増永先生が亡くなって何年かな。
ええっと、16年目ということは今年の秋は17回忌になるのね。
レッスンを受けられなくなってからずいぶん長くなりました。
無理をかけて演奏しているとどんどん大切なことが壊れて行ってしまうので、
耳にも意識にもシュミッツのメソードに戻れと訴えて修正をかけたり
読むべきものを読んだりしています。
自分がいいと思っていることが正しい判断じゃないことは
演奏しているとけっこうあるので、常に中庸を探す感じです。
先日のラヴィアンローズのコンサートではドビュッシーの時代を中心に
プログラムが並んでいたのでいろいろ調べるとつながりが面白く、
知らない作曲家も知り合いになり ヴェリズモという言葉も初めて知り
大いにお勉強になったのでありました。