ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

ハーフセンチュリーいばらき

2016-10-31 11:51:28 | 自転車
今年はスタッフをしました。
担当は立哨です。
曲がり角で旗を振っておりました。合計4時間も立っていたことになります。
なぜ走らないのかと問われることがあります。
サイクリストの皆さんに安全で楽しく走っていただきたいからです。
自分でイベントに参加するのも楽しいのですが、参加していただく皆さんに楽しんでいただけるのはやりがいのようなものがあります。ゴールしてくる皆さんの表情を見ると、自分がゴールした時の感覚を感じるんです。
今年は事故もなく無事に終えたとのことです。
来年もたくさんのサイクリストに参加していただけると嬉しいです。


足尾銅山

2016-09-10 17:55:39 | 旅行
足尾銅山

日光いろは坂を上ろうかと考えていたが、朝から大雨でとても上れそうにない。そこで急遽、足尾銅山跡を観光することにした。

足尾銅山は山の中にある。
茨城から行くと、日光いろは坂の入口手前の交差点を左折し、長いトンネルを抜けて下る。
谷間に街が現れる。そこが足尾である。
足尾銅山といえば田中正造が有名だ。
田中正造は現在の佐野市で鉱害に反対する運動をした。それらから足尾銅山は渡良瀬川で結ばれているがかなり距離がある。
大雑把に80キロくらいはあるだろうか。
なぜそんな遠いところで鉱害が起こり、反対運動が展開されたのだろうか。
それは銅の鉱石から銅を取り出すやり方と関係がある。石炭なら掘り出せばそのまま使える。しかし、銅の場合は、鉱石を掘り出しただけでは使い物にならない。不純物を取り除く必要がある。不純物を含んだ鉱石から銅を取り出すためには、鉱石を細かく砕き、薬品を使い化学反応を起こすやり方が用いられる。その過程で生み出された有毒ガスが空気中に、水に溶けた有害物質が害をもたらす。空気中に出された有毒ガスは近くの山々の木々を枯らし裸山にしてしまう。裸山は保水力がない。雨が降ると大量の土砂が渡良瀬川に流れ出す。流れ込んだ土砂は下流へと運ばれ、川底に堆積し、渡良瀬川を天上川に変えてしまう。そこに雨が降ると洪水が頻発し、鉱毒を含んだ水は田畑に流れ込み、耕作ができなくなる。
これが大きな社会問題となった。
そこで、対策として銅山から流れでる鉱毒を沈殿させ無害化することになった。
そのために作られたのが渡良瀬遊水地である。この遊水池を作るために強制的に移住させられ村が無くなっている。
まるで成田空港のための土地の強制収用と同じだ。
話しは変わるが、同じ銅山でも日立銅山は足尾とは別の展開をたどっている。日立銅山でも鉱害、特に煙害が起こり問題となったが、かなり巨大な煙突を山の上に築き、精錬途中で輩出される煙をかなり高い高度のところまで上げてから放出した。そのため煙害はほとんどなくなった。
いろは坂を登ることはかなわなかったが、富国強兵の時代の流れの中で果たした足尾銅山の歴史について勉強することができた。
いつか機会を見つけて、いろは坂にチャレンジしてみたい。













センチュリーラン笠間スタッフ

2016-09-06 08:21:09 | 自転車
今年もセンチュリーラン笠間のスタッフをさせていただいた。
自分で走りたい気持ちもあるが、たくさんの人が一生懸命に走り、ゴールして安堵と満足感と喜びが混じった表情を見るのが好きなのだ。
ゴールした人たちにお疲れ様でしたと声をかけると、様々な声が聞こえ返ってくる。疲れきってしまいうなづくしかない人もいるりそれぞれに返事は違うもののその一つ一つに、長いライドを終えた充実感が漂っている。それらの一つ一つに、その人の今日のセンチュリーランのライドを重ね合わせて、想像してみる。
センチュリーランは、人生になぞらえることもできる。
みんなが、同じく道を走るがある、それぞれの心に現れる起伏はかならずしも一緒ではない。全力で失踪する人、仲間と声をかけ励まし合いながらなんとか走る人、ワイワイと賑やかなグループで走る人、ドキドキしながら挑戦する人、リタイアするかどうかギリギリ悩みながら走る人、いろいろな走りがある。センチュリーランは、レースではない。速い遅いはそれほど意味が無いように思う。その時間にどれだけ自分の走りを通じて人生を感じることができるかだろう。そう考えると、センチュリーランは、まさにその人の人生の時間への向き合いが現れるイベントの気がする。
来年も、皆さんが安全にライドできるようにスタッフをさせていただこう。
お疲れ様でした。また、来年もお待ちしております。











梨梨ロード

2016-09-05 22:02:51 | 自転車
9月3日に、りんりんロードを走るサイクリングツアーがあったので参加してきた。
昔、りんりんロードを走って、ストップアンドゴーが頻繁であったのであまりよい印象は抱いていなかった。それがどうなったのかを知りたいし、もしかするとその時の印象は偏見で会ってその後の自転車ライフで自分の感じ方が変わったかもしれない。そこでツアーに参加して確かめることにした。
自分のロードバイクを持ち込んで走ってもよかったのだが、今回のツアーは走ることには重点が置かれていない。梨梨ロードと銘打って梨を食べよう、最後はメロン狩りをしようという内容で、走るよりも食べることに重点が置かれていた。名称からして明らかに初心者を対象としたツアーである。それでロードバイクで走る人はいないだろうし、持参するのが面倒になっていた。ジャイアントのクロスバイクのエスケープが借りられると聞いていた。いまどきのクロスバイクがどんな感じなのかも知りたかったのでレンタルすることにした。
土浦から岩瀬まで走った。
途中の真壁で古い街並みを歩いてみた。
感想は、安全が確保されているサイクリングロードであるが、自転車を始めたばかりの人がまったりと走る場所であり、ガンガン走りこむには不適で、速度を出す道ではない。
ここは周りの風景を楽しみながら、家族や友人とゆっくりと走るべきところである。そうだとすると時速15キロからせいぜい20キロくらいがいいのじゃないだろうか。
今回、そう思った。その速度域で景色を楽しんでこそのりんりんロードだろう。勝手にそう思ってしまった。
そんな速度では満足できないという人はりんりんロードを外して近くの農道などをガンガン飛ばすとよい。田圃道がどーんとある。
りんりんロードは平坦で変化がないという人はりんりんロードから筑波山や加波山方面を目指すと坂道もたくさん楽しめる。
そういう意味で、りんりんロードは基本ではあるがそこに尽きるわけではない。そこからどう展開するか、それが問題だ。










安中から碓氷峠

2016-09-02 07:33:26 | 自転車
最近、自転車に乗ったと実感できる旅をしていない。心の底に澱のように溜まっていく欲求不満には抗えない。高崎に出張があったので何とか半日くらいの時間をひねり出した。さて、そうなるとどこを走るかだ。地図を引っ張り出して眺めながらあれこれと思案してみた。まず、思いついたのは天狗党の足跡を追う旅の続きをすることだ。前回の旅は下仁田から峠を越えた。今回は、高崎付近から下仁田までの足跡を辿るのはどうだろうか。これもいいが、達成した充実感が不足する気がした。地図を見ると、軽井沢が近くにある。半年前くらいにブラタモリで軽井沢から中仙道を降って横川へ歩いた番組を思い出した。そうか。中山道か。街道には宿場町がある。もしかすると江戸時代の名残がある宿場町があるかもしれない。陣屋や旅籠、関所、杉並木。そして、軽井沢までの上り坂。いろいろ空想し、楽しくなってきた。そうだ。決まりだ。中山道を行こう。そこから、ネットで調べた。高崎からの中山道の情報があった。これを使おう。もっと情報が欲しいが、それは市役所や観光協会で仕入れよう。そして、当日、車にマウンテンバイクを積んで安中市役所に向かった。入口近くにいる案内の女性に中山道を歩きたいので情報が欲しいと伝えると、パンフレットを数枚渡してくれた。これ以上の情報となると別の場所へ行かなければならないという。時間ももったいないので、今日は、もらったパンフレットだけを頼りに走ることに決めた。

以下、書いている時間がないので写真を撮るのみとする。

今回も、なかなかよい旅であった。また、続きをやりたいと思う旅であった。
































































































































南郷街道〜下小川から山方宿

2016-08-30 07:21:12 | 徒歩
水郡線の下小川駅で降りて、旧南郷街道を訪ねてみた。南郷街道とは、水戸と棚倉を結ぶ街道で、常陸大宮以北は、大雑把な言い方をするとほぼ118号と重なる。この地域は、南郷街道、旧国道、新国道、水郡線、舟運(現在はない)が久慈川と絡み、そこに集落が形成されている。どのようにして集落が発達してきたのかなどを感じさせてながら歩くと勉強になる。
今回は、街道最大の難所と言われる盛金峠を訪れてみたかった。盛金峠越えで、崖から落ちた旅人や馬がいたので、安政の頃に、ルートが変更されたくらいである。
以前に、常陸太田から水戸まで棚倉街道を歩いてみたが、江戸時代の痕跡はほとんど残っていなかった。旧道がそのまま拡幅されてしまったためだろう。それに比べると、南郷街道はそのまま残されたところがあり、歴史を感じさせてくれる。
今回は峠越えを考えていたので自転車ではなく徒歩だった。もし、自転車ならば、盛金峠の入口に自転車を置いて峠道を歩いたり方がよいだろう。自転車で走るとしたら、もう少し距離があったほうが楽しめるので、今回のコースに南北を付け足すといいだろう。


地図


いい雰囲気の郵便局


水郡線を横切る


神社。なかなか立派ですね。


急な階段


拝殿


びっくりしました。


旧南郷街道の入口 盛金峠へ。


峠の石仏


切り通し


急峻な崖と倒木。進むのは危険と判断し引き返す。


整備されたところはこんな感じ。


懐かしい看板


廃された井戸と洗い場


辻に立てられたお札。魔除け的意味。


石仏、石碑。これは聖徳太子を祀っている。


ガソリンスタンド跡


古い看板


地獄橋


地獄橋の上から


地獄橋の流木避け。


旧道からの久慈川の堰


風情がある旧道。


途中にある石仏、石碑


峠道を振り返る


馬頭観音の石碑群


石碑群


庭先をかすめる旧道


中舟生の廃校


太平洋戦争の前後で社会が変化したことをうかがわせる。


線路脇の蔵。


廃屋


線路の向こうにある神社


自動販売機の墓場


山方宿の御城の北側の旧道。


城の入口。嘆願橋


御城


城から眺める久慈川


城の図


こんにゃく粉の作り方を考え出した人。


根本酒造。美味しいお酒を作っています。







陸前浜街道の水戸から小鶴まで

2016-07-24 17:10:34 | 自転車
予定がキャンセルになったので、急遽、水戸の備前堀のところから旧水戸街道沿いに茨城町の小鶴までをポタリングしてみました。
往復で約36キロ。
今回のテーマは、街道沿いに残された歴史の痕跡を見つけるというというものです。
街道沿いに、これはと思うものを見つけるたびに停止し、写真を撮り、周りを歩きます。そのため時間がかかり、結果としては1時間に10キロしか進みません。
頻繁に乗り降りするのでロードバイクは適していません。なので、今回も小径車を使用しました。
今回の目的は、茨城町長岡にある水戸藩士の毛塚です。
それと小鶴に残された昭和の建物です。

とりあえず、立ち寄った場所の写真をアップしておきます。




































ママチャリで笠間を往く

2016-07-18 22:04:39 | 自転車
笠間の旅を7月16日に実施しました。

笠間駅前の観光案内所でママチャリを借りて、総勢6名でまったりと笠間の中を走りました。
なぜママチャリかというと、参加者のほとんどがスポーツバイクを持っていないからです。
最近、笠間にはスポーツバイクをレンタルしてくれるお店が出てきました。
クロスバイクを貸してくれるようです。
しかし、そのお店は駅から少し歩く必要があります。
歩くのは面倒くさいと考えて、いっそのことママチャリで行こうということになりました。


さて、笠間は水戸から近いので自動車で何度も行っています。
いわば慣れてしまった感じがする街です。
でも、実際にどこを訪れてきたのかと考えると、いつも日動美術館と笠間稲荷神社という具合でした。
いわゆる観光スポットの点だけを拾っていくやりかたです。
このやり方だと、どうしても、その地域の奥深さが伝わってきません。
たとえていうなら、麓を見ずに山のてっぺんだけを見ている感じです。
山にてっぺんがあるのは、それを支えている裾の部分や麓があるからです。
裾野の部分や麓の部分がわかってこそ、初めててっぺんのすごさがわかるのではないかと思うのです。
自転車や徒歩による探索がよいのは、スポットだけ拾うのではなく、線や面として受け止めるからです。
点が散在しているだけで一見、何が何だかわからないと思うものも、線でつなげることができると、図形や模様として浮かび上がってくることがあります。
そういう風に見えてくると、一見無秩序な点の数々が別の意味をもったものとして現れてくるのです。
点が3つだけであったものが、結ばれると△に見えてきたりするわけです。
そうなると、なぜ△なのだろうか、もしかするともう一つ点がどこかに隠れていて四角なのではないかなどと推理が働いてくるのです。
スローに歩くことで見えてくることがあるわけです。
今回の旅も,知っているつもりでいたのに,実は本当は知らない所がすごく多いことに気がつきました。
そういう驚きがあるので,自転車の旅は止められません。
今回も,えっ,こんな場所があったのかと驚く場所も多く,とても実りある旅でした。

今回の最大のビックリは笠間稲荷神社です。
めったにない太太御神楽奉奏を拝見することができました。
神に捧げる舞いと音楽です。
巫女さんの舞とシャンシャンと鳴る鈴の音が忘れられません。
いつの頃から始まったのかはわかりませんが,それを見て,遠い昔の頃から連綿と続いてきたこの神社の歴史を感じました。
何百年も人びとが変わらずに捧げてきた舞いは荘厳で感動しました。

また、ママチャリで田んぼ道を走るのも気持ちよかったです。
ロードバイクに乗るとママチャリをなぜか馬鹿?にしがちです。
でも,ママチャリにはママチャリならではの良さがあります。
ロードバイクのように一生懸命にガシガシ走ろうとは思わないでしょう。
ロードバイクとは違った速度域で力の入らないゆるゆるな感じがいいですね。
これから夏になるという日差しを浴びながら明るい緑色の稲穂が風でさわさわと揺れるたんぼ道を,ゆるゆると走るのは心地よいものでした。
なんだか,中高生時代を思い出します。
穏やかで笑みがこぼれそうな瞬間でした。


以下訪問箇所を箇条書きにします。

笠間駅前観光案内所スタート。
笠間藩藩校 時習舘跡
大石邸跡
笠間藩下屋敷跡 自転車を置いて歩く。
時鐘楼
満州忠魂碑
治功神社
山路を上る。
城跡公園 笠間城跡
佐志能神社 険しい岩の頂上。下から見上げる。
大黒石 伝説あり。
坂本九歌碑
九ちゃんの家 疎開先
正福寺(佐白山観音寺)
真浄寺 笠間城の物見櫓
三瓶神社 瓶がある。
鳳台院 五重塔 巨大な達磨
笠間稲荷神社
笹目宗兵衛商店


















佐渡ロングライド2016

2016-05-23 11:46:15 | 自転車


佐渡のスーパーへ行きました。
バナナのコーナーのところにキューピーちゃん。
ロングライドを応援しておりました。しっかりとヘルメットをかぶっているところがかわいいですね。


さて,今年は130キロコースに申し込みました。
昨年210キロコースにチャレンジしてリタイヤしたので,今年はリベンジをしようと考えておりました。
しかし,仕事が忙しく,まったく自転車に乗っておりませんでした。
そんな私を見て,仕事のパートナーからの「無理して事故をしてもらっては困る,しょせん遊びでしょう」とのまっとうな意見を素直に受け入れ,130キロにしました。
ですから,今年は完全に観光モードです。
3時過ぎ頃にゴールに戻れば,その後に温泉へ行き,地元の魚の美味しい店に行き,冷たいビールと佐渡の日本酒を楽しめます。
それまでは,ゆっくりと観光ポイントで止まり,じっくりと景色を楽しもうということになりました。

新潟港からはジェットフォイルで移動。
両津港に着いたのは午後4時ちょっと過ぎ。
ジェットフォイルは船のような揺れがないのでいいですね。
到着後,迎えに来てくれた先輩の軽自動車で受付会場に移動しました。
さすがに大会前日は道路にローディがあふれています。
どこへ行ってもローディを見かけました。



前日の受付の近くにあったマビックの車とオートバイです。
前日の受付のときに撮影しました。
みなさん,やはりスマホで撮影しておりました。

受付後に,今年も宿泊をお願いしている先輩の家に向かいました。
前日までに宅配便で送っておいた自転車を組み立てました。

その後,地元の温泉へ行きます。
その途中にある佐渡の史跡らしきところを通過するときにいろいろと説明をしてもらいました。
佐渡は,かなりの歴史があるので,興味深いところです。
温泉後は,有名なお寿司屋さんに直行。
しかし,満員でした。
すぐに席が空くというので,待つことにしました。
5分後に,カウンター席が空きました。
地元の客もいるのですが,ほとんどは明日の大会参加者のようでした。
たくさんのお客さんが押し寄せたおかげで,かなりネタが少なくなっているようでした。
とりあえず,オススメのものをいくつかツマミでいただき,その後に,中トロをいただきました。



そのときに飲んだ地元の拓(ひらく)という日本酒が美味しかった。
で,大会後に醸造元へ向かい,さんざん試飲をさせていただき,拓を4本ばかり買いました。



いろいろ美味しいものがあったのですが,サザエも美味しかったですね。


かなり酔っ払って,大会参加者らしき人たちがまったくいなくなり,地元の人だけになってからも飲み続けました。
明日は観光ライドなので,酒がどんどん進みます。
お店の人にオニギリを握ってもらい,明日の朝食にしました。
先輩の家に着いたら,グターッと寝てしまいました。
翌朝,完全に二日酔いの状態で,グタグタになりながら,スタート会場へ向かいました。
着いたのが遅かったので,ほぼ,最後尾でした。
ですが,観光ですから問題はありません。
怪我をせずに楽しみながら時間内につけば問題ないのです。



当日の朝は快晴で風もほとんどありません。
いつもは震えながらスタートを待つのですが,今年は暖かい。

その後,順番を待ち,スタートしました。
途中,コースマップで見どころと記載のあるところには必ず寄る,エイドステーションは必ず立ち寄り,食べる,これが今回のルールです。
いくつか景色のよいところがあったのですが,写真は省略します。

さて今回の目だまは尖閣湾です。
道路からは尖閣湾はほとんど見えません。
立ち寄って,入場料を払い,中に入れてもらわないといけないのです。
そのため,ライダーは誰もいなのです。
ほんとにもったない。
絶景ですよ。絶景。



尖閣湾です。やはりライダーは誰もいません。ここで30分近く過ごしました。岬のほうへ向かうとさらに素晴らしい景色があるのです。絶景を独り占めしました。


さて,尖閣湾を過ぎると,次の名所はZ坂です。


お馴染みのZ坂ですが写真を見ると,道路工事で折り返しのあたりの道幅が広くなったことがわかります。
コンクリートが見えますよね。そこです。
Z坂は好きです。坂の途中からの眺めがとてもいいからです。

坂の途中からの眺め。絶景です。

これを過ぎても,景色のよいところがあるのですが,とりあえず,大野亀。



大野亀。



大野亀の坂上にあるレストラン。
ここのソフトクリームも人気。
もちろん、たくさんの参加者が並んでおり,ソフトクリームにありつくまで10分以上はかかったでしょう。


さて,
今回は,事故現場を見てしまいました。
カーブを曲がりきれずに顔面からぶつかったようです。
事故現場の後に血に染まった布があり,それを見て,ショックを受けました。
やはり安全運転で,自分で確実に制御できる範囲で走るのが一番だと感じました。
しょせん遊びです。
命をかけるものではありません。
無事に家族の元に帰えることこそ大事です。

その後は,ずっと安全運転のことを考えて,前の人との車間距離を置くようにしました。
また,抜くときに声をかけるようにしました。
当たり前の注意を払うことが大事です。

両津ステーションで,昼の弁当を食べてからは,だんだんと気温があがり,暑くなりました。
田んぼを眺めながら,ダラダラと走りました。
130キロコースも両津を過ぎてからはダラダラと短い登り坂があったりします。



130キロコース。山の上からの眺め。たぶん,橋の上からの撮影です。



終了後に、田んぼを歩きました。夕日が美しいですね。

その後,地元の温泉へ行き,また,地元の料理屋で日本酒をたらふく飲みながら佐渡の魚をいただきました。


今年は完全観光モードでした。
観光し過ぎて、途中のエイドステーションに、食物がなくなっていたのが悲しかったのですが、それを上回る観光ができて楽しかったです。

さて、来年も観光モードでいくか、それとも210キロへ再挑戦するかがなやましい問題です。

水戸八景グルメライド

2016-03-28 11:49:53 | 自転車
2016年3月26日 水戸八景グルメライドにサポートとして参加いたしました。

当日は,春とは思えないほどの寒さの中,風もあり,風邪をひきそうでした。
コースは約95km。
江戸時代末期に,徳川斉昭公が藩士の鍛錬のために名勝地を8箇所選んで,1日で歩かせたというコースです。
江戸時代の人は徒歩ですから凄いですね。
今回の自転車のコースは,2回ほど50mくらいの坂を登ることがありましたが,あとはほぼ平坦なコースでした。
スタート地点は,千波湖の西駐車場。そして,偕楽園,青柳,常陸太田,東海,那珂湊,涸沼,千波湖と巡ります。
今回の参加者は,約87名。10グループに分かれて,走りました。サポートが各グループに2名付きました。
今回は「ライド」よりも「グルメ」に重点が置かれたイベントです。
水戸八景にちなんで,それぞれのポイントで,土地の銘菓や食事を楽しむことができました。
美味しいお菓子も,量が多いと食べきれないのですが,それぞれのポイントで1個くらいだったのでちょうどいいくらいでした。
食事は3回もありました。
常陸太田では「けんちんそば」,海浜公園では「お弁当」,大洗では「シラス丼」,ゴールでは「あんこう汁」と盛りだくさんでした。
最後の頃は,もうお腹がいっぱいで走るのが苦しかったくらいです。
これで参加費3500円は安すぎます。

来年もあるかどうかはわかりませんが,もし,実施されるようなら参加したいですね。

写真は,グループ走行の人たちの後ろ姿です。



水戸の城と街

2016-02-15 17:04:46 | 自転車


最近は、寒いので近場をポタリングしている。
参考になるのは、水戸の城下町の地図。
江戸時代の城下町の作り方、そして、明治、昭和と移り変わった痕跡を探すのも楽しい。




水戸の寺社仏閣めぐり 駅南からも弘道館まで

2016-02-13 07:48:42 | 自転車
転勤族で水戸へやって来た人たちをいろいろな場所へと案内しようと企んでいる。
もちろん、知り合いの転勤族たちは自転車を持っていない。レンタルのママチャリを活用して案内するつもりだ。
水戸駅南口でレンタル自転車を借りて、主に、水戸の南側を回るコースだ。
回ってみると、いい感じの寺社仏閣がある。

それぞれの寺社仏閣には、古くいろいろな歴史があるので、それをブログで書くとすごく面倒だ。
だから、今回は文章はカットして写真だけアップ。

レートは、
逆川緑地、吉田古墳、薬王院、清厳寺、吉田神社、蓮乗寺、百樹園、酒門共有墓地、林光寺、光円寺、善重寺、常照寺、吉田古墳城跡、備前堀、伊奈忠次像、水戸街道起点、魂消橋、竃神社、水府流道場跡、彰考館跡、水戸二中の正門、弘道館、三の丸の濠。






























































スポルティフ

2016-02-12 21:57:25 | 自転車


前からクロモリの細身のフレームの自転車が欲しかったのだが、ついにアラヤのスポルティフを入手した。
入手してから、悩んでいるのが装備品のことである。

ペダルをどうしようか。
ライトをどうしようか。
ポンプをどうしようか。
シューズは?
ウエアは?
ボトルは?
メットは?

いずれもロードバイク用のものは手持ちあるけれども、この自転車の雰囲気にマッチしない。
いかにもイギリス紳士風の古典的な雰囲気で乗ろうと思ったのだが、すべて新しく揃えると結構なお金がかかる。だとすると、泥除けなど、スポルティフらしいものを外してしまうか。
悩みどころである。



梅まつりのためのポタリング予行練習

2016-01-24 15:33:23 | 自転車

水戸駅南口です。
レンタルママチャリがあります。
台数は限りがあるので、早い者勝ち。

今回は、水戸の街に梅まつりのためにやってくる人を自転車で案内するということを考えてみた。
お手軽となると、レンタルのママチャリが一番。
そこで、水戸駅からママチャリを借りて、どこを走るか、お手軽散歩コースを考えてみた。


自転車を借りるところはここ。
ペデストリアンデッキのエレベーター、エスカレーターを降りてすぐの場所。


いちおうこんなサイクリングコースがある。
あくまでもママチャリのためのコース。


千波湖です。
晴れると気持ちがいいです。


水戸駅南口を出て、すぐに桜川沿いを西へ。


桜川には桜の木が植えてあるので、桜の季節は最高。


千波湖ぞいを走ると梅がたくさん植えてある公園に到着。すごく広々として気持ちがいい公園です。
たくさんの人たちが散歩したり、遊んだり。
ちょうど、梅の花も咲き始めた。
ゆっくりと息を吸うと、かすかな梅の香りを感じました。


千波湖湖畔には、水戸黄門像と写真の斉昭公慶喜公の親子像がある。



千波湖の向こうに水戸の街が見える。
水戸は公園都市なのだ。


ダイダラ坊の伝説。
千波湖は巨人が作ったらしい。

千波湖をぐるっと一周。
自転車ではなく歩きでも大丈夫なコースでした。

新春ポタリング

2016-01-12 06:15:24 | 自転車
昨年はほとんど自転車に乗っていなかった。
10月に伊豆大島へ出かけたのが最後だった。
運動しないと体脂肪率が増えていく。
体組成計に乗るときちんと残酷な現実を数字で示してくれる。このままでは、まずい。
そう思い、新春ポタリングと銘打って走ることに。
伊豆大島へ行ったきり、そのまま輪行袋に入れてしまったままの自転車を取り出して、水戸から那珂湊、大洗方面へ行くことにした。
気温は8度くらい。
この季節にしては暖かい。
風もないので助かる。
那珂川沿いを那珂湊までくだる。
那珂川の水面は風もないためゆったりしている。
那珂湊は江戸時代末期は、相当に活気のある港町であったが、今はすっかり寂れてしまい、昭和という時代がそのままタイムカプセルで残ってしまったかのような懐かしさを感じさせる。
まずは史跡をということで、反射炉、次にいひん閣を訪ねた。
その後、街並みをぶらぶらとポタリングしながら、湊大橋を渡った。
橋の真ん中で、外側に膨らんだ観覧場所はあるので身を乗り出して、太平洋のほうを眺めた。
ここは高所恐怖症の人間には辛いものがある。
景色は最高なのだが、足元がそわそわしてしまい、素早く自転車で通過することにした。
その後、大洗のアウトレットの近くで食事をして、地元の有名なサザコーヒーでゆったりとコーヒーを飲んだ。
最近は、走りよりも、史跡巡りや喫茶店でまったりと過ごす時間が増えてきている。
体力的に衰えてきているかもしれないが、落ち着くことも大人のゆとりと言い聞かせている。
さて、今年は少しずつ自転車に乗る時間を増やしていこうと思う。