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先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

職業がんの可能性が高い「膀胱がん」

2015年12月18日 23時51分05秒 | □私の気になる記事
気になる記事を見かけました。

時事通信 12月18日(金)15時35分配信
厚生労働省は18日、染料や顔料のもとになる化学物質を製造する約40人
規模の工場で、退職者1人を含む男性労働者5人が相次いでぼうこうがん
を発症していたと発表した。

5人は発がん性が指摘される化学物質「芳香族アミン」の一種を扱って
おり、同省は業界団体に換気やマスクの着用など暴露防止対策の徹底を
要請した。

厚労省は「調査中のため特定を避けたい」として、工場名や所在地を
明らかにしていない。
厚労省によると、5人は40代前半~50代後半。現職4人は同工場に
18~24年勤務しており、昨年2月から今年11月に発症したという。

工場では発がん性が指摘される「オルト―トルイジン」など芳香族アミン
の5種類を原料として扱っていた。5人はこれら液体の原料を混ぜる作業
を担当しており、同物質で労働者のがん発症が確認されたのは国内初という。

・・・

確か、大阪では、

日本経済新聞2014年10月22日

大阪市の印刷会社「サンヨー・シーワィピー」の元従業員ら17人が胆管
がんを発症し、うち9人が死亡した問題で、同社は22日、大阪市内で記者
会見し、全ての生存患者や遺族と和解が成立したと発表した。それぞれ
1千万円超の補償金を支払うほか、再発防止に向け安全対策を講じること
を和解内容に盛り込んだ。

和解は9月25日付。辞任した山村徳唯前社長(68)は「胆管がん
を多数発症させ、大変申し訳なく思う」と謝罪。業務で扱う有機溶剤
が発症原因とされた経緯から、化学物質の安全性について専門家に
調査を依頼する体制も整える。

問題は2012年5月に発覚。大阪区検が今月16日、産業医の選任を怠る
など衛生管理体制に不備があったとして、法人としての同社と山村
前社長を労働安全衛生法違反罪で略式起訴し、同社によるとそれぞれ
罰金50万円の略式命令を受けた。

・・・

「がん」でも職業に起因するがんというものがいくつかあります。

私も、第一種衛生管理者の資格を取得するときに、「職業がん」
というものを詳しく知ることができました。

特に、膀胱がんなどは、潜伏期間が長く発症するまでに10年から30年
と学びました。

染料中間体(ベンゼンなど)は有名で、ベンジジンやベーター
ナフチルアミンなどが膀胱がんを発症させると学びました。

化学物資を、吸ったり、触ったりするのは、人体に良くないのは間違い
ないですね。

あと、ご近所さんでは、クリーニング店を営んでいた人が皮膚がん
になったという人も知っています。

私が勤める会社では、50名くらい第一種衛生管理者の国家資格を
取得しています。

事務系社員は、全員取得が義務づけられています。

やはり、「安全は何よりも優先する」「安全第一」「安全専一」
これが企業にとっても、一番のリスク&コスト回避でもあるかと思います。

一度問題が上がれば、企業イメージも損ないますし、会社の存続でさえ
危うくなるご時世です。訴訟の時代ですから。

安全意識は、まずは会社側、経営者側から、しっかりと認識して
取り組まないといけない問題ですよね。

安全衛生面を疎かにして、目先の利益のみを追求していると、いつかは
大きなツケとなって、返ってくるものです。

そこを、よく理解している会社は生き残っていきますが、未だに安全
を蔑ろにしている会社は、長くは存続できないでしょうね。

もう、そんな甘い時代ではないですので。
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