先日ブログで無添○○寿司の批判を書いた
寿司屋と名乗るな と きつい事も
山本一力の文庫本銀しゃりを読んで
その時の憤りを思い出した
銀色に輝く炊きたてのご飯を
ただそれだけでご馳走だと思って食べた記憶がある
それは何よりも美味しかった
物語の舞台はほとんどの山本一力作品同様
江戸深川だ
一人の寿司職人と旗本家臣の勘定方
まったく繋がり無縁を思わす人との交流を描いている
そこに流れるのは
江戸人情の機微だが
人が人としての有ようであるし
山本独自の商売についてのアイデアが溢れている
そのアイデアの中に
現代の商売 企業戦略に対しての批判が
私には見えた
金を盲目的に漁るだけで
倫理観や人情味や粋というものを失ってしまった
現代に対する批判を・・・・
銀しゃり 山本一力 著
小学館文庫
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