森って?林って?林業って?!

小さなことから知ってほしい。
こちらは公益社団法人静岡県林業会議所のブログです。

静岡県の木材産業ビジョン座談会 2の巻(おわり☆)

2013-08-13 17:58:33 | イベント
火曜日です。
なんだかやっぱり本日もスッキリしない天気。
夏なのになぁ…


はい!それでは!
座談会
”大型木材工場の進出に対する林材業界の態勢づくりを考える”
その2をお届けします!!!

Q6.川中が、川下・川上とどう付き合っていくのか?立ち位置は?
A6.
赤堀さん:建築サイドとの需要拡大を図るための関係を深めていく(密接な連携)。望ましい需要が確保される連携が必要となる(マーケットアクセスの強化?)。
榛村会長:大型工場がくれば(できれば)いいというわけではない。地元の工場が努力してうまく回すことが大切。


Q7.質問の内容を忘れました。ゴメンナサイ
A7.
植木教授?:歴史や人材などが違えばA=Bではない。大型製材進出は、材が流れるというメリットがある。


Q8.どうアピールすればいい?メリットってなに?
A8.
赤堀さん:建築業者・工務店と山側の距離を縮める方法は、木材を使うメリットを知ってもらうこと。建築業者・工務店は「高い」と言い、山側は「安い」という現状、価格交渉をするのは難しいだろう。
植木教授:それぞれそこにあるもの(特有の何か)と抱き合わせでアピールする。林業だけではアピールすることは難しい。


そのほか、会場から質問が出ていましたが…
相変わらず理解ができず、読みとる事ができないので、書けません。ゴメンナサイ


赤堀さんの調査報告の中で
・A材のニーズが減少
・B材、C材はバイオマス用など
・D材はニーズが拡大
だけど、一本柱のような良材は今後も必要
というお話が出ていました。

植木教授のおっしゃる”抱き合わせでアピール”は、やっぱりそうか…と思うも…
何を選ぶか?という点がなかなか難しい問題。

赤堀さんは製材業の方も触れていて…
例えば、
受け入れるサイズを下げることで材を供給しやすい形にしている、だとか
1次加工は自社で行い、2次加工は別に任せて、仕事の無駄を省いて効率などを上げる、だとか
そんなお話も。

大規模製材工場による影響についても、購買意欲のある製材工場は負けないのだとおっしゃっていた。
→材に見合った価格で購入してくれるから、材を出す方も、やっぱりでかい製材工場ではなくて、地元工場に!という考えに自然とシフトしていくんだろうな。さすがだ。

”地域材のブランド力を高める”と赤堀さん。
→静岡県産材は、どれくらい、全国に知られているのだろう?と、ふと思う。
→広めていくだけじゃダメで、見合った価格で広めていくってこと。難しいけど、大切なことだ。


座談会は、タメになるお話でした。
本会もこういった会を開かなければ!!と感じた7月18日。

タメになるお話をありがとうございました。ペコリ

では。


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