電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

端子の増締めをして過熱防止

2013-10-16 00:35:53 | 電気事故・故障例

電気の点検の時に行う、

『端子の増し締め』

Sime

目的は、配線や端子が緩むことによる加熱防止です。

 配線をブレーカーなどに組み付けた場合、

 しっかり締め付けたつもりでも、

  後から緩んだり、締め付けが緩かったりと

 締め付けを行ったら結構緩んでいることがあります。

Yake_2

これが原因で、

火災になったり、分電盤の破損が発生することがありますので、

 電気の点検時に時々増し締めを行います。

 写真のように締め付けを行うと、

 電気が活きたままの作業で注意しながら行います。

ただし、

  金属部分が露出したところは、ショートして火が出ますので、

  どうしてもの時には、電気を止めて増し締めを行います。

 Ban

  何事にも安全第一です。

                                 ・・・・ 電管太郎


洗濯機の修理

2013-10-15 07:22:35 | マっちゃんの部屋

本来の仕事とは、直接関係はないものの、

洗濯機の水漏れの修理をすることとなった。

 洗濯機の水漏れ個所は、大きく2か所

 ①水道の入口

 ②排水管まわり

です。

Sentakuki3

 ①については、ワンタッチジョイントで締め付けるが、

  防水ゴムが緩むと、水漏れが発生するので、必要意外は蛇口を開けない。

 ②排水口は、排水ホースと下水管の接続部分のカバーのずれがあります。

 結局②が原因でした。

ちなみに、

 洗濯機の排水ホースはできるだけ短くして、落差を十分使えるようにしましょう。

 曲がりが強いと、糸くずが詰まりやすくなります(特に業務で使う場合)

ただ、

 試運転の時に、

 回転している水を見ていると、

 気持ちは無になり、じっと回る水面を眺めてしまいます。

Sentakuki

Sentakuki2

なぜか、洗濯機には愛着がある。

                             ・・・・電管太郎


鹿児島での経験

2013-10-14 19:28:57 | 電気ネタ

早朝、車で出発予定でしたが、興奮して寝れない。

 途中で適当に寝ればよいと、夜中に出発!

何とか鹿児島に到着!

 2日間の予定でとある大きな電気設備の点検の応援に行きました。

 ●1日目は、現地の下見と工程の確認

    ◆夜は、確認作業+懇親会

 ●2日目は、早朝からの作業開始!(7:00から18:00)

   ◆朝礼⇒各配置に分散⇒作業開始⇒停電⇒点検⇒復電⇒終礼⇒終了

 鹿児島のグループの電気管理技術者と一緒に組んで回りました。

 初めて一緒に仕事をする方ですが、

   簡単な打ち合わせをした後は、点検作業開始。

  場所が違っても、同業者は言葉が要りません。

   作業分担も自然にできます。

  細かな手順は、お互いに勉強になります。

 なんだか、心地の良い感じで仕事をこなしていきます。

  あっという間に、作業が終わりました。(

  本当に良い経験が出来ました。

 ちなみに、

  懇親会では、『桜島の灰』『福岡のPM2.5』で盛り上がりました。

  どちらも大変苦労しますが、

電気設備内の灰の付着が相当なものです。(

  さすがに灰はこんな感じです。(

Hai_1Hai_2

車は、こんな感じです。

 Hai4

あと、鹿児島観光で『鹿屋航空基地資料館』に遊びに行きました。

  http://www.mod.go.jp/msdf/kanoya/sryou/msdf-ks/ 

 ⇒入場無料です。

Kiti_1

 ★ゼロ戦もあります。

Kiti_2

Kiti_3

広い敷地に飾ってあるたくさんの航空機は見ごたえあります。

                              ・・・・ 電管太郎


電気保安の武者修行

2013-10-10 22:32:52 | マっちゃんの部屋

以前の会合で、県外(鹿児島)の方に

 『機会がありましたら、電気点検の応援に呼んでください』

 お願いしていましたら、

 このたび、その方から、

  『チョット遠いですが、電気設備の応援にきませんか?』

  とのお誘いがありましたので、

武者修行に今から行きます。(深夜出発:福岡⇒鹿児島まで)

  ★一泊二日の予定★

 とある大きな設備とのこと。

何事も勉強です。 ワクワク

Kyusyu

                              ・・・・ 電管太郎


電気における絶縁の意味

2013-10-10 01:07:26 | 電気ネタ

電気機器や配線の絶縁とは、

 電気的に地面に電気が流れにくい状態で、絶縁を保つが大切です。

 絶縁抵抗測定器(通称:メガ)『絶縁抵抗値』を測定します。

 通常の100V電気機器の規定値は0.1MΩ以上が必要となります。

  (動力200V回路の規定値は0.2MΩ以上

絶縁抵抗値を測定する場合は、

  Mega

   このように対地間での状態を測ります。

 (100V出力のメガで絶縁を測る時には、線間に直流の100V出ています。) 

『絶縁抵抗値』が小さくなると、

 地面に電気が流れる漏電が発生しやすくなります。

漏電が発生すると感電・火災の元となりますので、

 常に、絶縁抵抗値の規定値以上の確保が必要となります。

絶縁抵抗値が小さくなる原因は、

 電気機器や配線が古くなったり、配線工事に絡んでの誤配線など

 ありますが、

 何にしても、絶縁抵抗値の不良(絶縁不良)を確認したら、

 原因の確認と改善処置が必要です。

                                 ・・・・ 電管太郎