第111話「それって」

水泳ネタが2回連続。タオルで髪ふいてる制服カナ。学校の水泳ってこんなんだった。
で、「明日 学校じゃないプール行こうぜっ」と言い出す。リコとケイコを誘う。
「よーし‥‥」
終わる。

後ろに藤岡が見えてる。リコが何を期待しているのかわかりやすい。
誰か誘わないの、と問われてもカナはこれで終わりのつもりだった。
なんとか藤岡を誘う方向に誘導したいリコ。その裏で、笑顔のままで話だけ聞こえてる藤岡、なんとか誘ってもらいたい。
（プールに行きたがってる感じを出せば）ってどんなんだそれ。いきなりプールの話を聞こえるように始める藤岡。
ケイコは見てる。ケイコは二人の気持ちを知ってるから、藤岡を誘えば解決することを知っている。ケイコは藤岡とリコの相反する気持ちの両方を応援する立場にある。
（私が藤岡君を誘えば解決だろうけど　なんか恥ずかしいからやだ）
その程度の応援であるが。
「大勢で行ったほうが」「気の知れた人ならそのほうが」「男女一緒で行ったほうが」藤岡とケイコとリコの変な態度を見たカナ、何か違和感を感じたのか。会話に入ってないはずの藤岡の発言まで考慮して（大勢の気の知れた男女一緒‥‥‥？　それって）
学校のプールで満足という結論だった。「やっぱいいよ　妹の友達とか誘ってみるから‥‥‥」
なぜそうなったのか。3人が連携した結果全員が不幸になった。

幕間でけっきょくケイコが4人で行くことを提案して幸せになってる。カナは普段妹の友達と行動してることのほうが多いが、中学生たちでプールに行く話は続く。