中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

複合化店舗

2018年01月04日 12時33分26秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

 

人事コンサルタント養成講座 ただいま第17期、2018年2月期生を受付中です。実践実務で使えるツールが満載です。

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「コンビニに近づく? ドラッグ店、弁当で集客」
・ドラッグストア各社が弁当を販売する店舗を増やしている。ウエルシアホールディングスは弁当惣菜店やコンビニエンスストアから仕入れる弁当の取扱店舗を現状の4倍規模に広げる方針。ココカラファインは弁当に加え、イートインコーナーやコーヒーマシンも備える店舗を都市部に展開する。
(出所:2017/12/27 日経MJ)

とのことです。

医薬品、日雑より食料品の方が、特に弁当など購入頻度の高いものを扱うことで来店頻度を高め集客の底上げをしたいということですね。

ウエルシアではイオングループのオリジン東秀との連携で、24時間営業の店舗を中心に約40店で販売、1店1日当たり12,000円程度の売上とのことです。
弁当1個500円とすると24人程度のお買い上げなので、どれだけ集客の役にたっているのかはちょっと微妙な気がしますが、実際どうなんでしょう?

ツルハホールディングではローソンとの融合店舗を増やしているようで、一番のポイントは弁当で、弁当を入れることで違いを打ち出すことができる・・・とか。

って、みんなドラッグが弁当扱いだしたら、違いなくなるじゃん?って気はしますが。。。

弁当自体はコンビニや惣菜チェーンから仕入れなくてはならないでしょうから、今さら中食市場で弁当惣菜の勝負をするわけではないと思うので、購入頻度の高い商品の取り扱いを広げてなんとか集客したいというだけの取り組みに過ぎないのかなあという気もいたします。
これを続けていけばコンビニやミニスーパーと変わらなくなりそうです。

すでに一般食品などのディスカウントで集客しているチェーンもあり、食品スーパーと競合するなどしていますが、流通業界としてはお互いにあまり良いことないのではないかという気も最近しています。仁義なき戦いというか、、、もっと健全な競争環境になればいいと思うのですが。

「総合化」の道をすすめばきりがないので、専門店が立地に合わせてうまく「複合化」していくのが課題な気がします。 

★ブログランキングに参加中です。1日1クリックしていただけるとうれしいです!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へにほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
blogramランキング


流通小売業、飲食業、サービス業の戦略、マーケティング、業務改善
製造業(消費財・生産財)のBtoBマーケティング、営業戦略
人事コンサルティング(人事評価制度・賃金設計・各種研修)
創業 / ベンチャー支援 経営革新 事業再生・企業再生 事業承継 / 後継者支援 初回無料ご相談はお気軽にこちらまで。E-mail
インサイトアップ株式会社 公式サイト
人事評価制度研究所 公式サイト
経営コンサルタント
経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2018年あけましておめでとう... | トップ | 第17期人事コンサルタント養... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

戦略・ブランド・コスト・業務改善」カテゴリの最新記事

Twitter

カレンダー

2024年8月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

バックナンバー

  • RSS2.0

なかのひと

無料アクセス解析