マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

ヤマダ電機-メーカー販売員、派遣強要の疑い-から思ったこと

2007年05月10日 19時30分07秒 | □私の気になる記事
ヤマダ電機に立ち入り=販売員の派遣強要の疑い-公取委
5月10日14時1分配信 時事通信

家電量販店最大手のヤマダ電機(前橋市)が家電などを納入しているメーカーに対
し、販売員の派遣を強要していた疑いが強まったとして、公正取引委員会は10日、
独禁法違反(優越的地位の乱用)容疑で本社などを立ち入り検査した。

関係者によると、ヤマダ電機は家電などを納入している複数のメーカーに対し、
「ヘルパー」と呼ばれる販売員の派遣を強要していた疑いが持たれている。

ヘルパーはメーカーの従業員や人材会社から派遣される販売員で、メーカーが費用
を負担していたとみられる。

・・・

一昨日、ヤマダ電機へ行きました。

今年4月まで私が住んでいた街にも、ヤマダ電機が出来ました。
そして、今私が住んでいる実家の街にも、数年前にヤマダ電機が出来ました。

そう言えば、彼女が名古屋に住んで1年ほど経った頃、星ヶ丘にもヤマダ電機が
建ちました。

まさに、
ヤマダ電機=今は、勝ち組企業。

・・・

私の街にあったダイエーは、随分前に撤退しました。
滋賀県の堅田にあったダイエーは、亡き彼女と何度か寄ったことがありますが、閉
店となりました。

今はジャスコ台頭の時代。

今住んでいる街にも、また先月まで住んでいた街にも、ジャスコはあります。

家電製品の消費需要は、ヤマダ電機が周辺地域すべての消費を吸い取る。
日々の生活用品や食料品の消費需要のほとんどは、ジャスコが。

品揃え、お店の雰囲気(綺麗さや活気)が他社に追随できないほど凄い。

・・・

まさに弱肉強食,勝つか負けるかの競争社会の象徴のような企業ですよね。

2社とも嫌いじゃありません。便利ですから、どちらかというと重宝しています。
先ほどまで、ジャスコへ行っていました。

・・・

しかし、ヤマダ電機は、自社の人件費の削減や従業員の商品知識の教育に時間を費
やさないために、「メーカーからの販売員の派遣を強要」してまで、売りさばくと
いうのは、いかがなものでしょう。

ん?イヤ、ヤマダ電機の場合は、人件費削減というよりも人手不足かも。
地元の職安で、今ヤマダ電機の求人募集が出てますから、働き手がいないのかもし
れませんね。

勤務時間も長そうだし、土日祝は休めないでしょうから。
だから、「大手で働きたい」「元気のある企業へ就職したい」「給料がいい会社へ
入りたい」という新卒ならではの「勢い」をうまく利用して、新卒採用を山ほど採
るのでしょうけどね。

新卒→入社して1~2年は我武者羅に働く→はじめは忙しさと会社の活気から充実
感と満足感を得る→仕事にも慣れてきたころ「転勤・将来・結婚・家庭を持ったの
ちのこと・長く勤める」を考え出し→あれっ?これでいいのかなぁ?と思い始め→
転職を考え出す

そうなる典型の職業・職種でもあります。

しかし、この度のことは、
日本最大手の家電量販店という強みを活かしてのあまりにも身勝手な強行ですね。
ただ、メーカーも自社製品を売って欲しいでしょうから、「客の集まる『ヤマダ
電機』」を利用している面も多々ありますし、どっちもどっちのような気がします。

メーカーだって小さな個人営業の電気屋さんに液晶テレビ1台卸す価格(仕切)と、
ヤマダ電機のように全国販売で数千数万台を一気に注文してくれる先とでは、卸価
格だって差をつけていますから、人(ヤマダ電機)の悪いところだけを暴露しても
世間の目は、案外冷ややかだと思います。


以前の会社では、
上代の価格なんて知ったことではない!
机や椅子、電化製品など「カタチにあるもの」は、
「『半値八掛け二割引』が当たり前だ」
と社内では言われてました。

・・・

そう考えると、
「どの企業でも『働く』ってことは、大変なこと(特に精神的ストレスに対して)
ことだなぁ」とつくづくそう思います。

今、勝ち組の企業にこれから入社してもいつまで続くか分かりませんし・・・
やはり「人生、成るようにしか成らない」という面もあることを、頭の片隅にでも
置いておかないといけませんね。

昨日、ふと次のようなことが頭に浮びました。
「夕方5:30過ぎたら、帰宅する車が増えて道が混雑してきた。」
「定時に帰れる仕事をしている人って、どんな仕事をしているんだろう。」
「独り立ちして生活できる程度の給料、貰っているのかな?」

私が知る限りでは、よほどでない限り、夕方明るい時間に定時で帰宅できる人は、
今私がいるような田舎では、「給料が安く、独身なら親元からの通いで、生活費
(食費や水道光熱費、賃料無し)は親にお世話になっている」か、あとは「時間通
りに仕事を終えられるパートかアルバイトの兼業主婦か派遣社員の方」だけです。

だって、職安で求人募集見ましても、クレジット会社か保険の外交員、肉体労働以
外の雇用って、正社員でも12万円から良くても20万円か+1,2万円ってとこ
ですもの。

不安定雇用で、ゆったり過ごすか
ある程度の安定雇用で、その代わり過労に耐えるか

これもまた難しい選択です。





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マリッジリングを買いました。 | トップ | 国立京都病院元医長 精神科... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヤマダ電機だけ? (某電量販店員)
2007-05-11 00:15:54
私は某家電量販店に勤めています。
ヘルパーってちいさな個人経営店ならいざしらず
量販店には最低一人はメーカーヘルパーはいます。
多いところだと社員と同じくらいの人数(それ以上)
駅前のカメラ屋さんなんかいい例ですよ。
駄目なことかどうかは知りませんが、数十年前から
普通に行われていること。我々からすると何故今更
そんなこと言ってるの?全国の家電量販に捜査に
入れば全量販が違法(優越的地位の乱用)になる。
ヘルパーを強要?メーカーからヘルパーを立たせて
ください。って言ってくるメーカーもあるんですよ。
メーカーさんに協力してもらう変わりに商品をより多く
販売する。店舗も助かりメーカーも助かる。
ヘルパーがいるメーカーといないメーカーでは販売
シェアが全然ちがう。だから必然的に強い量販店に
ヘルパーは多くいる。確かに会社として人員不足は
否めない部分もあるが、平日と休日のお客様の来店
客数の違いからあまり多く人員を抱えるわけにも行か
ない。いまはインターネットの普及で無謀な値切りを
しているお客様も少なくありません。本文にもあります
が、当然仕入れ値が存在し販売価格との差額が電気
店の粗利。値切りが厳しいとメーカーに仕入れ値をさ
げてもらう。また値切りが厳しくなるとまた仕入れを
さげる。こんな感じで販売価格は下がっていきます。
どこに電気店の利益が残るんでしょうか?
それでもメーカーは他社に負けまいとヘルパーを立た
せるのです。確かに強引にヘルパーを入れないと商品
を売らないなんて時代もありましたが、いまではそんな
ことはありません。改装や新店オープンでもメーカーは
他社よりもいい場所に商品を並べたい。
確かに何故俺らが手伝わないといけないの?っていう
方も中にはいらっしゃるでしょうが、多くの場合両者の
信頼関係で成り立っています。
世の中勝ち組負け組みといいますが、何が勝ち組なの
かよくわかりません。淘汰されなければ勝ち組なのかな。
こんな風に世論に淘汰されれば企業はたまらないでしょう
ね。メーカーさんと話をしていても何をいまさらと雲をつかむ
ような話の連続にあきれています。もしかしたら中にはとて
も強引でひどい従業員がいるのかも知れませんね。
もしそうだとしたら企業はたまったものじゃありません。
あくまでもこれは個人の感想ですので会社(勤務先)とは
なんの関係もございません。あしからず
返信する
Unknown (管理人)
2007-05-11 04:05:08
某電量販店員様、コメントありがとうございます。

なるほど、事の詳細、よく分かりました。ありがとうございます。量販店には最低1人くらいはメーカーからのヘルパーさんがいるというのは、当然そのメーカーさんも自社製品をより多く販売してもらいたいから、業界では当然のことなんですね。

それに、メーカーでも量販店にヘルパーさんを行かせられるメーカーと、そうでないメーカーとがあって、ヘルパーさんの多い少ない(いない)で、そのメーカーの商品の売れ行きも違ってくるんですね。

それじゃぁ、やはりメーカーは「『ヤマダ電機』は、ヘルパーなる販売員をメーカーに強要している(メーカーは困っているんだ)」なんてことは、メーカーもマスコミに取り上げさせて騒ぐこともないですね。

要は「お互い様」「相互利益あり」ということなのに・・・ですね。

・・・

それでは、このような悲鳴を上げてメーカーが「ヤマダ電機さんの強引さには困る」と、マスコミにまで言いふらしたメーカーって・・・ヘルパーとなる人材を雇い、量販店へ送り出すのも大変なくらいシンドイ(財務状況が悪く、対応できない)くらいの先なのかなぁ。

それとも、通常では考えられないくらいのヘルパーなる人の人員数をメーカーに求めたからなのでしょうか。。。

メーカー側:
ヘルパー派遣の人件費>自社製品の販売利益  とか

「安けりゃ、なんぼでもいい」
という消費者の心理も・・・私も消費者ですけど。。。

でも、確かに
「メーカーは、自社製品を他社製品よりも多く販売したい。そしてヘルパーを店頭に立たせてくれるなら、より多くの商品をできる」というのは、メーカーにとって大きなメリットのはずですね。

お客から無店舗営業マン無しのネット販売の格安価格を引き合いに出され、有店舗の量販店の販売員さんは、値引きや値下げ交渉への対応で大変でしょうけど・・・

メーカーは、
自社製品をできるだけいい場所に商品を並べたい
自社製品を販売するためなら、ヘルパーを派遣する
     ↓
量販店もその意気込みを買ってあげている
     ↓
活気のあるお店、品揃えのいい店には、お客が集まる

「メーカーも、たくさん量販店が仕入れてくれて→良し」
「量販店も、たくさん売れて→良し」
「お客も、たくさんの品揃えから安くてよい品を買えて→良し」

「三方良し」の仕組みとなっているんですよね。

それなのに・・・
このような話を取り沙汰されるのは、「困ったもんだ」といわれる気持ち、よく分かりました。

勝ち組負け組って、私は「今は勝ち組」という表現の方が合っていると思います。某電量販店員様の言われる通り、今のカタチでの勝ち組(価格競争に勝ちながら、規模拡大)などは、
いつか頭打ちが来ると思います。

私は・・・ビンボーなので「メーカーもので安い」のであれば飛びつきますが、私の親などは、のちのちのアフターサービスまで考えて多少割高でも、「お店」を選んで商品を買っていますので、「価格競争だけが販売の成功の秘訣」ではないと思います。

私的なことですが、ヤマダ電機にパソコンの修理(液晶ディスプレイ)を出しましたら、素早い対応で、「そろそろかな?」と思っていたときに、いつ頃の予定になりますと連絡もあり、とてもスムーズに事が運んだということがありました。


某電量販店員様、お仕事頑張ってください。


返信する

コメントを投稿

□私の気になる記事」カテゴリの最新記事