建物の天井には、大抵、点検口が配置しています。
実は、とても重要なものです。
目的は、天井裏の点検が目的です。
点検とはいえ、種類も多く、
電気の配線、通信線、空調機の冷媒管とドレン管など
◆この場合は、電線の確認・追加工事に使用します。
◆この場合は、エアコンのメンテナンスに使用します。
点検口のサイズもいろいろあります。
◆300cm×300cn(□300)
◆450cm×450cm(□450)
◆600cm×600cm (□600) など、
□450から人の出入りが可能となります。
(的には、□600からがうれしい)
電気の配線の基本としては、
天井裏(いんぺい場所)においては、
電線を途中でつないだり、分岐させる場合には、
点検口の近くでしなければなりません。
◆天井の点検口から遠いところ(点検できないいんぺい場所)での
接続はだめです。
時々、点検口から遠い所でつないだりしている時があります。
電気の点検をすると、キチンとした電気工事店の仕事かどうかが分ります。
『イー仕事してますねー』とした配線を見ると気持ちが良いですが、
『これは、…』()としたものもあります。
⇒この前、『照明が点かない』と調査すると、
かなりいい加減な電気工事を発見!
また、ある時には、天井の中に分電盤がある! ・・・ぎょぎょぎょ()
(ここのブレーカーが飛んだら分るがはずがない!)
その後の改修が大変です。
見えないところでも、気を抜かないでくださいね!
・・・・ 電管太郎