フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

散歩はゆっくり

2022年10月26日 | ミニシュナトムくん14歳

 

愛犬トム君は14歳で食欲はあるけれど歩くのが遅くなってとにかく寝ている。

耳も遠いし目もよくない。お薬も毎日飲んでいる。

歯磨きをさせてくれなくなった。お散歩は縁石を踏み外したり

 

 

排水溝の穴に片足入れちゃったりするのでよーく気をつけてであります。

抱き上げると温もりがずっしり。

時間があるからさ、ゆっくり散歩しよう  

 

 

 

 

 

 


ずっとアナログよね

2022年10月20日 | flute 2022〜23

今日もフルート教室では
拍の表裏を数えながら
リズムやメロディを歌って
楽譜という紙に書かれている記号を
実際のフルートの音に変換するという
アナログな作業を手伝っていました。
ソルフェージュですね。

世の中では
10年以上かかるであろう技術の浸透が
この2年くらいで一気に進みましたなどと聞く。
通信の普及を私のやっているアナログな作業と
合わせて考えたりすると
はたして何をやっているのだろうな?と
現在を不思議に思う。

私の練習している
1700年代のフルート作品が作曲された頃
300年後に2022年に
人間は存在しているのか?
フルートはどんな形をしているのか?
楽譜は残っているのか?
その曲は演奏されることがあるのか?

2322年が想像できないのと同じように
1700年代のバロック時代の作曲家も何一つ
2022年を想像できやしなかったはず?

などとソルフェージュしながら不思議を感じているが
人間は実は変わっていないのだわ。
生まれて死んでいく。
暑い寒い熱い冷たい甘い塩辛い気持ち良い気持ち悪い
早い遅い、器用不器用、五感は人間である以上存在する

と、考えるとこのアナログな作業は無駄ではなく
人間の持つ根本的な能力を伸ばしているのだ。
と、ちょっと自分を安心させてみたりする。

想像できることはヨーロッパの通貨がユーロに統一されたように
通信の発達で音楽芸術文化は統一されないまでも価値観が近くなる。
昔々、恩師がドイツ音楽もフランス音楽も差がなくなってしまうと
嘆いておられたがその傾向はますます加速しているように思える。


2322年に生きていたらフルートを片手に何をしているのだろうね?


ピアノの時間

2022年10月08日 | レッスン室から

私のピアノは打鍵した次の瞬間に極力

音程が変わらないようにしてある。

 

単純に「良く鳴る・良く響く」よりも

繊細なタッチについて来られる方がおもしろい。 

うんと小さい音のコントロールはとても難しいけれど

ピアニッシモの練習は美しく楽しいのだ

 

そろそろ冬支度を始めないとなあ