土曜日は長野県の戸隠森林植物園へ行ってきました。8月の週末は4週連続信州の山行き! 一番の理由は涼しさを求めて、ですが、夏の山の花はシーズンがとても短くて、すでに花が少なくなりつつあるからなのです。
…という割には事前に調べもせず、出たとこ勝負でしたが、思いがけずめずらしい花が咲いていました。
↓植物園といっても、遊歩道が整備された自然林という感じ
↓さっそく、うれしい出会いが。シキンカラマツの花です。植物観察を始めたころ、軽井沢の林道奥で見たきりでした。写真では色が飛んでしまっていますが、紫色のがくに黄色の雄しべがすごくきれい。「紫錦(シキン)」という名そのもの。もう、終わりかけの花だけど…(花期7~8月)
↓アケボノソウ。花びらの模様が何とも印象的。花期9~10月。秋の花ですねぇ
↓うわ、何この花! 見たことない~、と興奮したのがオオシラヒゲソウ。それもそのはず、日本海側(秋田県~兵庫県)に分布する植物でした。戸隠は日本海に近いのです。それにしても自然の造形の妙に感心
たまたま入った戸隠のおそば屋さんの接客の方が、カメラのモニターをチェックしていた私たちに「オオシラヒゲソウはいつもはお盆のころに咲くのに、今年は少し遅かったんですよ」と教えてくれました。おお、ラッキー!
↓鏡池と戸隠山