おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「地方店繁盛の方程式」
・大都市と地方では繁盛店の条件もおのずと異なる。
・大都市では店で想定しない客には来てもらわなくてもいいと言うくらいがよいとされる。
・だが、地方で東京で流行っている店をまねてもたいてい失敗する。
・商圏が小さく、少ない潜在客の多くを自店のファンにし頻繁に来てもらわねば経営が成り立たないからだ。
(引用:2012/07/27 日経MJより)
とのことです。
なんと事例には私の故郷でもある鳥取市のタイ料理店が紹介されていたのでピックアップしてみました。
タイ料理店「アイワナドゥ岩戸」
8年前に母親から引き継いだ現店長は、本場タイで学んだ料理を地元客に合う味に仕立て直して提供。
その一方で、連れにタイ料理が苦手な人がいる場合や子供や年配者も安心して来れるようにオムライスや海鮮丼もメニューに用意しているとのこと。
今では毎月の売上は300万(8年前の1.5倍)とか。
私の地元なのでわかりますが、本当に人が少ないのです。日本の都道府県で一番人口が少ないので。。。
マーケティングや戦略を立てるときって、ターゲットを絞れというのは常識ではありますが、一定以上の人が存在してこそのことだというのもまた事実だと思います。
昔から地元では大手のファストフードチェーンも苦戦していると思われる状況です。
とはいえ何の特徴もなければお客様も来ませんし、専門性を出しつつも、間口を広げたメニューづくり、店づくりが必要となるのが地方では必要となるのでしょう。
頭でっかちに教科書通りの戦略でなく、それらを参考にしながらも地元に足の着いた商売が大切ですね。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
JHTC認定 HACCPコーディネーター
藤田雅三