里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

スモモの花

2015年04月09日 | 4月の花

 

春は一気桜とともに咲きだしたスモモの花。

ここ3日程冬に逆戻り、4/8、東京では雪が降った ・・・・・この写真は冬に戻る前日の撮影。

 山城もその昔はすももの産地だった事もあり、未だにあちこちの畑にスモモの気が有り、白い花を咲かせて居る。

桜と同じような大きさの純白の五片花を付けるが・・・・桜の影に隠れてしまって目立たない。

ミツバチが忙しそうに飛び廻りせっせせっせと働いていた。

撮影2015.4.5

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バラ科サクラ属

葉の展開に先立って白い五弁花をつけ、時期的には、「梅」が終わって「桜」が咲き出す寸前のころである。

葉のつけ根に、花径15から20ミリくらいの花を2、3輪ずつ密生して咲かせる。

葉の特徴 葉は細長い楕円形で、互い違いに生え、実の特徴 花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤紫色ないし黄色に熟する。

その他 実の酸味が強いことから「酢桃」とも書き、 生で食べるほか、ジャム、果実酒、乾果などに加工する。

俳句では、「李」が夏の季語、「李の花」が春の季語である、開花時期 3月から4月、分布 原産地は中国 中国では桃とともに春の代表的な花として古来から愛されてきた。

日本へは奈良時代には渡来、大きさ・高さ 5~10メートル


ムシクサ・(2015春)

2015年04月07日 | 4月の花

冬の間、蕾は付けても殆ど花開かなかったムシクサ。

春が本格的に動き出し、小さなムシクサも野面のあちこちで満開状態 

目いっぱいマクロにしてもコンデジではこの程度・・・

 しかしこんな小さな草にも容赦なくアブラムシが寄生している。

撮影2015.4.4


スミレ(菫)

2015年04月06日 | 4月の花

いつもの散歩道、木津川堤に伸び出してきたスミレ花。

検索したところ、これが一般に言うスミレ草なんだろうか???

 

スミレは種類も多く、雑交配種も多いらしので確定がしづらい。

撮影2015.4.4

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スミレ科 スミレ属

低地や丘陵などに普通に見られる多年草、ふつう無毛または葉柄や花柄に毛がある。

根茎は短く、少数の太く長い黄赤褐色の根をおろす。

葉身は3角状狭卵形、長楕円状披針形またはへら形で、鈍頭、長さ3~8cm、低い鋸歯があり、基部は切形または柄に細まり、やや厚く、
表面は深緑色で、やや光沢がある。

柄はしばしば紅色を帯び、長さ3~15cm、上方に翼がある。果期の葉は狭3角形で、基部のやや心形であるものが多い。

花柄は長さ5~20cm、花は大型で濃紅紫色、萼片は披針形。

花弁は長さ12~17mm、側弁には毛があり、距は長さ5~7mm。


メダケ(雌竹) の花

2015年04月05日 | 4月の花

いつもの野面散歩道・・・・・篠竹の笹に花が咲いていた 。

 

 詳しく調べると、どうもメダケ(雌竹) と言う種の篠竹らしいが・・・・

 ここ何年来、同じように同じ道を歩いて居るが、こんな姿を見るのは初めて。

 

 竹はイネ科植物だからコメ稲と殆ど同じような花を咲かせて居る。

僕も長らく田舎人間をしてるが、丈に花が付いてるのを見たのは物心付いてから二度三度、もう忘れるほど長らく見てなかった。

 

 ネット検索では、このメダケが比較的花を付けやすいと言うが・・・花が終わるとやっぱり一斉に枯れるらしい・・・

今度いつ見られるか判らないのでしっかりバシャしておきました

撮影2015.4.4

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イネ科メダケ属:別名オンナダケ、メダケ(女竹)

関東地方以西の本州、四国、九州、琉球まで広く分布する多年生常緑笹の一種。主に川岸や海辺の丘陵などに群生、稈の高さは2〜8mほど、直径1〜3cm程度で笹としては大きい部類だが、その姿はすらっと細く伸び女性を思わせる。

花は5月頃(毎年ではない)、緑淡色で、茎(稈)先と枝先に束生密生。先に5〜11個の花からなる10〜20個ほどの線形扁平で3〜10cmの小穂をつける。

花皮は針形で長さ0.3〜1.5cmほど、包穎は2枚の小形、護穎は大きく先は尖る。内穎2竜骨、鱗皮3、花柱3、おしべ3。

時々開花し、後に枯れる、花穂は古い皮をつけていることが多い。

果実は穎果で尖った楕円長形、果長1.4cm、花が咲いたら枯死する多年生一巡植物(一種の1年草)だそうだ。


散歩道の桜

2015年04月04日 | 4月の花

今日はこの前4月2日、待ってましたとばかりに花開いた我が散歩道の桜花。

 

井手町木津川に注ぐ天井川玉川は山城の桜の名所。

玉川堤はこの満開の桜の後に山吹が咲き乱れる。

飯岡の野面道より望む同志社大学のチャペルと校舎・・・最近この建物が何かと気になる。

 

山城大橋下流、河川敷に一人生えのソメイヨシノ・・・今年は堤防工事ですっかり枯れ草が整理されいつもの景色とは様子が違ってちょっと何だかなあ・・・・

撮影2015.4.2


キブシ

2015年04月03日 | 4月の花

ブラブラと紐のようにぶら下がって一杯の花を付ける姿が独特で、見間違えようが無い。

久しぶりに登った正規ルートの山道、谷底途中から枝を伸ばしていた。

葉の展開より一足早く紐のような花序を伸ばし、垂れ下がった花序には・・・・

鐘形四弁花をズラズラ付下げ、そよ風にもゆらゆら戦いでいる。

一つひとつの花をよく見るとヒサカキの花にも似てるが、あれより一回り大きいかな???

撮影2015.4.1

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キブシ科キブシ属:落葉低木または小高木

北海道西南部~九州の雑木林や林縁、山地の道端などに生え、湿り気と日陰を好む。

ふつう高さ2~4m、樹皮は赤褐色または暗褐色、本年枝は緑色または赤みを帯びた緑色。

雌雄別株、葉の展開前に開花し、長さ4~10cmの穂状花序が垂れ下がり、雄花序は長く、雄花は淡黄色、雄しべは8個、雌しべは雄しべより少し短い。

雌花序は短く、雌花は淡黄緑色、雌しべは花の外へ出、雄しべは退化して短く、花は長さ6~9mmの鐘形。

花弁は4個。萼片は4個、外側の2個は小さく、内側の2個は大きくて花弁状。


トウゲシバ(峠芝)

2015年04月02日 | その他

いつもの山裾散歩道、緑濃い日陰の斜面にスギゴケを大きくしたような草??を見付けた。

よく見ると茎に一杯実の様な物を付けている。

早速検索・・・見つけたのが「トウゲシバ」というシダ植物・・・・杉の赤ちゃんのように見え、実だと思ったのは胞子嚢らしい。

撮影20143.20

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ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属:常緑シダ植物

各地の林床に群生し、スギの幼苗に似る。茎は地表で短く斜上して、直立する。

葉は倒披針形~長楕円状披針形、下部は短い葉柄となり、縁に不整な鋭鋸歯がある。

胞子嚢群は上部の葉腋に1個ずつつき、黄色に熟して横に裂けて胞子を出す。

茎の上部に無性芽ができ、これが落ちて新植物となる。胞子期は7~9月。


アオキの花

2015年04月01日 | 3月の花

結構うまく撮影出来たので画像の再UPです。

花弁??のエンジ色部はビロードの様な感じですがそれが上手く出てないですが・・・

昨日の日曜日朝、八幡の石清水八幡参道でアオキに花が咲いてるのに出逢った。

少し前から河川敷竹藪から顔を覗かせるアオキに花芽が吹き出しているのは何度も見て・・・

そろそろ花時なのだなあと思って気を付けていたのだが

 今年初の青木の花は竹やぶのに囲まれた薄暗い参道・・・・思わず光量不足のスローシャッターでブレブレ・・

撮影2015.3.15/3:22/3.25

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アオキ科アオキ属

上部でよく枝分かれし、高さ2~3m、直径6cmほど、樹皮は緑色で灰褐色の細い溝があり、横長の皮目がある。老木は灰褐色で、縦に細かく裂ける。

葉身は長さ8~25cm、幅2~12cmの卵状長楕円形、先端はとがり、基部は広いくさび形、縁の上半部に粗い鋸歯がある。

質は厚く、表面は深緑色で光沢、両面無毛、乾くと黒くなり、葉柄は長さ1~6cmで無毛。

雌雄別株、前年枝の枝先に円錐花序をだし、紫褐色の小さな花を多数つけ、雌雄とも花は直径約1cm、花弁は4個、長卵形で先端は鋭くとがる。

雄花には雄しべが4個あり、葯は淡黄色、雌花は中央に花柱があり、雄しべはない。