里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ハダカホオズキ(裸酸漿) 

2014年11月02日 | 10月の花

たまに出掛ける奥山道で、イヌホウズキをに良く似た草姿の枝に、全く違う花を付けてる草に出逢った。

どうも一見帰化植物の様にも見えるが・・・まさかこんな山奥に帰化植物でもあるまいとバシャバシャ・・・

ありのままに上から見てると花など付いて無さそうに見えるが、枝を持ち上げ葉裏を覗くと、淡褐色の小さな五弁花がポツポツ咲いてた

 

花径7~8mm、花弁は外側にそっくり返り、大きいシベが5本突き出している。

早速帰って検索すると「ハダカホウズキ」・・・・

検索で見た赤い実が綺麗なので後日また出かけて赤い実の写真を撮って来た

 

 長い果(花)序の先に真っ赤な「小さい裸電球」・・・裸電球など最早見たことの無い人の方が多いかも・・・

撮影2014.10.15:2014.10.26

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ナス科ハダカホオズキ属

山間の林道沿いや藪などに生える、草丈60㌢~1㍍の多年草。

葉は卵状長楕円形~長楕円形で長さ8㌢~18㌢、先は尖り基部は狭まって短い柄がり全縁で無毛。

葉腋から2個~4個の花柄をだし、淡黄色で花冠の直径約8㍉の花を下向きにつける。

花弁の先端は5浅裂し、裂片は反り返る。萼は浅い皿状で、先は平たくなり分裂しない(ホオズキのように萼が果実を包まない事が名前の由来)。

果実は液果で直径8㍉~1㌢、やや縦長の球形で緑色から晩秋に赤く熟す。