岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

チャートの石垣。

2007-12-16 02:01:36 | 卯之町点描


西予市宇和町の石垣は、大体どこでもこういう石の質感で組まれている。
これは中町(なかのちょう)の山手側、坪ヶ谷にある県立宇和聾学校の石垣。

赤茶けた灰色とでも言うべきか、その色合いを適切な言葉で言い表すのは至難のわざだが、地味と言えば地味。それだけに、何気なく地元の風景に溶け込み、誰もそう意識しない景観の代表例。

でも、明石寺も山田薬師も、宇和盆地のどこの農家や水路の石垣も、全てコレである。これらチャート系の石垣は、三瓶や八幡浜市側の若山地区にも見られるが、城川から続く西予市全体に広がっていて、この層の北側に並行する佐田岬半島などの青石文化圏とは一線を画している。

雨山公園の紅葉。

2007-12-02 07:43:58 | 卯之町点描


12月だというのに、中町の山すそにある「雨山公園」の紅葉が美しい。

彫塑家白井雨山を記念した公園で、薬草園などもある。
今年は、どこも例の地球温暖化で、紅葉の時期が狂ってしまっている。

12月1日の中町、そのニ。

2007-12-02 07:39:48 | 卯之町点描


出来上がった側溝はこのようになっていて、雨水がこの細い溝から流れ込むようになっている。排水溝が内臓された形。

「中町」地区は、現在、国重要伝統的建造物群(重伝建)選定を目指している関係で、景観に配慮する観点からこうした目立たない構造が採用されている。
葉っぱや、小石など、目詰まりしないか心配だが、大丈夫でありますように。

12月1日の中町(なかのちょう)

2007-12-02 07:27:40 | 卯之町点描


まだ、観光客の来ない朝の中町(なかのちょう)。

現在、公共下水などの道路工事が行われていて、やっと舗装が終わったところ。
11月は、掘り起こされた地道で歩きにくかったが、これでやっと少しは歩き易くなった。工事は、側溝の方をやっていて、まだしばらく続く。

「卯之町点描」

2007-12-02 07:20:31 | 卯之町点描


早くも、今年も師走。

新しく「卯之町点描」のカテゴリーを増やしてみた。
これは、12月1日の卯之町駅。

外からのお客様を宇和町に迎える時に、駅名が「卯之町」であることに驚かれる方が少なからず居る。
近世の宿場町時代からの名称であるが、平成の合併で西予(せいよ)市となった宇和町には、その歴史核としての中町(なかのちょう)があり、外部の方に説明するのはナカナカにややこしい。
西予市・宇和町・卯之町・中町、これらを使い分けなければならない。