音楽史も。
ずいぶん勉強させられ・・・いや、させて頂きました。
(ヨーロッパ旅行の楽しさが倍増しました)

プログラムノートを書くたびに資料と首っ引きになるので、
調べものと練習は並行することになるのですが、
これぞ生きた勉強で、どう演奏するのか霧が晴れるように
理解できるのがおもしろい。

と、お師匠様に申し上げたら、
「ははは、楢崎、年を取ったんですよ」
と言われてしまいました。


7 コメント

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毎日、勉強! (Kathy)
2006-10-28 14:45:42
いつか本を出版する日が来るのを楽しみにしています。



「毎日、勉強!」と言ったのは森山良子さん。デビューした息子に贈った言葉です。私は自分に言い聞かせているのですが、根がぐ~タラな私には背筋が伸びる言葉です。



英文学を勉強するには「ギリシア神話」と「聖書」は欠かせません。それを知らずにシェークスピアは読めないんです。ディケンズも。勉強していたころは楽しかった。また文学書、読みたいです。
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芸術の秋 (ミント)
2006-10-28 18:51:42
「音楽の背景にどういう精神があるのか

解らなければ演奏できません。」



お師匠様の含蓄のあるお言葉ですね。

フルート吹きさんの場合は

日本史より 世界史が 必要なのかもね



実は今日は娘の文化祭

ブラバンのコンサート、楽しかったです。

野外もあり 大講堂でもあり

フルートの五重奏 「Adagio and Scherzo」

とっても良かったです。

ディスコ音楽では 思いっきりフィーバー

してしまいました(笑)



フルート吹きさんのプロフェショナルから

離れたとこの アマチュア音楽なんですが

とにかく 楽しく演奏しているのは

聴いていても 楽しいです。



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紅葉がきれいです (管理人)
2006-10-29 07:56:22
Kathyさん

本ですか??どうせ作るならCDにします~。



ミントさん

この年になると10代のころに夢中になれるものがあるって、とっても大切なことなんだなあと思います。それがプロであれ、アマであれ。熟年世代が自分探しをしているのを見るとつくづく。競馬やパチンコやっている人見るとかなしくなりますよね。 ミントさんは10代の頃何が楽しかった?

        
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歴史のお勉強 (乃笛子)
2006-10-29 09:06:26
ほんとに何をするにも歴史を学ぶってすごく大切なんですね。

今、高校での履修科目飛ばしが問題になっていますが、実は私も歴史を勉強したことがないんです…!

(いつから世界史・日本史が必修なのかわかりませんが…?)

当時は「受験科目の勉強に専念できてよかった~」と思っていたけど、

今本当に困っています。大人としていろいろ恥ずかしい。

独学で勉強するには「えいっっ!」っていう気合いが必要ですよね。

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乃笛子さまっ (管理人)
2006-10-29 09:56:53
いや~、ホントにおっしゃる通りです。

歴史の流れが頭に入っていないせいで、

チョクチョク恥ずかしい気分になります。

私は自分の専門にかかわるところだけは10代の

頃から意識して「知る」ようにしていたのですけど、

問題はそれ以外なんですよね。

知識が狭すぎる。

とは言っても、乱読する暇はないよねぇ。
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夢中だったこと?! (ミント)
2006-10-29 19:46:52
競馬やパチンコだって 夢があるのでは(笑)

私は たぶん 友達とのおしゃべりに

夢中、そして恋(笑)に夢中な 10代でした。}



CD 出たら教えてくださいね
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恋か濃いか来いか (管理人)
2006-10-29 21:08:48
ふはは。押し売りします。
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