木津川河川敷、近頃ではうんと数を減らしたワンド (湾処)縁の斜面に群生。
花房?を垂れているとは言え、これが花なのか?実なのか解りづらい。
田舎者の僕にはほの垂れ下がった粟の穂に似て見える。
撮影2014.5.30
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カヤツリグサ科 : スゲ属
丘陵~山地の川沿いや砂防ダム内の湿地、湧水のある斜面に生育する多年草。
日なた~半日陰を好む。
根茎は短く叢生する。基部の鞘は葉身を欠き、濃褐色で硬く糸網を生じ、葉は幅4~8mmで、著しくざらつく。
花茎は高さ40~60cmになり、著しくざらつき、小穂は4~7個がやや接近してつく。
頂小穂は通常雄性で、長さ4~10cmの線形、側小穂は雌性、円柱形で長さ4~10cm、下方のものは下垂する。
雌鱗片は淡緑色、倒卵形で凹頭、または円頭で短い芒があり、果胞と同長かやや短い。
果胞は広卵状楕円形で長さ2~2.5mm、平滑で無脈、嘴は短く、口部には短い2歯がある。