春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

梅雨のさなかの温泉旅行

2009年07月03日 16時14分38秒 | 日常徒然
昨日雄琴温泉に私達は(老)夫婦での宿泊であった。
温泉旅館は老人の夫婦や老女達の団体客で満ちていた。
ちょっと驚いたのは、此れまでは温泉旅館の仲居さんは、女性と相場が決まっていたかと思うけれど、
久しぶりに泊まった温泉は、男性の仲居さんであった。
仲居さんと言っても、仲居さんの仕事をする人という意味で、
いでたちは男性用の作務衣で、仲居さんの様に艶っぽさを演出はされていないけれど・・・・
所謂アラホーという世代であろうかと思われる年代の、気配りの利いた感じの良い男性であった。
長い就職難時代が生み出した新しい職業なのか、男女雇用機会均等法の効果なのか?
しばらく振りに触れる社会はかなり変わってきているようであった。

尚風俗営業盛んなりし頃の雄琴温泉には行った事が無いから、比較の仕様がないのだけれど、
現在の雄琴温泉駅は極普通の静かな駅で、泊まった宿も極普通の温泉ホテル旅館だった。
その上従業員がイメチェンに勤めておられるのだろう、廊下の清掃も行き届いているし、お花も至る所に綺麗に活けてあって、とても感じの良い宿だった。

同じ大津市内と言っても、いつもは通らない鉄道なので、ちょっと遠くに来たような気がしたし、
車窓に琵琶湖が見えて望外に楽しめた。

帰り道に京都に回って、本願寺さんにお参りをして帰った。
本願寺さんは御影堂の屋根の吹き替え等大修復で、御影堂には10年位入れなくなっていたのが、今年5月に完成したとニュースで言っていたので、お参りしてみたくなったのだった。

平成の大修復と銘打っての10年がかりの大工事も、立派に終了して本願寺は元の静けさを取り戻していた。
新しい瓦は艶やかで、鈍い光を放っているように感じられた。
それにしても本願寺は広い。
御影堂が立ち入り禁止になっても、すぐ隣に御影堂よりはいくらか小さめだけで、一般的に言ったら大きなお堂、阿弥陀堂が有るので、御影堂に入れなくても特に不自由には感じていなかった事に改めて気が付かされた。
京都に寄り道して帰ったのに、家に帰り着いたのは、まだ12時を少し回ったところであった。
近場の旅行は、楽で良いかも。

今日はもう雨は降らないのかと思っていたら、3時過ぎごろから、ポツリポツリと降り出して、5時22分現在は傘が無かったらびしょ濡れになりそうなくらいの雨が降ってきている。

7月2~3日は雨の予報だったけれど、幸いな事に行って帰って来るまで、雨は全然降らなかった。
今回もお天気さんに助けていただけたようであった。感謝!感謝!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿