中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

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価格戦略

2017年02月26日 11時46分17秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

 

 

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おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「美術品」扱い1本200万円」
・超高級な日本茶が海外でデビューした。国内では日本茶の消費が伸び悩んでいるが、世界に緑茶など日本茶の文化を売り込もうと富裕層を狙ってインターネット通販を開始した。じっくりと時間をかけて最高の茶葉から抽出されしゃれた瓶ボトルに入ったお茶。シンガポールの販売価格は日本円で1本(750ミリリットル)200万円だ。
(出所:2017/02/06 日経MJ)

とのことです。

販売元はロイヤルブルーティージャパン(神奈川県茅ケ崎市)という会社だそうで、売れ筋の価格帯は1本5,000円前後だそうです。

香港の高級スーパーから打診されて交渉すると、店頭に並べて売るには価格主導権を奪われてしまうとのことでブランド価値を下げないためにネットに限定したそうです。

1本200万円のボトル入りのお茶はさすがに日本人ではどうかと思いますが、海外のお金持ちなら購入する人もいるかもしれませんね。話題性はあるのでこうした商品がニュースになるだけでも良いと思います。

実際の売れ筋は5,000円というのも、日本人のお茶感覚では高いですが、200万円という商品があることで5,000円が買いごろの値段に見えるという効果もあると思います。

先日、甘味処屋さんの高額なかき氷の記事を見ましたが、数千円くらいなら話のネタに食べてみても良いかなと思う人もいるでしょうし、1,000円や500円くらいのかき氷が安く見える効果もあるでしょう。

単価を上げたい、中心価格を引き上げたい場合に、売りたいと思う価格より高価格帯の商品をラインナップするという方法も良いですね。

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