第112話「鬼ごっこ」

2011-09-13 19:22:45 | みなみけ
前回の続きでプール行った。
隔週連載の「みなみけ」の夏は非常に短いのでプールにまつわる話が3回も連続するのは貴重。

で、プールで鬼ごっこやって恥ずかしくてカナにタッチできなかった藤岡。カナは平気なのか、そういうの。
それを聞いたトウマ、手本を見せると言ってチアキにタッチする。自分がカナと同じで平気なタイプだからだろう、「鬼ごっこ始めたのはカナなんだろ?遠慮なくやればいいんだよ」と普通。
チアキはカナにタッチ、カナはマコちゃんにタッチ。
マコちゃんも困った様子で藤岡にタッチする。こいつは男だから藤岡にしかタッチできないのだ。
藤岡は遠慮なくトウマにタッチする。それもなんか胸部のちょっと上くらいを。
「うわっ!?」「な 何すんだ 危ないだろっ」と慌てまくるトウマ。動揺している。自分で簡単だと言ったことを藤岡が実践しただけにすぎないが、自分でやられることは想定していなかった。
「トウマもあと3年もすればわかるよ」「女子へのタッチの難しさが」真顔の藤岡が他の面子にはどう見えているのか。
今度はタッチされるのを嫌がったトウマ、藤岡のタッチをかわす。藤岡も火がついて「男の鬼ごっこは 本気なほど面白い」と子供みたいなことを言い出し、トウマはトイレに逃げ出す。

藤岡はトウマの前ではやんちゃな中学生男子としての素の性格を出せる。中学では女子との絡みしかなく、南家にも男子の友達が来ないからだ。と同時に、傍目には変態化しつつある。この回でその方向性が決定付けられた気がする。
藤岡以外のだいたい全員が事情を知ってるから、もう今更トウマが女だと言い出せない。普通ならいつまでも隠しとおせるものじゃないのだが、この世界は時間が経過しないからトウマはいつまでも男らしいままだ。
果たして連載中にバレることがあるのかどうか、そのとき藤岡はどうなるのか。ちょっと楽しみだ。