いつもの野面散歩道、稲田の中に何やら見覚えのない極小花を発見。
これに良く似た葉はいくらも見かけるが、こんな白い小さな花を付けて居るのは初めて・・・
花径約5mにも満たない白色五弁花・・・・小さい小さい花なので撮影がかなり困難
草丈約10cmほど、細い葉が対生、葉の脇に花を付けているが、そのほとんどが閉鎖花らしく開かない侭のものが多いとか・・
開発や農薬使用による生育条件の悪化で数を減らし、絶滅危惧 II 類。
撮影2015.8.13
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ゴマノハグサ科オオアブノメ属
北海道から九州にかけて分布し、低地の水辺や湿地、水田などに生える1年草です。
柔らくて太い茎は下部が少し這ったのち直立し、草丈は10~20センチほどになります。
多肉質で先が尖った広線形の葉が対生し、葉腋に唇形の白い花をつけます。
花冠は筒形で長さ4~5ミリ、多くは閉鎖花で花は開きません。
果実は球形で、和名はこれを虻の目に例えたものです。
開発や農薬使用による生育条件の悪化で数を減らし、環境省のRDBでは絶滅危惧 II 類。