フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

上砂川町でコンサート

2007年07月28日 | flute 2007
トリオ ザ パームの面々で上砂川町に行ってきました。
高速も使って3時間はかからずに到着。
上砂川町は炭坑の町だったのだけれど、
閉山して人口は35%ほどにまで減ってしまい、
今は静かな静かな田舎町になっています。

コンサートの主催は地元の手打ちそばの会。
どうしてなかなか。
100人くらいのお客さんが集まっているではないですか!

こうした催しは初めてだそう。
会場は今は使われていないスキー場のロッジ。
まだ新しいこの建物は音響が良くてとても吹きやすかったです。

親しみやすい曲を中心に演奏してきましたが、
ドビュッシーのシュリンクスもプログラムに入れてしまいました。
知らない曲でもステキなものはわかってくれるに違いない!
また出来るといいなぁと思いつつ、会場を後にしました。



美しいのよ。伴奏ピアノが。

2007年07月25日 | flute 2007
フルートの演奏はどうしても共演者が必要です。
ピアニストと演奏することがとても多いのですが、
みんな、それぞれ得手不得手もあるので、
Aさんはバロックが合うかなー とか、
Bさんは呼吸が解っているなー とか、
Cさんはフレーズを作るのがうまいなー とか
まあ、いろいろあるわけです。

イギリスでベネットの講習会の時にクリフォード・ベンソンと
ベームのシューベルトの菩提樹を共演したのですが、
とっても演奏のやりとりが面白くて、しかもリードの仕方が素晴らしい。
私が名演奏家になったような錯覚!!がありました。←あくまでも錯覚ですよ。
名手ってこういうものか~って思いましたねぇ。

A先生の夫人Y子さんも抜きん出てますねー。
一緒に演奏していると時々トリップしてしまいます。
なんだか、意図しないところで音楽が独自の時間枠を生むんですよね。
ああ、変な日本語ですね。表現できません~
ああ言うのは、天才肌だなと思います。

八月に一緒に演奏する太田さんは
これまた、なんて表現したら伝わるのかー。
どうやって弾いてるんだろうって思うんだけど、
見ていてもちっともわからない。
音が緻密で濃くて厚いのにピアニズムが美しい。
一緒に練習をしていて、
あまりの美しさにショックを受けながら
演奏している自分がいる。

これだから止められないんですよね。音楽は。

マニフェストってなによ?

2007年07月24日 | 日々つれづれに
××党はマニフェストを実現する政党であります。
今朝のTVから聞こえてきたこの言葉。

以下、私と彼の会話です。

マニフェストって何?
公約だよ。
ふーん。マニフェストって言葉、何年生のとき習った?
うーん、習ったかな?
義務教育の範囲では?
そりゃ、当然ないよ。英語使うと格好良いと思ってるんじゃないか?
じゃー、全部英語にすればいいのにね
  私の他にもわかんない人、沢山いるよね。
うん。 他の政治家に格好良く見せたいんじゃないか?
そっかー。

単語の意味が分からない自分にムッとしながらも、
人に説明する時はわかる言葉を使わなければならないと、確認した朝でした。

管楽器とチューナー

2007年07月23日 | flute 2007
楽器をやっている人しか解らないかもしれないけど、
音程を合わせるための「チューナー」なる機械がある。

これは相当世間に普及しているけれど大きな弱点がある。
その高さの音だけでなく高次倍音を拾って判断してしまう点。

機械にピッタリ合う音で吹こうとすると
そうとう「暗い音」または、「生気のない音」で合わせなければ
合わないはめにあう。

指揮者のNさんも、バイオリンのSさんも
「チューナーは使うべきではない!」とおっしゃる。
ごもっともで、大賛成である。

みなさん、音叉を使いましょうよ。442のものも売ってます。
機械に判断をまかせちゃダメです。
音楽は生きたものですもの