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バンクーバーオリンピック閉会

2010年03月01日 12時22分00秒 | Weblog
今日から3月だけれど、カナダのバンクーバーはまだ2月28日で、
今冬季オリンピックの閉会式が行われている。
日本人選手のメダル獲得数は、銀メダル3と銅メダル2の合計5個であった。
それに比べて韓国選手は、金メダルだけで6個も獲っていると言うので、問題になっているらしい。
日本におけるスポーツに対する税金の掛け方が、諸外国に比べて非常に少ないという指摘があったが、日本の場合スポーツ全体としたら、国交省が2~3千億円使っているけれど、それは施設の整備費などに使われていて、選手に対しての援助が少ないと言うことであった。
韓国の場合強化選手が公営のスケート場を使う場合は、無料なのに対して、
日本の場合は一部負担と言うことで3分の1の料金は自己負担で賄わなければならないのだそうである。
スケート場の利用代金は、かなり高価であるはずであるから、3分の1の負担であっても、毎日稽古しようと思うと、個人負担の金額も可也のものとなるのではないだろうか?

利用代金の為に毎日練習する意志のある者であっても、経済的理由で出来ない事になるなら、ここで既に韓国選手と条件において負けてしまう。

それで思い出したのだけれど、大阪府知事の橋下徹は、府営のスケートリンクを赤字を理由に閉じると言っていた。

これからスケートリンクを新設するのだったら、莫大な費用がかかるから見合わせると言うのなら納得も行くけれど、
今回のオリンピックで銅メダルに輝いた高橋大輔選手も、子供の頃稽古場として愛用していた、スケーターを目指す子供にとって、かけがえの無いスケートリンクを、僅かな費用削減の為に閉じてしまうと言うような事で、日本のメダル獲得数が少ないと、選手にはっぱをかけるとしたら、行政は余りにつれな過ぎるのではないだろうか。

一方においてスポーツ設備を整える為と称してなら、何千億円もかけていると言うのに、直接選手の経済的支援に関することについては、極端に吝嗇である。

コンクリートから人へと言う考え方は、スポーツの世界にも大急ぎで及ぼす必要の有ることのようである。


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