センニンソウと良く似た花を咲かせるボタンヅル・・・
センニンソウは河川敷の荒地などでも繁茂してるがボタンヅルの方は山に行かないと見ることはない。
四枚の白い花弁に見えるのは萼片で花弁は無く、長い多数の雄蕊と中心に雌蕊が筒状に集って居る。
その萼片よりシベの方が良く目立つボタンヅル・・・・
因みにセンニンソウは蘂よりも四枚の萼片の方がよく目立つから間違うことはない。
撮影2015.8.11
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キンポウゲ科センニンソウ属
本州~九州の日当たりのよい山野に生え、葉は1回3出複葉、鋸歯がある。小葉は広卵形で長さ3.5~7cmの広卵形で、先は鋭くとがり、不ぞろいの鋸歯がある。
花は葉腋に多数、萼片は花弁状で4個あり、十字形に平開し、そり返る場合もある。
萼片の外側には白い毛があり、そう果は長さ約4mmの卵形で、開出毛がある。
そう果の先には花のあと1~1.2cmほどにのびて羽毛状になった花柱が残る。