『柿の種』(寺田寅彦・著、岩波文庫)
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ここにいるのは“詩人”としての寺田寅彦である。 . . . 本文を読む
『理系バカと文系バカ』(竹内薫・著、嵯峨野功一・構成、PHP新書)
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著者の竹内さん自身も認めているように、一見、挑発的なタイトルである。しかし、結論はしごく真っ当なものだ。 . . . 本文を読む
『生物と無生物のあいだ』(福岡伸一・著、講談社現代新書)
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「第1章 ヨークアベニュー、66丁目、ニューヨーク」は「摩天楼が林立するマンハッタンは、ニューヨーク市のひとつの区(ボロー)であり、それ自体ひとつの島でもある。西をハドソンリバーが、東をイーストリバーが流れる。」とニューヨークの情景描写ではじまる。 . . . 本文を読む
『素敵にサイエンス~研究者編』(鳥養映子・横山広美・編著、近代科学社)(&『なでしこたちの挑戦~日本の女性科学者技術者』(国立科学博物館))
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『素敵にサイエンス~研究者編』は主に女子中高生を対象にして、理系の進路選択を応援している本だ。 . . . 本文を読む
『物理学と神』(池内了・著、集英社新書)
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書店で立ち読みしたり書評を読んだりして、この本は実に興味深いと思って買ったにもかかわらず、逆に長い間ツンドク(積読)状態になっている本が少なくない。 . . . 本文を読む
『世界でもっとも美しい10の科学実験』(ロバート・P・クリース・著、青木薫・訳、日経BP社)
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この本に出てくる10の実験のうち、ガリレオの斜面の実験とヤングの光の干渉の実験は、実際に学生にやらせた経験がある。 . . . 本文を読む