3月21日(木曜)に静岡市葵区紺屋町にあるクーポール会館3Fで行われた講演会。
1/13:10-13:50
静岡県森林組合連合会 榛村純一代表理事会長
『森林組合の存在価値と農林家の森林所有の志』
2/14:00-15:00
株式会社ノダ 鈴木詳一常務取締役
『建材メーカーより見た原材料の歴史的変動と今後の予想』
3/15:10-16:05
高知県森林組合連合会 戸田文友代表理事会長
『森林再生・地球環境・高知の活性化を目指す 土佐グリーンパワー株式会社設立について』
4/16:15-17:20
座談会
『国産材自給率50%に向けて、林材業界が取組むべき課題』
講演は1から4までありました。
すみませんが、1はスルーします。ペコリ
↓ノダさんと高知県森連さんの講演会-1-では、この講演会で気になった点を2点先にお届けします。
今回一番気になったこと。
榛村静岡県森連会長からも座談会時に質問のあった
「静岡県産材生産45万m3、達成するのか?しないのか?」
静岡県産材の木材生産量を45万m3とする計画
静岡県は、この実現に向って、生産性の向上をはかる取り組みをしたり、木材需要拡大に向けた体制づくりをしているわけですが…
◎ノダの鈴木常務
鈴木常務の講演時にお話しが出ましたが、ここが不安因子のようです。
社内でも警戒している(危険視している)方がいらっしゃるようで…
企業側から言ったら、やはりそうなのでしょう。
”山の仕事”が静岡県に定着するのか疑問に思う、ということをおっしゃっていました。
ただ、今後の分析をされて、38万m3はいくのではないか?と。
◎変わって静岡県の林信次森林局長
平成8年でA材だけで県産材生産45万m3だった頃があると過去のデータ等を分析。
路網整備や機械化の推進や伐期をむかえている林が多いので、45万m3はいくのではないか?と。
もう一つ気になったこと。
こちらも榛村静岡県森連会長から座談会時に質問のあった
「長伐期に関して」
◎高知県森連の戸田会長
皆伐の時期という話をすると先人の木を伐るのかと言われると。
昔は家を建てる時、男性がその実権を握っていたが、現在は女性が握っていると考えられ、この状況はあまり変わらないのではと予想。
大黒柱などの柱材が、今ではほとんど使われなくなった…ということをお話しされていました。
◎ノダの鈴木常務
枝が生えたり、太すぎるものは、価値が下がる時代にきたのだと。
その価値観の変動に対しても考え、対応していくべきだと。
木の素材としての価値を下げないように、素材として一番良い時期に伐ってね…ということなのでしょうか…。
林業を営む方々は、
今、伐期をむかえて伐ったとしても、その後、伐った場所などに植林するための資金が、その伐採して得た収益でまかなえるのか?
木材を供給して、実際、きちんと(見合った価格で)売れるのか?
という疑問点に嫌でもたどり着く…と思っています。
皆伐のお話しが戸田会長から出た時、参加された方からの質問が出ていたくらいですし。
植林してから伐採するまでに何十年もかかる(収益が出るまでが長い)ので。
生活もかかっています。
材を出して、売れないのでは、出せない。
もしも、自分が…ということを考えると…やっぱり伐採して供給することを非常に悩みます。
確実に悩みます。
どうしよう…でも…って。
凛とした態度で、「おう!出してやるよ!!」って…きっと…言えない…。
判断に苦しむことでしょう…。
それだけ、先の見通しが難しい状況になっているのだと感じます。
ビジネス林業の成果報告会でも、素材生産の難しさというか、運搬費等のコストダウンはなかなか難しいようなお話も出ていたり…
施業集約化も進んでいるところとそうでないところもあり…
ha数の少ない方は、どうしようって悩まれたり、集約化をあきらめて自分達でできるだけの施業をやっていこうと考えている方も…
昨年の3月21日の講演会で、
「出してくれれば(供給してくれれば)、売る!」
と言葉を耳にしましたが…
そう言われても、なかなか厳しいこの現状。
「どこに売るんだ?」
「販売先は?」
「出せと言うけど、本当に売れるのか?」
と。
この時点では、販売先の開拓はまだだったようで、答えになっているようで、答えになっていない返事がかえってきていたのですが…。
あれから一年。
どう変化しているのか?
静岡県産材生産45万m3達成に近づくのか?
今後の動きを把握していかねばと…ねぇ?チェンムどの!
話があっちこっちにまたがり…
また
文章もまとまりがなく…
すみません。
次回は、2の株式会社ノダの鈴木常務の講演会のもようをお届したいと思います。
きちんとまとめて…
それでは、今日はこれで(事務局でした)。
1/13:10-13:50
静岡県森林組合連合会 榛村純一代表理事会長
『森林組合の存在価値と農林家の森林所有の志』
2/14:00-15:00
株式会社ノダ 鈴木詳一常務取締役
『建材メーカーより見た原材料の歴史的変動と今後の予想』
3/15:10-16:05
高知県森林組合連合会 戸田文友代表理事会長
『森林再生・地球環境・高知の活性化を目指す 土佐グリーンパワー株式会社設立について』
4/16:15-17:20
座談会
『国産材自給率50%に向けて、林材業界が取組むべき課題』
講演は1から4までありました。
すみませんが、1はスルーします。ペコリ
↓ノダさんと高知県森連さんの講演会-1-では、この講演会で気になった点を2点先にお届けします。
今回一番気になったこと。
榛村静岡県森連会長からも座談会時に質問のあった
「静岡県産材生産45万m3、達成するのか?しないのか?」
静岡県産材の木材生産量を45万m3とする計画
静岡県は、この実現に向って、生産性の向上をはかる取り組みをしたり、木材需要拡大に向けた体制づくりをしているわけですが…
◎ノダの鈴木常務
鈴木常務の講演時にお話しが出ましたが、ここが不安因子のようです。
社内でも警戒している(危険視している)方がいらっしゃるようで…
企業側から言ったら、やはりそうなのでしょう。
”山の仕事”が静岡県に定着するのか疑問に思う、ということをおっしゃっていました。
ただ、今後の分析をされて、38万m3はいくのではないか?と。
◎変わって静岡県の林信次森林局長
平成8年でA材だけで県産材生産45万m3だった頃があると過去のデータ等を分析。
路網整備や機械化の推進や伐期をむかえている林が多いので、45万m3はいくのではないか?と。
もう一つ気になったこと。
こちらも榛村静岡県森連会長から座談会時に質問のあった
「長伐期に関して」
◎高知県森連の戸田会長
皆伐の時期という話をすると先人の木を伐るのかと言われると。
昔は家を建てる時、男性がその実権を握っていたが、現在は女性が握っていると考えられ、この状況はあまり変わらないのではと予想。
大黒柱などの柱材が、今ではほとんど使われなくなった…ということをお話しされていました。
◎ノダの鈴木常務
枝が生えたり、太すぎるものは、価値が下がる時代にきたのだと。
その価値観の変動に対しても考え、対応していくべきだと。
木の素材としての価値を下げないように、素材として一番良い時期に伐ってね…ということなのでしょうか…。
林業を営む方々は、
今、伐期をむかえて伐ったとしても、その後、伐った場所などに植林するための資金が、その伐採して得た収益でまかなえるのか?
木材を供給して、実際、きちんと(見合った価格で)売れるのか?
という疑問点に嫌でもたどり着く…と思っています。
皆伐のお話しが戸田会長から出た時、参加された方からの質問が出ていたくらいですし。
植林してから伐採するまでに何十年もかかる(収益が出るまでが長い)ので。
生活もかかっています。
材を出して、売れないのでは、出せない。
もしも、自分が…ということを考えると…やっぱり伐採して供給することを非常に悩みます。
確実に悩みます。
どうしよう…でも…って。
凛とした態度で、「おう!出してやるよ!!」って…きっと…言えない…。
判断に苦しむことでしょう…。
それだけ、先の見通しが難しい状況になっているのだと感じます。
ビジネス林業の成果報告会でも、素材生産の難しさというか、運搬費等のコストダウンはなかなか難しいようなお話も出ていたり…
施業集約化も進んでいるところとそうでないところもあり…
ha数の少ない方は、どうしようって悩まれたり、集約化をあきらめて自分達でできるだけの施業をやっていこうと考えている方も…
昨年の3月21日の講演会で、
「出してくれれば(供給してくれれば)、売る!」
と言葉を耳にしましたが…
そう言われても、なかなか厳しいこの現状。
「どこに売るんだ?」
「販売先は?」
「出せと言うけど、本当に売れるのか?」
と。
この時点では、販売先の開拓はまだだったようで、答えになっているようで、答えになっていない返事がかえってきていたのですが…。
あれから一年。
どう変化しているのか?
静岡県産材生産45万m3達成に近づくのか?
今後の動きを把握していかねばと…ねぇ?チェンムどの!
話があっちこっちにまたがり…
また
文章もまとまりがなく…
すみません。
次回は、2の株式会社ノダの鈴木常務の講演会のもようをお届したいと思います。
きちんとまとめて…
それでは、今日はこれで(事務局でした)。
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