今更留学記 Family medicine

家庭医療の実践と、指導者としての修行も兼ねて、ミシガン大学へ臨床留学中。家庭医とその周辺概念について考察する。

USMLE STEP2CKの準備2 USMLEWORLDを使いこなす

2007-12-15 02:01:54 | USMLE
STEP1ではKaplanのQBankを使いましたが

STEP2CKはUSMLE WORLDのQBank を使いました

理由は、評判が良かったからです

日本人のブログ、留学紹介本やUSMLE受験者用サイトのprep4usmleUSMLE Forumでも勧められていました

そして何よりも安い!

Kaplanの半額ぐらいです

STEP1のKaplanではQBankの契約をケチって1ヶ月にしたら、きついスケジュールでえらい目に遭いました

なので今回はリッチに2ヶ月契約

といってもその間、3週間ほど渡米してミシガン、オレゴンを回ったり、STEP2CSを受けていました

その間ちょっとはすすめられると思っていましたが、全然そんな余裕はなく、

結局、契約期間内に全て終えるのは無理でした

それでも大丈夫

なんとUSMLE WORLDは1週間単位で、延長できるのです


さて、本題の使い勝手です

KAPLANのQBankでは、資料の印刷や、コピーペーストをできないようにプログラミングされていましたが、

(windowsでいうところの)スクリーンキャプチャーというコマンドを使ってPDFファイルとして保存することができました

MACでは同じ機能はスクリーンショットといって、Shift」キー、「Command」キー、「4」キーを同時に押せばできます


ところが・・・

USMLE WORLDのQbankはスクリーンショットができません!

やろうとすると、「今度このような不正行為を行うと契約解除します」という内容の警告が出ます

そして最大の難点は、USMLE WORLDの画面がデスクトップの前面に陣取ってどかないこと

例えば、復習をしながらオンライン上で辞書や、画像、Uptodateをみたりという行為が全くできないのです

後ろが全然見えません

仕方が無いので、パソコンを二つ並べて、一つはUSMLE WORLD用、一つは辞書やその他の調べもの用と使い分けるしかありません

パソコンが二つある自宅ではそれで良いですが、出先ではもう無理!

ところがMACで先日 LEOPARDが発売になり、一つのパソコンでUSMLE WORLDとオンライン検索を同時に使えるようになりました

それはSpaces機能を使うのです

SpacesでUSMLE WORLDとオンライン検索を別々の画面に設定すれば、何とか同時に使えます

ただし、USMLE WORLDが立ち上がっている間は、USMLE WORLDと関係のないソフト上でも文字のコピーペーストができません

長い病名でも、検索するときはいちいち一語一句打ち込みなおす必要があります


STEP2CKではKaplanのQbankはやりませんでしたが、お金の余裕があればそちらの方が、多少の使い勝手が良いかもしれません

ただ問題は相対的に簡単らしいです

フォーラムで99点を取っている人の書き込みをみると、大多数の人たちがKaplanとUSMLE Worldの両方をやっているらしいです

高得点を目指す人は、

Qbook→Kaplan Qbank→USMLE World Qbank

のパターンをお勧めします

私も時間があれば、絶対そうしていたと思います

スケジューリングの失敗にちょっと後悔です