9月5日は、クォーレ成田 さんのご好意により、平成小学校での練習試合が組まれました。
私の担当である1年生は、4試合が組まれたのですが、簡単に試合報告をします。
最初の試合のキックオフは、9:15 です。低学年において、朝一番の試合は鬼門で、テンションを上げられない場合が多いのですが、案の定、前半は両チームとも動きが固い。
前半は 0-0 で終了。ハーフタイムには、「ボールを持った相手には、必ずプレッシャーをかけにいくこと」、「積極的にシュートを打つこと」を確認しました。
後半はようやく動きも良くなり、シュート数も増えて 1-0 で勝利。ただ、相手の守備陣を崩しての得点というわけではなく、いわゆる「だんごサッカー」(ボールに選手が一斉に集まる)でした。
次の試合が始まる前までに反省会。選手達にどこを直したらいいか聞いてみる。
「ボールに集まりすぎてた!」 複数の選手が一斉に発言。(わかってるじゃない。)
「後ろから見てると、よく見える。右側にボールがあると右側にしか選手がいない。」と、キーパーからの発言。(見えてるじゃない。)
「じゃあ、どうしたらいいと思う?」というコーチの問いかけに、
「声を出して、教えてあげればいい。」と、複数の選手が発言。
「キーパーが一番、状況を見えているから、キーパーが選手の名前を言って教えてあげよう。相手のゴール近くだとキーパーの声は届かないから、近くの選手が教えてあげよう。」
「はい。」
次の試合は、審判にまわりました。低学年の試合だとボール展開があまり早くないので、ベンチにいるよりも、選手の動きや個人技を近くでじっくり見えます。
相手選手へのプレッシャーもかけていたし、選手達同士の声の掛け合い、ゴール前での詰めもよく、2-0 で勝利。
3試合目は、前半早々にキーパーがボールをゴール前にいた相手選手に絶好のパスを出してしまい失点。同点に追いついたところで、前半終了。
後半は疲れが出てきて、完全に足が止まっている。ベンチから声を出す以上に、父兄席からも叱咤激励が飛びましたが、動けず。(ご参考までに、父兄席からの応援は良いですが、指示出しは禁止です。父兄席から指示を出していると、審判の判断により、対象者は退席を命じられる場合があります。) 終了間際に 1失点で 1-2 で敗戦。
次の試合が始まる前までに反省会。ただ、選手達はどこを直したらいいかわかっている様子。
「プレッシャーがかけられていない!」「ボールに集まりすぎてた!」選手達が口々に発言。
気合い入れのため、「勝って、3勝1敗で勝ち越そう!」、「一人2本はシュートを打とう!打たないと点は入らない。」
最終試合も、審判にまわりました。相手選手へのプレッシャーもかけていたし、ゴール前にも詰めているのが、よく見えました。選手達同士の声の掛け合いも近くで聞けました。
(君達は、本当にスバラシイ。。。) ハットトリックの選手も出て、4-0 で勝利です。
前回の練習試合の反省点とも重なりますが、選手達は、少しでも動くこと、走ること、声だしをサボれば負ける。サボらずに動き、走り、声を出していけば、勝てることを学べたのではないでしょうか。
コーチである私も、普段の練習からそこを理解させられるように指導しないといけないな。
佐倉市長杯まであと2週間。選手達の目標である「市長杯で何かもらう」(3位以内)に向けて、来週もまた一緒に練習しよう。
1年生担当コーチ 川口 記