エバーグリーン (いつまでもあほい)

酒と映画と本を愛し 音楽なら何でも
名前と同じで気(木)が多い

今更だけど
人間到る処青山有り  

土を喰う日々 水上勉

2024-05-20 19:08:00 | Weblog

以前何処の放送局だったかは忘れたが

この水上勉の土を喰うをドラマというか

ドキュメンタリーとして放送していたのをみた覚えが有った

その時はさほど気にしてみてなかったのだが

最近粗食について考える事があって

本を探していた時目について

今回読んでいるわけだ

最近罰当たりな事だが家人の作ってくれる

食事に食欲が湧かない

一汁一菜で充分であるとも思っている

勿論酒はまた別の話なのだが

そんなこと思いを

とてもじゃないが家人には言えない

贅沢な無い物ねだりだと自分でも思っている

それで件の本である

これは水上勉のフィクション小説ではなく

精進料理のレシピ本ともといえよう

12ヶ月に亘っての食事

彼のお寺の坊主時代からの模様が

思い出の味として語られている

そう彼は幼少の頃から寺に預けられていたのだ 

その折り寺の厨房を任せられ

精進料理を住職の酒のあてを造らされていたのだ

その時の学んだ事が料理が今回の本で細かく語られている

食事とは何なのだろう

飽食の時代に何を思って三食の食事をしてるのだろう

本当に美味しい食事とははなんなんだろう?

改めて考えてさせられた

 

 

 

 

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