「白秋」に想ふ―辞世へ向けて

人生の第三ステージ「白秋」のなかで、最終ステージ「玄冬」へ向けての想いを、本やメディアに託して綴る。人生、これ逍遥なり。

乱読譜~20101231

2011年02月19日 | Monologue & Essay
☆主な読了本~20101231☆






☆☆『理科系冷遇社会』(林幸秀・著、中公新書ラクレ)☆☆

  日本の科学技術力を憂える心情は理解できなくなくはないが、元科学技術官僚というキャリアを考えると言い訳のようにも聞こえる。そもそも冷遇されているのは理科系だけだろうか。






☆☆『日本の科学者101』(村上陽一郎・編、新書館)☆☆

  「科学者」の定義は難しいが、いわゆる基礎科学者のみならず工学者や医学者も含まれている。一見人名事典の趣きだが、近現代日本を支えた科学者たちの息づかいも垣間見えてくる。






☆☆『青い鳥のゆくえ』(五木寛之・著、角川文庫)☆☆

  五木寛之の読む『青い鳥』は「幸せはつくらなければならない」というメッセージだけで終わらない。仏教で説かれる〈山川草木悉有仏性〉へと至り、「青い鳥」は「自然との共生」へと羽ばたく。 




乱読譜~20101213




  

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