「郵政改革の基本方針」の全文
２０日に閣議決定された「郵政改革の基本方針」の全文は以下の通り。
郵政事業の抜本的見直し（郵政改革）については、国民生活の確保及び地域社会の活性化等のため、日本郵政グループ各社等のサービスと経営の実態を精査するほか、以下によるものとして検討を進め、その具体的な内容をまとめた「郵政改革法案」（仮称）を次期通常国会に提出し、その確実な成立を図るものとする。
１ 郵政事業に関する国民の権利として、国民共有の財産である郵便局ネットワークを活用し、郵便、郵便貯金、簡易生命保険の基本的なサービスを全国あまねく公平にかつ利用者本位の簡便な方法により、郵便局で一体的に利用できるようにする。
２ このため、郵便局ネットワークを、地域や生活弱者の権利を保障し格差を是正するための拠点として位置づけるとともに、地域のワンストップ行政の拠点としても活用することとする。
３ また、郵便貯金・簡易生命保険の基本的なサービスについてのユニバーサルサービスを法的に担保できる措置を講じるほか、銀行法、保険業法等に代わる新たな規制を検討する。加えて、国民利用者の視点、地域金融や中小企業金融にとっての役割に配慮する。
４ これらの方策を着実に実現するため、現在の持ち株会社・４分社化体制を見直し、経営形態を再編成する。この場合、郵政事業の機動的経営を確保するため、株式会社形態とする。
５ なお、再編成後の日本郵政グループに対しては、更なる情報開示と説明責任の徹底を義務付けることとする。
６ 上記措置に伴い、郵政民営化法の廃止を含め、所要の法律上の措置を講じる。
（2009年10月20日11時54分 読売新聞）
此れで郵便局に預けられた国民の財産は、海外に流出されずに済むのだろうか？
郵政事業は分社化されずに、一つの会社として株式会社にされるらしい。
昨年末かんぽの宿がオリックスに譲渡されそうになった事が有ったが、
当時の鳩山総務相が頑張って、白紙に戻してくれたのだった。
又郵政株も金融危機で底値になっている時に、売却される手はずになっていたらしいけれど、此れも麻生元総理と鳩山元総務相達が頑張って、
売却は株価が落ち着いてからと言うことにして、郵政株が安く外資の手に渡ることを何とか防いでくれたのだった。
麻生元総理にもう少し根性が有って、４分社化反対とか、西川社長を認めないと言って頑張っている鳩山邦夫元総務相の頑張りを、断固採用していたなら、
自民党も此処までの凋落を嘆く事にもならなかっただろうにと、ちょっと哀れにさえなってくる。
でもあの時の総理と総務相が、麻生氏と鳩山邦夫氏でなかったら、郵政は今どうなっていたか知れない、危うい状態であったのだった。
しかし麻生元総理のへたれのお陰で、民主党は大躍進を遂げて、小泉改革なるもののまやかしであった事も白日の下に晒される事になったのだから、
ある意味麻生太郎氏は、郵政事業守護と、政権交代の翳の功労者だったのかもしれない。
ぶしつけながら、わこさんのご懸念は的外れだと思いますので、ちょっとコメントさせていただきますね。
＞此れで郵便局に預けられた国民の財産は、海外に流出されずに済むのだろうか？
そもそもの疑問なのですが海外に流出して何がいけないのですか？
海外で「運用」するだけの話ではないのですか？
海外で運用すると、全てだまされて戻ってこないという「決まり」でもあるのでしょうか？
第一、郵政民営化以前は、国民の財産が財政投融資として無駄な事業に使われていたんですよ。
そうした事実はご存じないのですか？
国内での運用では、幾ら無駄な事業に投資して利ざやを稼げなくても、国民の税金で補填していたのです。
郵貯に預けた国民の財産を政府が保証し、一般の国民の血税で補填していたシステムを止めさせるのが、郵政改革の目的の一つでした。
海外の禿げたかファンドに奪われるというご心配をされてますが、今までは国民の財産を、国内の郵政ファミリーにしゃぶりつくされていたんですよ。国内だったらそれでもよいのでしょうか？？？
今回の鳩山政権は、そうした郵政ファミリーの既得権益を復活させることになるでしょう。
「海外に国民の財産を奪われる」という安直なアジテーションに惑わされ、結果として、既得権益者に利することを選択したのを見ると、選挙の結果とはいえ釈然としないものがあります。
今回の件について、次のブログ↓がわかりやすく参考になると思われますのでご紹介。
【友愛】日本郵政西川社長辞任により郵政半官半民 第二のＪＡＬ誕生へ（追記あり）
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50930009.html
たまには自分の考えと違う意見を読んで見たほうがよろしいかと思いますが…。
これを読んでも多分わこさんの意見は変わらないだろう…とは思いますが、こうした意見もあるということをわこさんや第三者の皆さんにご認識いただければ幸いです。
まずご質問にお答えします。
郵貯が海外に流れると言うのは、郵貯株が海外資本家の手に落ちると言うことなのです。
現在日本の企業と思われているけれど、既に海外の資本家の手に落ちた株式会社は、正確には知りませんが、かなりとあると聞いてています。
ソニーとかキャノンとか三菱コーディアル証券とかも外資が半数以上の株を持っているそうですよ。（半数以上の株を持った者が、経営権を握ると言う事はお聞きですよね。）
その他放送局（朝日放送が外国資本に落ちたと言うニュースは見た事があります。）も外資の手に落ちているから、あんなにもアメリカべったりの報道をしているのでしょう。（ＮＨＫは政府に影響されますので、これまでは自公政府べったりでしたが、民主党になってからはまだ役員改変が有りませんので中途半端になっているのではないでしょうか。）
郵貯が財投に使われているから、民営化せねばならないという理由は小泉政権の時に何度も聞いています。
そして馬鹿な私は、それを素直に信じて、一時は小泉応援者だった事もあるのです。
しかしふたを開けてみれば、僻地の郵便局が閉められて不便になった人が大勢あるだけで、何一つ良いことは有りません。
国の無駄な公共工事は、郵貯がなくても一向に減っていません。
今ニュースでご覧になったと思いますが、造る必要も無いダム造成が現在進行形で、全国のを合わせると、１４０あまりも有ると言う事です。
郵貯を民営化しても、政府の姿勢が変わらなかったら、無駄な公共工事がなくなるわけが無いのです。
それは同じく小泉改革と言われていました公団解体をしても、無駄な大型道路工事が一向に減らないのと好一対ですね。
国民の怒りをなだめる振りをして、郵貯を細分化して、外資が買いやすくしていたというのが、郵貯４分社化の正体であると私は見ています。
ですから高速道路無料化と言うのは、高速道路を外国のものにされないために、国道にしてしまおうと言う意図からくるものと私は思っています。
ほとんどが国民の税金で作られた道路を、何時までも通行料を払わねば通れないなどと言うのは不合理極まりません。
通っても通らなくても、形ある物は滅ぶの原則どおり、道路も橋も段々と劣化していくでしょうから、国民共有の財産として国民に大いに活用させれば良いと思います。
＞郵貯が海外に流れると言うのは、郵貯株が海外資本家の手に落ちると言うことなのです。
それを心配しているのですか。
私はてっきり、国民が預けたゆうちょ資産のことを心配しているのかと勘違いしていました。
でも、仮に海外資本家の手に落ちたとして何がいけないのです？
別にゆうちょは日本の安全保障上絶対保護しなければならないような企業ではありませんよ。
海外資本家だろうがなんだろうが、預けた資産を安全に運用してもらえば何の文句があるのでしょう？
わこさんは、海外資本家を排斥する国粋主義者なのですか？
＞僻地の郵便局が閉められて不便になった人が大勢あるだけで、何一つ良いことは有りません。
それは貴方の思い込みで、事実と相違します。
庶民の立場で見ても、一般の金融機関とゆうちょで送金可能となり、非常に便利になっています。
＞国の無駄な公共工事は、郵貯がなくても一向に減っていません。
あの…、かんぽの宿とか、グリーンピアとか無駄な保養所施設を作るのは確実になくなったんですけど。
採算のとれない事業を強行して、預かった国民の預金を食い物にし、それを血税で補填して表向き繕っていたことをやめさせたことは、郵政民営化の功といえるでしょう。
今回の血税を食い物にする連中の反撃を、（強欲な人間に警戒しているはずのわこさんが）喜んでいる支持しているのを見ますと、いささか唖然とします。
参考にこちらのブログ記事↓もどうぞ。
・民主党に投票した人はこれを望んだのか？ 郵政新社長「渡り官僚」天下り
http://blogs.yahoo.co.jp/ash1saki/60702011.html
ほんとに、このブログ記事のようなことを、わこさんは望まれているのですか？？？
名前の事など大した問題ではありませんので、ご心配なく。
さて、郵貯の株主が外資になってもどうあるかと言うご意見を聞いて驚いています。
日本最大の預金の、貸付先を外国人に差配されても良いとお思いなのですか？
それは日本を牛耳られる事にもなりかねないのですよ。（尤も既にかなりの部分牛耳られていますけれど・・・・・）
貴方はそれでも右翼と、ご自分を思っておられるのですね。
でも私には、それは右翼と言うより売国奴と言った方が適当な考え方ではないかと思えます。
私は自分のことを右翼でも左翼でもなく、普通の日本人だと思っていますが、
もし貴方が普通だと仮定したら、私は間違いなく国粋主義者と言うことになるでしょうね。
日本の家族的企業も、外資の儲け主義の資本家に牛耳られ、日本社会はすっかり様変わりしてしまいました。
若い人は派遣社員だらけとされ、
不景気になったら即座に馘首で、
しかも師走の寒空に宿舎まで取り上げると言うような非人情な事をやる経営者になってしまったのをご存じないようですね。（ソニーもキャノンも外資に乗っ取られているそうです）
大体小泉、竹中と言うのが、法律改悪をして、日本企業を禿たかが餌食にするために（アメリカから）選ばれ後押しされて政権についた輩なのに、靖国神社に参ったら愛国者だと思い違いする馬鹿どもは、小泉を愛国者だと思っているのですから、呆れて物が言えない思いです。
小泉純一郎が総理を引退後、靖国神社に参拝して無いことからも、
小泉にとって靖国参拝は馬鹿ウヨを騙すのが目的の狂言であった事は明白でしょう。
貴方は外資に郵貯が乗っ取られても何が問題だと言っている人ですから、これから私は貴方のことを、右翼とは認めないことにしました。
だからこれは貴方の悪口では有りませんので悪しからず・・・・・
＞それは日本を牛耳られる事にもなりかねないのですよ。
国民の預金を食い物にしてきた日本人に差配されて血税で尻を拭くより、仮に外国人であってもまともな人間に差配されて利ざやを稼いでくるのであれば、その方がよっぽどましだと思うのですがねぇ。
だいたい、日本の金融機関だろうなんだろうが、国内に魅力的な投資対象が無ければ、海外に投資するのは当たり前のことであって、それをハゲタカファンドに食い物にされるなんて決め付けることは被害妄想的過ぎです。
なんで牛耳られることになるのかも、さっぱりわかりません。
仮に食い物にされるような事態になれば、誰だって預金を下ろしますよ。そこまで日本人が愚かだというのですか？
そもそも、日本人だってさんざん海外の会社を乗っ取ってますよ。
自分はやるけど、やられるのは駄目だとでも言うのでしょうか？
あまりにも都合が良すぎませんか？
＞貴方はそれでも右翼と、ご自分を思っておられるのですね。
＞でも私には、それは右翼と言うより売国奴と言った方が適当な考え方ではないかと思えます。
私は自ら右翼だなんて思っていません。
私自身は保守だと思っています。
目先の事象に捉われ、本質を理解せず、扇情的なアジテーションにだまされる人間こそ、それにふさわしい人間なのではないでしょうか。
それではもう何をか言わんやです。
貴方の事を売国奴と言ったのは改めましょう。
「売国奴に操られているのも気がつかないで、意味不明のことを言って、売国奴の代弁している積りになっている人」と名づけましょう。
意見が異なるのは仕方のないことですが、議論していくと必ず相手を「エージェントである」とか、「売国奴だ」とかいう決め付ける対応をされるのは、残念です。
結局のところ、貴方の意見に反論する者は、そのような人間としてしか扱われないみたいですね。
貴方のような人間が多数派となれば、平和の敵、庶民の敵として、大義名分の下に、平然と論敵を粛清するようになるのでしょう。
貴方はそんなことはツユほども自覚されていないでしょうが、私から見れば、その素質をお持ちになっているように思えてなりません。
平和とか正義とか口にする人ほど恐ろしいと思います。
なにせ本人は自分の行為が善行であり、それに反論するものは平和の敵・正義の敵だと思っているのですから始末が悪い。
善を為そうとして、結果的に悪を犯す。
貴方の対応に、そうした独善性が見られることだけは指摘させていただきます。
これは多くの9条平和主義者にも当てはまりますね。
失礼な物言いになってしまいましたが、そんなことを思った次第なのでコメントしてしまいました。失礼致しました。
トンデモナイ！
呆れているだけですよ。
そして貴方のようなトンデモナイ意見を平気で、と言うよりとくとくと主張してはばからない人の意見は、駄目意見の代表として、とても重宝なのです。
だから削除してないでしょう？
貴方のその偏向振りは、只知能が足りないからだけの所為か、それとも生業に関わっているからなのか？
何とか考えを変えて差し上げたいと思ったことも有りましたが・・・・・
人はその高さによって見えるものが、それぞれ違うと言うことは知っておかれたほうが良いと思いますよ。
貴方は位置が低いと言うより、
何も見えないように周りを取り囲まれ、
人から教えてもらって見えていない事を見えていると思い違いしておられるところが有るような気がしますね。
勿論私には私の高さから見えるところしか見えていないのですが、自分の目で見るようにしています。
ですから最近の政治情勢は、自民党の時ほど明らかに酷く無いだけに、微妙で見えないところだらけなのですが・・・・・