2007-08-26 23:49:51 | ジャンプ
サムライうさぎの「生米」という単語に「オレの生米で穴だらけにしてやるよ」を連想する人が結構いるらしい。
wikipedia:ツギハギ漂流作家
詳細すぎ。
二度と思い出すことのない漫画だと思っていたのだが…

究極のファンタジー 7

2007-08-25 22:41:44 | ゲーム
「魔女」について。

この物語の目的はふたつくらい。
・SeeDであるスコールはリノアを助ける
・SeeDであるスコールは魔女を倒す
である。

「魔女」というのはとにかく悪い存在のことである。
魔女イデアは見た目どおりの悪い魔女である。最初は何言ってるのかわからないが、2週してもわからないので問題ない。
そのイデアを倒すために世界中を飛び回るスコールたち。だがやがて彼らはイデアが恩人であることを思い出してしまう。
そしてイデアもまた操られていただけだった。イデアの裏には本当に悪い魔女「アルティミシア」がいたのだ。
本当のイデアはただの気のいいコスプレおばさんだった。文字通り電波に操られていただけだったのだ。
しかしそのイデアを新たな強敵(とも)に加えたのもつかの間、リノアが行動不能になる。この後はディスクまる一枚ほど、ほとんどアルティミシアの思惑通り魔女アデルの復活までノンストップ、途中でリノアと感動の再開したと思った瞬間二人きりでエイリアンを撃退したりするが、ごちゃごちゃやってる間にアルティミシアのいる未来まで飛ぶことになる。このあたりの魔女の継承だのの設定は非常にややこしいので勢いで納得してしまうように。
この間、肝心のアルティミシアそのものは登場しない。未来から過去を操る謎の存在でしかないアルティミシアの初登場は、なんとラストダンジョンの一番最後だ。

果たして魔女アルティミシアの目的とは、なぜ「時間圧縮」などという意味不明だまれな行動を起こそうとしたのか。
アルティミシアの正体がリノアであるという説もあるが、正直論評に値しないと思っている。
これは単純に「リノアがアルティミシアになるわけないじゃん」という論理もクソもない理由で私がそう思うからだ。

これについて、ここに私なりの回答を示したいと思う。
そもそもアルティミシア自身が目的を語っているではないか。

「……eeD…。SeeD……SeeD……

 SeeD、SeeD、SeeD!!

 気に入らない……」

「気に入らない」、と明言している。

「いるんだよ
『悪』は。
 結果悪だとか必要悪だとかそんな不純な『悪』じゃない。
『絶対悪』だ」

アルティミシアとは魔女そのものであり、おそらくは理由があって存在するものではないのだ。
その言動を聞くだけで意味のわからない悪意が伝わってくる。
その異様なビジュアルを見るだけで「ああ、こいつ悪人なんだ」と理解できる。
この世に悪がある限り、それはアルティミシアを必然的に生みだすはずなのだ。そうでないと困るのだ(なんだこのレビューは)
アルティミシアはカリスマ的な悪ではないが、意味のわからなさでは群を抜いているので許そうという気になってしまう。

そしてエンディング。アルティミシアの物語はアルティミシアから始まっていたことが明らかになる。これはFF1と同じテーマであり究極のファンタジーに相応しい終わりなのだが、あいにくそこまでたどり着くプレイヤーはほとんどいないのだった。
そしてそこで綺麗に終われないところがスコールのダメなところ。

ユウナレスカを悪人にしか見えないデザインにした野村さんはアホなんだろうか、それともよく理解したうえでの行動なのだろうか。

究極のファンタジー 6

2007-08-25 21:50:28 | ゲーム
FF8の主人公はスコール。最初から最後までスコール・レオンハートというダメ男に付き合わされることになる。
たぶんリノア嫌いな人よりもスコールについていけない人のほうが多いはずである。
またスコールは非常に自己主張の強い男であり、ときどきプレイヤーの言うことを聞かないし、リノア以外の女に惚れることは無いのでそこも注意してもらいたい。
プレイヤーがリノアを好きになる必要は無いが、スコールがリノアを好きになるのは阻止できないのだ。

ちょっと思い出しながら書く。
期待の新人戦士であるスコール(17)は、少々コミュニケーション能力に問題を抱えていた。ある程度自覚もしており、口癖は「悪かったな」。
仲間と組むのを嫌がってひとりで突っ走るスコールだが、学校から受けたミッションによりリノアという別に美人ではない女の手助けをすることになる。
リノアの出す支持はあまり褒められたものではないが、スコールは嫌々ながら任務をこなす。そのうちに魔女に関わる陰謀に巻き込まれてリノアを守ったりリノアに説教されたりするうちに、「自分はなんてダメなやつなんだ」という思いが強くなって、そんな自分についてきてくれるリノアに惚れていく…という話だった…はず…
(うろ覚えでは書けないということを痛感させてもらっているよ。ただ大雑把には間違いない、僕の認識では)

某サイトの考察とか読むと「スコールの幼少の体験が人格に…」とか書いてあるが、あれは生まれ持った性格だと思う。
スコールは人から頼られるのが好きではない。理由はめんどいから。
でもスコールは悪人ではないので人は助ける。途中で生徒会長に祭り上げられるのが嫌で悩んだ挙句に「考えたくもない、パスだ」といって結局ガーデンを率いることになるシーンでは、スコールがケバケバジャケットのまま寝っころがるビジュアルと相まって爆笑。
また一部のサブイベントで異常に頭が回ったり、攻撃力と命中率は常に最強だったりと、個人の能力は優秀。変な武器を愛用していたり、これは仲間をつくらないスコールの性格を反映したものだと思ってもいいかもしれない。

リノアについてはちょっと魔女なだけで、スコールと同じ凡人レベルの人間であって、だからこの物語は凡人と凡人のラブストーリーというひどく画期的なものだと思うのだ。
しかしそんなストーリーに需要などない。
それと超ビジュアル系のスコールと、能面でみんな同じ顔のリノアは絵的な部分で大損してる。こいつらの見た目が凡人に見えないのが更なる不幸。

他の連中はみんなこの二人の引き立て役だと思っていいんと違う?

ただ、実はリノアがスコールに惚れる理由がイマイチ理解できなかったりする。いつの間に惚れてたの?的な。

究極のファンタジー 5

2007-08-25 21:18:06 | ゲーム
FFCC買ってきた。
面白いかもしれん。

まあFF8についてはこのレビューは触れないとダメだろうなあ。
実は結構アラもあるのだけど(FF2のシステム説明についてはマニアから大量の反発が来そうだ)、基本的なゲームの問題点に全て触れてる良いレビューです。バカゲー専科は売れたしなあ。
※このレビューのせいで一時FF8スレのテンプレには「DISC4は何に使うの?」とか書いてあった

FF8のメインストーリーの根幹を成す「忘れた症候群」について
もちろんどう考えても無理がありすぎるけど、このレビューを書いてるうちに思いついたのは「人間、過去のことは案外忘れてしまうもんだ」ということを最初考えていたんじゃないのだろうか。キスティスのお姉ちゃん設定に無理があることや、セルフィが忘れてる理由づけに無理があることを考えると、「GFで忘れる」という設定のほうが後付けくさい。案外、きっかけがあるまで気づかない運命の仲間たちだったという「なんという偶然ッ!」に対して無理があるという指摘を受けて変更したんじゃないかなあ。

究極のファンタジー 4

2007-08-20 00:57:56 | ゲーム
ねむい。ねなければ。

問題発言「好きになーる」について。

これ、大して重要な発言だと思わなかったのよね。

ぼかぁFF8の悪評をよ~く聞いたうえで21世紀になってからプレイしたクチであるため、リノアというヒロインの女が大変嫌われているという事実は知っていたわけだが、この「好きになーる」については会話の流れから、スコールがあまりにもそっけないからリノアが冗談で言ったことであり、この時点ではリノアはスコールに好きになってもらいたいとは砂漠の砂一粒ほども思ってないはずである。
というかこれってリノアの初登場シーンだったっけ。覚えてない、どうしよう。再プレイもせずにこんな文章を書いてるのか、俺は。
確かこのときの会話は
「好きな人としか話さないタイプ?」とかリノアがスコを挑発して、「じゃあ私のことを好きになーる、好きになーる」とまじないをかけたうえで、「ダメ?」と聞き返すはずなのだが、俺の記憶が間違ってたらどうしよう。
いや、ほぼ合ってるはず。誰か教えてくれ(再プレイしろよ)

そりゃあこんなん言われてリノアのことを好きになる人はいないと思うが、それはリノアだってそう思ってると思うよぼくは。ようするにこの会話が意味するところは、「リノアは初対面の相手に笑顔で冗談を言える明るくも軽い女である」という事実だけなのだ(ただし、この時点でリノアはスコールに興味が無いわけではなく、Seedの肩書には注目している)
だがこの取るに足らない会話がヒロインであるところのリノアの初登場シーンだったため、宣伝段階で彼女がヒロインだと思い込んでいた大多数のプレイヤーにとって「こんなんで好きになるわけないやろが」という印象を与えてしまったんと違うか。それは不幸だ。
※「バルフレアー!」と叫んで終わる某12作目を思い出した。

究極のファンタジー 3

2007-08-20 00:30:56 | ゲーム
さてFF8

なにしろ他のゲームと違いすぎる点が多いためこれからFF8をはじめようとする人に対してはいくつかのアドバイスが必要だろう。ちょっとした攻略メモを置いておく。
つまり「このゲームは遊べたものではない。プレイしてはいけません」と。そういう
まずなぜ召喚獣を装備すると強くなるのか?なぜ魔法を装備するのか?などはとりあえず考えなくてもいいので、ステータスだけを見てイフリートだのシヴァだのを装備していけばいいのである。
すなわち、
「力ジャンクションを持つGFをひとりひとつ装備すること」
である。余裕が出てきたら知性や精神にも割り振るようGFを分配する。
なおGFは基本的に装備専用で、召喚する必要はほとんど無い。序盤から終盤までスコールの通常攻撃のほうがよほど強いし、早い。(使うなら補助効果のあるケルベロスくらいか)

次に、「ドロー」の使い方について。ドローは手軽に魔法を入手する手段であるが、
「知性が高いほど入手できる魔法の個数が増える」ことに注目したい。
ドローでファイアが100個欲しいと思ったら、知性に強めの魔法を装備して最大にしておきたい。なぜモンスターから魔法が無限に吸い取れるかは気にしなくていい。
この世界のモンスターはアイテムと魔法を提供するためにいると思っていいのだ。

給料自動振込みであるSEEDランクについて。資金不足に陥りそうなシステムだが、じきにアイテムを売ってお金を稼げるので問題ない。お金の使い道もそんなに無いかもしれない。

レベルについて。このゲームはレベルを上げるのがとても簡単だ。なんと経験値1000たまるとレベルアップしてしまう。
が、よく知られている通り敵もこちらに合わせてレベルアップする。一部の例外を除いて、ほとんどの敵はこちらのパーティの平均レベルで登場するので、逆説的にレベル上げするメリットはあんまりないのである。敵によっては落とすアイテムやドローできる魔法が変わってくるが、クリアを目指す過程でそれほど気にするようなものではない。こだわるならアルティマニアでも見ながらプレイしてもいいとは思うが。
ただし、基本的に低レベルのほうが敵が弱い感じ。ジャンクションで上がる能力のほうがレベルアップで上がる能力より大きいため。
(まあパーティのレベルが上がるとスコールの最強武器が手に入りにくかったり、レベルが低いとメルトンの入手が面倒だったりはするが。あろうことか敵のレベルを増減するアビリティまで存在するが、この場合ドローできる魔法は変わるが、落とすアイテムは変わらない)

レベルを上げないでいいということで、「エンカウントなし」「エンカウント半減」は非常に有用なアビリティ。習得できるGFはディアボロス。こいつは序盤でもらえる「魔法のランプ」というアイテムを使うといきなり戦闘になって、勝つと仲間になる。ディアボロスは一見非常に強く、終盤まで仲間にしなかったプレイヤーもいるというが、こいつ自身からドローできるグラビデを使って戦うと入手した時点でも楽勝。なぜかグラビデの反撃でこちらにケアルガをかけてくれるのだ。

最後に、ボスを見たらまずドローを試みること。たまにGFをドローできるボスがいて、ここで入手しそこなうと永遠に手に入らない。セイレーンを取りそこなう人は数多くいたという。前述の通り召喚する必要はないが、GFの持つ各種アビリティはどれも代用が効かないのだ。

この記事はロックだ

2007-08-19 23:51:23 | ゲーム
ロックマンの動画がブームらしい。
「ロックマンロックマン」の動画
PSPがほしくなーる、ほしくなーる。
ダメ?

久しぶりにロクロクをやってロックマン「きつきつ」をクリア。これでロックが使用可能に。
まだロックマンは簡単だからいいと思い知った。エレキマンなどでも弱点属性に対抗手段が無いので悲惨だがオイルマンなどクリアすること自体が既にやり込みの域だ。
全13ステージ×難易度3段階×キャラクター11人で合計429ステージの全制覇とか正気と思えない。この圧倒的ボリューム感があればPSPは十年戦えると思うが別に俺は嬉しくないぜ。
でもロックマンロックマン2はいつかお願いしたい。

究極のファンタジー 2

2007-08-16 23:17:58 | ゲーム
これはあくまで私のリハビリなので推敲はあまりしてない

スコールとユカイな仲間たちを紹介しよう

◆スコール・レオンハート
言わずと知れた主人公。老けた顔だが17歳のピチピチの学生さんだ(このことは物語の印象に関わるので覚えておきたい)
この男を語ることはこのゲームを語ることに等しいためちょっと説明しがたい部分もあるのだが、基本的に頭はまあまあ良くて、戦士としての素質は標準以上。周りからは「切れ者で優秀な戦士」と認識されているようだがプレイヤー的には攻撃力バカという印象しかないし、頭も特別に良くはない感じ。性格は悪く、つきあいも悪いが、人助けはそれなりに(嫌そうな顔で)行う。この際に「俺はお前らなんか助けたくないんだぞ~仕事だから仕方なくやってるんだぞ~」というオーラを放つ。でも人が苦しむのを見るのは嫌。非常に凡人。
こんな性格のためにストレスをためやすく、しかもときどきキレる。笑わないし、冷静だが、感情を表に出さない奴という印象でもない。
「スコール」という名前は熱帯のにわか雨の意があるようだ(雲であるクラウドとも関連)

◆リノア・ハーティリー
このゲームのヒロイン。17歳。ひとりだけ学生じゃない。金持ちのお嬢さんでテロもどき活動をやってる。
ちなみに設定上、美人ではない、とのこと。
育ちがいいためか革命の成功を信じる純真なお嬢さんだ(語弊あり)
スコールがダメな奴であるということをいち早く見抜く理解力も持ち合わせているが、彼女には何のとりえもなく(頭だって特別良くはないぞ)、周りを引っ掻き回すばかり。でもこの物語の中では比較的前向きな人という気がする。

◆アーヴァイン・キニアス
飄々とした狙撃手。17歳。パーティのまとめ役。
自信たっぷりで登場した割にディスク1のラストで情けないシーンを披露するが、それは彼がひとりだけ「覚えている」からだ。
こいつがいないとパーティが目的を見失って崩壊するのでいないと困る。

◆ゼル・ディン
物知りだがその能力は2回くらいしか発揮されない。そしてバカ。こいついなくても困らない

◆セルフィ・ティルミット
関西女。萌え担当。あの能面CGで萌えられればの話だが。

◆キスティス・トゥリープ
18歳の眼鏡女教師で目から怪光線を出し臭い息を吐くムチ使いというマニアックすぎるジャンルの人。
スコと1歳しか違わないくせに教師ヅラしてガキ扱いしてくるので殺したくなる。幼馴染設定がなければ無難に28歳くらいにして問題なかったのに。

◆サイファー・アルマシー
いろいろ不幸な人。(たぶん)リノアの元カレ。スコールの唯一ライバルと呼べる人物だがプレイヤー的には「ぎにゃああああ」しか印象に残らない。
「風紀委員」という謎の肩書きを持ち、この辺が世界観をますますわけのわからないものにしている。

◆イデア
途中から変態コスのまま善人化する気持ち悪いおばさんだ。

人物はこのくらいで。

究極のファンタジー

2007-08-16 22:07:25 | ゲーム
「このゲームは、遊べたものではないのでやってはいけません!」

夢を見続けることが俺のファンタジー
急にFF8のことを思い出したのでたまにはまじめにゲームレビューでもやってみたいと思う。(再プレイもせずにな。ちなみに私は2回しかクリアしてない。2回もクリアした。どっちだ)

クソゲーブームも終わってしまったのでそろそろいいかと思うのだが、言うまでも無くFF8はクソゲーだ。だから誰かにお勧めしてはいけないと思うしそれが健全な姿だと思う。
だがこのゲームは一言で語るにはあまりにも多くのものを含みすぎており、消えていくのは構わないけど再評価の動きに乗せられて血迷ってプレイすることだけはやめてほしいと、僕は思う。
簡単に言うとこの物語はそんなに複雑な物語じゃないから「じっくり見てれば気づく真実がある」のは本当だけど本当の本筋の部分は否が応でも目に付くスコール一人語りの部分なんであって、それは説明せずとも理解できるはず。スコールがとてもウザい奴であるということが。
FF8は正義漢とも言いがたいダメ男スコール・レオンハート(17)のしょぼいラヴストーリーであるということであって、それはたぶん買う前にパッケージを見ればわかるはず。
ここでスコに多少なりとも共感できないプレイヤーは後の脇道がどれほどどうであろうとプレイする価値などないと思うのだ。

つづく

リハビリ中

2007-08-16 15:48:02 | 未解明
文章しか取り得のない私は文章を書き続けるしかない。なのに今の私のクオリティの低さはなんだと思うので何か破壊力のあるアレが書きたいのだな。